農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
「猫草が家猫には良いって聞くけど、どんな植物?」
「猫草って自分でも育てられるの?」
「猫草の育て方を知りたい」
今回の記事では、以下のことがわかります
- 猫草は猫が毛玉対策等に食べるイネ科の植物
- 猫草は自分でも簡単に育てられる
- 猫草の育て方
この記事を書いている私しばさくは、家庭菜園歴8年目の現役農家妻(愛猫家)です。
突然ですが、我が家には猫がいます。
そして猫草が大好きです。
猫を飼い始めた頃はは育ったものを購入していましたが、だんだん間に合わなくなってきたので、いつのころからか自分でで育てることにしています。
「え、猫草って何?育てられるの?」
という意見があるかと思いますので、今回の記事では猫草について深掘りしました。
【おうち栽培】猫草って何?どんな植物?【イネ科】

猫草とは、猫が好んで食べるイネ科の植物です。
「猫草」という名前や品種の植物ではありません。
一般的に猫草として使われている植物は「エン麦」が有名です。
エン麦といえば、農業では緑肥(育てたものを肥料として土にすきこむ植物)としてよく使われます。
かなり大きくなる植物ですが、ネコは固すぎる葉っぱは食べられません。
発芽して少し経った、柔らかな新芽を食べるのです。
ちなみに猫が好んで食べるイネ科植物はエン麦だけではありません。
身近なものでいえば、猫じゃらし(エノコログサ)やハーブのレモングラス等の柔らかい葉っぱを好んで食べる猫もいます。
余談ですが、ネコが猫草を食べる理由は解明されていないそうです。
しかし猫草を食べる猫の多くは、グルーミングで飲み込んだ自分の毛を吐き出しやすくなっているようです。
そして猫草は、市販で育ったものを買うとなると、結構なお値段がします。
小さめな植木鉢サイズでもヘタすれば500円とかします。
購入した猫草がしばらくもつといいのですが、猫がかじってしまうと猫草の寿命が短くなります。
特に猫草が好きな猫だったら、猫草を切らせてしまうとストレスがたまったり、体調やお通じが悪くなったりすることもあります。
「頻繁に買い替えるとなると、お財布がキビシイ…」
そんな時はおうち栽培がおススメです。
「でも、自分で育てるのって難しかったり、逆にお金がかかったりしないの?」
っていう疑問があるかと思います。
大丈夫です。
上手におうち栽培すれば、育ったものを購入するよりずっとお安く作ることができるんです。
次セクションでは、猫草を育てる方法についてご紹介します。
【おうち栽培】猫草を安くカンタンに育てる方法

「うちの猫、猫草好きなんだけど、良く食べるから購入が追い付かない」
そんなあなたに朗報です。
猫草は安くカンタンに自分でおうち栽培できます。
まず安く育てるポイントを3つご紹介します。
安く育てるポイント①材料はDAISO
猫草を育てる最良はすべて100均店DAISOで揃います。
猫草をおうち栽培するのに必要な材料は「種」と「土」だけです。
どちらもDAISOで揃いますし、なんなら猫草のタネはDAISOが一番安いです。(私調べ)
安く育てるポイント②豆腐の容器
猫草をおうち栽培するとなると、育てる容器が必要です。
小さめな植木鉢やプランターでもOKですが、サイクルが早い猫草栽培に我が家で使っている容器は「豆腐の容器」です。
軽くて丈夫だし、豆腐を購入すればもれなくついてくるので、実質タダ(無料)です。
水が底でたまらないように、我が家では豆腐の容器を2枚重ねて、うち上の一枚に数か所穴をあけて使っています。
安く育てるポイント③庭やプランターで再生
猫になるべく新鮮な猫草を食べてもらいたいので、、猫草が弱って枯れかけたら通常はゴミとして捨てます。
しかし、まだ生き残りそうな株は、我が家では庭に植えて再利用しています。
100%とはいきませんが、高い確率で復活して、なんなら種までつけています。
復活してきたら、柔らかそうな新芽をちぎってあげています。
種を採種して植えることで、上手くいけば猫草無限ループに突入も夢じゃありません。
上手くいけば、DAISOの猫草種と培養土を使うことで200円で4~6回は育てられます。
かなり経済的です。
続いてカンタンに育てるための方法です。
猫草のおうち栽培は①土と種を容器に入れる②水をかける③育つのを待つ、のカンタン3ステップです。
ステップ①土と種を容器に入れる
容器に土を入れ、種をいれ再度土をかぶせます。
ステップ②水をかける
容器内がしっとりするぐらい、水をかけます。
ステップ③育つのを待つ
あとは育つのを待つだけです。
「なんか自分でもできそう!さっそく猫草をおうち栽培してみたい」
そんなあなたのために、次セクションでは猫草の育て方を実践形式で解説します。
【おうち栽培】猫草の育て方解説【実践】

ここからは、普段私がやっている猫草のおうち栽培を実践形式でご紹介します。
まず材料は、猫草のタネ(DAISO)、培養土(DAISO)、容器(豆腐の空容器を二つ重ねたもの)。
容器の半分ぐらいまで培養土を入れます。
次に種を土が隠れるぐらい敷き詰めます。
最後に種が見えなくなるぐらい土をかぶせます。
終わりに水をあげて、完了です。
あとは育つのを待つだけです。
拍子抜けするぐらい簡単ですよね。
発芽までの期間は、季節によって異なりますが、暖かい季節は4~5日で発芽します。
寒い季節は1~2週間程度かかります。
普段の猫草の消費スピードを見ながら種まきします。
我が家では、猫に与えるぐらい成長したら、次の種まきをしています。
発芽して、草丈が10~15㎝ぐらいになったら、猫に与えるようにしています。
あまり背丈を大きくしすぎても、枯れやすくなります。
水を与えすぎると根腐れします。
土が乾いたら湿るまで与える程度で大丈夫です。
猫に食べつくされて枯れてしまった猫草は、草の部分をもって引っこ抜けばすっぽりとれます。
再生のために庭やプランターに植えなおすもよし、燃えるゴミとして捨てるもよし。
まとめ
猫草は猫が好んで食べるイネ科植物です。
DAISO商品等を上手に使うことで、安くカンタンに猫草をおうち栽培できます。
アナタのおうち栽培がうまくいきますように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。