
農家妻しばさくです。
ご覧くださりありがとうございます。
この記事を書いている10月上旬は、冬野菜の種まきが最盛期です。
秋から始める野菜作りは、雑草が勢いを弱めるので管理も容易く、作りやすい季節です。
そして、冬野菜は種から育てられるものが多いという特徴があります。
しかし、ここでひとつ問題が発生します。
種が余る

あなたは、冬野菜の種が余ったら、どうしていますか?
もくじ
【家庭菜園】種が余った!対処法は?【冬野菜】

種が余った時にする対処法は、大まかに4つあると思います。
①なるべく密に種をまく
②友人知人にあげる
③畑を増やす
④次シーズンまで保管
それぞれの解説はこちら
①なるべく密に種をまく
密集してまくことで種の消費につながります。
まいた分だけ発芽したら、間引き菜がたくさん食べられますね。
しかし、たくさん種をまくということは、それだけたくさん芽が出るということです。
密集した芽を間引くのって、めんどくさいしやりにくいので、ほどほどがよいのですが…
②友人知人にあげる
友人や知り合いに畑や家庭菜園をやっている方がいたら、分けてあげると喜ばれることも多いです。
しかし、家庭菜園ユーザーであれば、すでに同じ種を持っている可能性が高いです。
作物被りですね。
③畑を増やす
種が余るなら、いっそ育てる場所を増やすというのも手です。
しかし、田舎で土地が余っているならいざしらず、貸し農園やベランダ菜園等であればスペースが限られているので現実的ではありませんね。
運良くすぐに借りられたとしても、そこから耕して施肥等準備をしていたら、まき時期を逃してしまいます。
現実的な案ではありません。
④次シーズンまで保管
余った種は冷蔵庫で保管が可能です。
次シーズンに余った種をまくようにすれば、種代の節約にもなりますね。
しかし、冷蔵庫に入れた余り種は、忘れてしまうことや冷蔵庫内で迷子になることが多いので注意が必要です。
昨年の余りをすっかり忘れて新しい種を買う…ということは頻繁にあります。
また、種には使用期限があるので早めにまききるのがおススメです。
冷蔵庫にて保管する場合は、わかりやすく専用のタッパー等に入れておくと良いでしょう。
【家庭菜園】種の消費期限が過ぎたらどうなるの?【発芽率低下】

先にも解説したように、種には使用期限があります。
種袋の裏に記載されている日付までに種をまくと、種苗メーカーが提示している発芽率が期待できるのです。
では、期限を過ぎた種はどうなるのか?
結論、発芽するし普通に育ちますが、発芽率が下がります。
例えば、ダイコンは発芽率80%程度と書かれていることが多いですが、期限を過ぎると、それが70%になったり、さらに低くなったりとかします。
でも、芽が出るのもあります。
個人的な肌感では、期限を一年ぐらい過ぎても普通にいける印象です。
ちなみに5年ぐらい前のナバナの種を使った時は、流石に発芽率が大幅ダウンしました。
これはあくまでも私個人的な見解なので、期限内に使い切るのがベストではあります。
使い切るなら、プランターでベビーリーフ栽培がおすすめです。
種まき後早い収穫なので、密に種をまいても管理する期間が短くて、種の消費にも役立ちます。
小さめのプランターでキッチン菜園なんかもおしゃれですね。
まとめると…

使いきれずに余った種は、冷蔵庫保管がベター。
でもなるべく期限内に使い切りたいものです。
この記事があなたのお役に立ちますように。
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