農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
「梅仕事ってやったことないけど、めんどくさいイメージ」
「やってみたいけど、梅仕事のやり方がわからない」
「カンタンな梅の活用方法を知りたい」
今回の記事では、以下のことがわかります
- 梅仕事がめんどくさいっと思われている理由
- 梅仕事のやり方
- 梅のカンタンな活用術
この記事を書いている私しばさくは、家庭菜園歴8年目の現役農家妻です。
今では毎年梅仕事を好んでやっている私ですが、田舎暮らしをして初めて梅を手にしたときはどうしていいかわかりませんでした。
というかぶっちゃけ「めんどくさい」と思っていました。
しかし、やってみるとこれが案外楽しいんですよ。
今回の記事では、梅仕事をめんどくさく思う理由や梅仕事の基本、梅のカンタンな活用術をご紹介します。
毎年梅の季節にめんどくさくて手にできなかったアナタに必見です。
もくじ
梅仕事がめんどくさいイメージがある理由
梅仕事と聞くとどうしても「めんどくさい」「ややこしそう」というイメージが付きまといます。
それはなぜなのか?
私なりに考察してみました。
めんどくさい理由考察①わざわざ加工しないといけない
梅という果物はそのままでは食べられません。
厳密に言えば食べられはしますが(食べた経験あり。)お世辞にも美味しいとは言えない味です。
とにかく酸っぱくてしぶい。
私たちは「果物=そのまま食べる」というイメージを持っているので、わざわざ手を加えないといけない梅に対して「めんどくさい」と思ってしまうのでしょう。
めんどくさい理由考察②扱いを丁寧にしなくちゃいけない
梅仕事のレシピを検索すると、
「梅を丁寧に扱いましょう」
「傷をつけないようにしましょう」
やたら丁寧な仕事を求められます。
梅仕事初心者にとって、注意事項が多いのがめんどくさいと感じる一因と思われます。
めんどくさい理由考察③防腐や殺菌がむずかしそう
梅仕事のやり方を見ていると必ず登場するキーワードがあります。
それは「殺菌」「除菌」です。
梅を漬けるには最低でも1か月はかかりますので、その間に腐ったり菌が湧いたりすることが多いためです。
しかし、梅仕事初心者からすると、やれ殺菌に煮沸だとか大げさに感じるため、めんどくさいとおもうのかもしれません(私もそうでした。)
めんどくさいイメージのある梅仕事ですが、ぶっちゃけ「防腐」に気を配ればなんとかなります。
要は
- 「傷アリの梅は使わない」
- 「梅にも容器にも防腐を施す」
ことを徹底すれば、梅仕事初心者でも案外カンタンに梅を活用できちゃうんです。
「梅仕事に興味がわいてきた、初心者でもできるやり方を知りたい」
そのやる気はとても素晴らしいです
次セクションでは初心者向けに梅仕事のやり方をご紹介します。
【初心者向け】梅仕事のやり方【基本】
ここからは、梅仕事初心者向けに、梅を処理する手順をご紹介します。
といっても、難しいことはありません。
注意事項を守りつつ3ステップで完了です。
(ここでいう「梅仕事」とは、梅を加工する前段階の処理のことです)
梅仕事ステップ①梅を洗う
まずは使う梅を洗います。
ボウルや桶に梅を入れて水を張り、流水でジャバジャバ洗います。
必要以上に丁寧に洗う必要はありませんが、梅の実同士をこすりつけるような洗い方はやめましょう。
汚れを見つけたら、指でふき取る程度でOKです。
梅仕事ステップ②梅を乾かす
洗った梅を乾かします。
干しザルやタオルの上に広げて陰干しします。
ここでの注意事項は、乾かしてつい分をきっちり取り去ることです。
湿ったり濡れていると、漬け込んだ時に腐る原因になります。
時間に余裕をもって、数時間陰干し放置状態でOKです。
梅仕事ステップ③ヘタを取る
梅が乾いたら、ヘタを取っていきます。
ヘタが残っていると腐る原因になるので、すべての梅をチェックします。
おそらく梅仕事・下処理でこれが一番めんどくさい場面でしょう。
逆に言えば、ここさえクリアできれば梅の下処理は制覇したといっても過言ではありません。
注意事項としては、ヘタを取るついでに、傷のチェックもします。
小さな傷であれば、ナイフ等で取り除きます。
傷が大きかったり、腐りかけているものは使いません。
(梅干しを作るとなると実を切るのはよくありませんが、梅酒や梅シロップを作るのであれば多少実を削っても大丈夫です。)
3ステップで完了したら、あとはあなたのお好みの方法で漬けるだけです。
「なんか出来る気がしてきた!下処理した梅の使い方も知りたい」
次セクションでは、初心者でもカンタンにできる梅の活用術をご紹介します。
【初心者】梅の活用方法【難易度】
ここからは梅仕事初心者向きの、
梅の活用術を3つ、難易度順にご紹介します。
どれもカンタンにでくるものばかりですので、あなたのお好きなレシピにチャレンジしてみてください。
梅の使い方①らっきょう酢漬け(難易度☆)
一番かんたんな梅の使い方は、らっきょう酢漬けです。
梅を入れた容器に、ヒタヒタにらっきょう素を注ぐだけです。
面倒な計量もいりません。
目分量で作れるので難易度は☆ひとつです。
1ヶ月ほどで食べられます。
梅の使い方②梅サワー/梅シロップ(難易度☆☆)
次にかんたんなのは、梅サワーや梅シロップです。
梅シロップは、梅と砂糖を容器にいれて寝かせばできます。
梅サワーは、梅シロップの材料にお酢をプラスするだけです。
梅と砂糖(とお酢)を1:1(:1)で計量して容器にいれて1ヶ月ほどで出来上がりです。
計量の手間があるので、難易度は☆ふたつです。
出来上がったシロップは、夏の暑い日にソーダ割りすると美味!
体がスッキリしますよ。
梅の使い方③梅酒(難易度☆☆☆)
梅といえば、自家製梅酒を想像する方がおおいでしょう。
基本的には梅サワーを作れるなら、梅酒もなんなく作れます。
基本分量は梅1キロ+砂糖1キロ+酒一升(1.8リットル)です。
使う酒の度数は20%以上であればOKですが、梅の味を最大限に引き出すならホワイトリカーがベストだと個人的には思ってます。
飲めるまでに半年以上寝かす必要があるのと、お酒はこだわりだすと沼にはまるため、難易度は☆3つにしました。
まとめ
梅仕事がめんどくさいのは、わざわざ加工しないといけなくて、かつ防腐・除菌似も気を付けないといけないからです。
梅仕事・下処理のやり方は①洗う②乾かす③ヘタを取る、のカンタン3ステップです。
梅のカンタン活用術は、①ラッキョウ酢漬け①梅シロップ/梅サワー③梅酒、です。
どれも梅仕事初心者でも手軽にできるものばかりです。
ぜひこの機会にチャレンジを考えてみてください。
あなたの家庭菜園が充実しますように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。