
農家妻しばさくです。
ご覧くださりありがとうございます。
オクラには蛾の幼虫等の害虫が葉っぱを食害します。
薬剤散布をあまりしたくないので、日々補殺に勤んでいます。

そんなの時に見つけたのが、「捕食者」でもある「地蜂」でした。
地蜂は、葉っぱを巻いて食害するメイガの幼虫を捕まえて持ち去って行ったのです。
ビバ、地蜂!

もくじ
【家庭菜園】地蜂とは?【クロスズメバチ】

地蜂とは、クロスズメバチです。
スズメバチの仲間なので、肉食です。
体長は2センチに満たない、スズメバチにしては小さめな種類です。
働き蜂は狩りにでて、昆虫を捕獲して、肉団子状にして巣に持ち帰り、幼虫の餌にするそうです。
捕獲する昆虫は多岐にわたるようで、その中には蛾の幼虫も含まれます。
そう、オクラにつくメイガ幼虫は、地蜂の格好の餌なのです。
ちなみに、スズメバチという名前がついている地蜂ですが、性格は比較的穏やかなようで、こちらから何もしない限りは滅多に刺されることはありません。
しかし、こちらが攻撃したり、ちょっかいをかけたり、巣に近づいたりすると刺される危険性が上がります。
特に巣には近づいてはいけません(経験者です。)
地蜂のことが詳しく載っているサイトがこちら↓
https://meetsmore.com/services/honeycomb-removal/media/83960
【家庭菜園】地蜂をオクラの害虫駆除に利用するには?【人為的には無理】

ここまでくると気になるのは、オクラにつく害虫(メイガの幼虫など)を地蜂に捕獲してもらうにはどうすればいいのか?でしょう。
結論から言いますと、人為的には無理です。
ミツバチならいざ知らず、流石に地蜂を飼うこと無理です。
なので、自然任せになってしまうでしょう。
なるべく地蜂や、いわゆる「捕食者」と呼ばれる、肉食昆虫を来させやすい環境を畑に作る工夫をすることで、地蜂が狩りに来る可能性は上がるかもしれません。
例えば、なるべく「殺虫剤」系の農薬は控える。
ソルゴー等の緑肥を植えて捕食者を寄せ付ける。などです。
まとめると…

地蜂は、オクラを食害するメイガ幼虫をハントしてくれる有能な「捕食者」です。
しかし、あくまでもスズメバチの一種なので、ちょっかいをかけてはいけません。
(刺されます)
この記事があなたのお役に立ちますように。
レッツ園芸!エンジョイ園芸!
前回のマンガ
次のマンガ
家庭菜園初心者向けの記事