
どうも、しばさくです。
風の寒さが緩んでくると
さまざまな雑草が芽生えてきます
代表的な雑草が「カタバミ」
このカタバミ、ぶっちゃけしぶとい雑草です
なかなか絶えません
もくじ
そもそもカタバミとは?

カタバミはカタバミ科カタバミ属の多年草です
漢字で書くと
「酢漿草」
「片喰」
などと書きます
みっつあるハートの葉っぱが特徴的なので、クローバーの仲間かと思いきや、違う品種です。(クローバーはマメ科)
カタバミはめっちゃ増える

カタバミが園芸ユーザーや農家に嫌われる理由は、その繁殖力です。
黄色い花を咲かせてできる実から取れる種から増えます。
さらに、地中で根っこを広げてそこからも生えてきます。
上からも下からも、ダブルで増える雑草なのです。
ちょっぴりで根っこが地中に残っていると、気付けますもっさりカタバミコロニーが出来上がります。
種も厄介です。
しっかり熟した実は触れるだけで爆ぜて種が飛び散ります。
その飛距離は、1メートル以上というから驚きです。

そりゃ、増えるわ、カタバミ。
飛んでくる種が危険

カタバミの種は、実に触れるだけで爆ぜて飛び散ります。
気をつけないといけないのは、そのとんだ種が目に入ることがあるということです。
私も何度も経験しています。
特に、カタバミが強く生育する春から夏の草引きには要注意です。
草引き中、カタバミの完熟果から種が飛んできます。
低い体制で草引きする際は、防護メガネしていると安心です
名家には愛されたカタバミ

しぶとく蔓延る厄介な雑草カタバミ
しかし、古い名家には愛されていたようです。
それは「家紋」
カタバミをモチーフにした家紋を使う家が多いのです。
有名どころで行くと、長宗我部家(土佐)、酒井家(徳川の譜代大名)などが知られています。
カタバミは一度生えるとなかなか駆除できないことから、「家が絶えない」「子孫繁栄」等の縁起担ぎとして用いられてきたようです。
そんなカタバミを駆除する一番のポイントは
「見つけ次第引っこ抜く」を繰り返すことです
一度引いただけではすぐに再生します。
なので、根気よく、気づいた時に引くようにしましょう。
この記事があなたの家庭菜園のお役に立ちますように。
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