農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?

今回の記事では、以下のことがわかります

この記事を書いている私、しばさくは、家庭菜園歴7年目突入中の現役農家妻です。
我が家で管理している土地にゆずが結構植わっていて、毎年11月ごろは収穫に追われています。
収穫事態は楽しい作業なんですが、いかんせん危険がいっぱいなので、注意が必要なのです。
「え?収穫するだけなのに、何が危険なの?」
今回の記事では、ゆず収穫に潜む危険と、安全対策、そして収穫した実の活用方法までご紹介しますね。
もくじ
【危険】ゆずの収穫は怪我が多い【とげ】
ゆずは収穫中に怪我をしやすい作物です
理由は、ゆずにたくさん生えている「とげ」のせいです。
ゆずのとげは他の柑橘系果樹と比べても、かなり鋭くかたいです。
そして、とげの量も多いんです。
軽くゆずの枝の中に手を入れただけで、絶対にとげに触ってしまいます。
そしてこのとげの厄介なところは、量だけではありません。
皮膚に刺さると、とげのさきっちょが皮膚の中に残ってしまいます。
その残ったとげのせいで、傷口が炎症を起こすこともあるのです。
収穫に一生懸命で気づかずに、家に帰ったらあちこち傷だらけということは、ゆず収穫あるあるです。
ゆず収穫後に美容院へいくと、頭皮が傷だらけだったという話も聞いたことがあります。
皮膚だけならいいですが、これが目に入ったら…と思うと、用心しなきゃって思いますよね?
また、ゆずの木付近に枯れ枝が落ちているときも要注意です。
気づかずに踏んでしまうと、枯れ枝に残っているゆずのとげが靴底を貫通して足の裏に刺さることもあります(経験者)。
こうなるとめっちゃ痛いです。
手が多少傷になってもよほどのことがない限り普通に生活できますが、足の裏にとげが刺さると歩くと痛いです。
ゆずの収穫をするとき、ゆずの木がたくさん生えている場所に入る時は、とげには十分に注意してください。
【怪我予防】ゆずの安全な収穫方法
ゆずの収穫はとげの怪我と隣り合わせというのは先に書きました。
じゃぁ、どうすれば安全に収穫できるのか?
怪我や痛みを極力さけるのであれば、高枝切りばさみを使うのが一番安全です。
幹に近い部分や、枝やとげが込み合っている部分に手を突っ込まなくても収穫できます。
デメリットとしては、収穫スピードが遅くなることです。
ゆず農家みたいに、広大な土地で大量に収穫するわけではないのであれば、多少時間がかかっても高枝切りばさみを使うのが安全でしょう。
ゆずの実がついている枝のなるべく細い部分を高枝切りばさみで枝ごと切り取って地面に置きます。
その枝から、実だけを回収しましょう。
この回収作業も、必ず手袋を着用することを強くおススメします。
軍手よりも、分厚くて布の密度が高い手袋がいいです。
軍手は織目が荒いので、ゆずのとげが遠慮なく刺さります。
一番いいのは、バラのお手入れ用の手袋ですね。
しかし専用の手袋はお値段が結構張るので、分厚めの作業用手袋が現実的でしょう。
残った枝は、ゆずの木の根元にまとめておきます。
とげが残った枝をその辺に放置すると間違って踏んでしまうことがありますので、枝の処置には注意してください。。
ゆずのとげは、枯れてもその威力は衰えません。
長靴の底を余裕で貫通するぐらいの破壊力を持っています。
気を付けてください。
かくいう我が家でも、柚子収穫は高枝切りばさみで枝ごと切り取る担当と、ゆずの実を回収する担当と二人体制でやっています。
ゆずも含め柑橘系は、実と枝がくっついている軸の部分をキレイに取り除く必要があります。
軸が残っていると他の実を傷つけてそこから腐ってくるからです。
【おいしい】ゆずの活用方法3選
ここ近年、ポン酢やアイスクリーム、柚子茶などゆず関連の商品が人気ですよね。
海外でも人気があるそうで、輸出量も増えているのだとか。
しかしご存じのように、柚子は酸っぱいのでそのまま食べることはしません。
じゃぁ、どう使うの?
ご家庭でできるゆずの活用方法は、主にこの3つ
①お風呂に入れる
②絞る
③皮ごとつかう
順番に見ていきましょう
①お風呂に入れる
日本では冬至に柚子風呂に入る文化がありますよね
別に冬至じゃなくても、ゆずがあるなら普段からお風呂に入れて楽しんでみましょう。
よりゆずエキスを抽出するには、ゆずに切り込みをいれて湯船に投入するといいですよ
②絞る
ゆずの果汁を絞って活用するのもおススメです。
ゆずの果汁は、ポン酢やドレッシングにプラスしたり、焼き魚にかけても美味です。
絞り方は、柚子を縦半分に切って絞り器で絞るだけです。
たくさん絞る場合は、ジューサーなんかがあると便利ですね。
我が家でも電動のジューサーを使って、1年分のゆず果汁を絞って保存しています。
ゆず果汁のみでも冷蔵保存であれば半年は余裕でもちます。
より長期間保存するのであれば、冷凍保存がおススメです。
もしくは、少し薄まりますが、ゆず果汁と同量のお酢を入れても保存期間が長くなります。
1年は余裕で冷蔵保存できるようになりますよ。
③皮ごとつかう
無農薬のゆずであれば、皮ごと使って保存食をつくるのもおススメ。
カンタンなのは、マーマレードです。
ゆずの皮を薄くスライスして水に半日さらしてから煮ると、色がキレイになりますよ。
また、ゆずの皮だけを冷凍保存して、料理のアクセントに使うのもおススメです。
お手製のつみれに入れたり、茶碗蒸しの飾りにしたり、酢の物入れたり。
冷凍で半年は風味も落ちずに保存できます。
レシピは他にもCOOKPADにたくさん載っていますので、参考にしてください。
まとめ
ゆず収穫はとげが鋭いので怪我に注意してください。
安全にゆずを収穫するには、高枝切りばさみが効果的です
収穫したゆずは、ゆず湯にしたり絞ったりといろいろ活用できますので、ぜひ挑戦してみてください。
最後までご覧くださりありがとうございました。