
農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
家庭菜園で黒豆栽培を成功させたい
黒豆栽培の失敗原因を知りたい
黒豆栽培のコツを知りたい
今回の記事では、以下のことがわかります
黒豆栽培の基本情報
黒豆栽培失敗原因
黒豆栽培成功のコツ
この記事を書いている私しばさくは、家庭菜園歴9年目の現役農家妻です。
2022年、初めて黒豆栽培に失敗しました。
実が莢に全く入ってなかったのです。
悔しかったので、成功のコツや失敗原因なんかを調べたので、ここでシェアしたいと思います。
あなたの黒豆栽培の参考になれば幸いです。
では見ていきましょう。
もくじ
【家庭菜園】黒豆栽培の基本情報【初心者向け】

まずは、黒豆栽培の基本情報をご紹介します。
黒豆(くろまめ)は、ダイズの品種のひとつ。黒大豆(くろだいず)、ぶどう豆とも呼ぶ。
Wikipediaより
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E8%B1%86
種まきは3月〜6月
栽培は、地植え・プランターどちらでもOK
開花は7〜8月
収穫は10月〜12月
黒豆は家庭菜園初心者でも比較的収穫まで持っていきやすい作物です。
根っこに「根粒菌」というマメ科特有の菌が生息するため、元肥も少なめでOK
よほどのことがない限り、多少なりとも収穫まで持っていける作物だと思います。
とはいえ、私は家庭菜園歴9年目にして初めて一つも実ることのない大失敗を経験しました。
というわけで、次では黒豆が失敗する原因をまとめました。
【家庭菜園】黒豆栽培失敗の原因まとめ

私が調べた、黒豆栽培失敗の原因は以下の通りです。
肥料が多い
先にも少し触れましたが、黒豆等のマメ科は他の果菜類に比べて肥料が少なめでも十分に育ちます。それは根っこに住む根粒菌のおかげです。そこを考慮せずにたくさん肥料を与えると「つるぼけ」してしまい実らないケースがあります。
肥料が少なすぎる
黒豆は肥料が少なくても育つとは言え、全く肥料がないと逆に花や実をつけないことがあります。特に開花時や着果時はエネルギーを多く使う時期なので、追肥が必須です。
株間が狭過ぎた(密植)
株間が狭いと風通しが悪くなり、病気になりやすいです。また密植は害虫の温床になります。
害虫被害がひどかった
黒豆は虫がつきます。アブラムシ、カメムシ、シンクイムシなどが多いです。
タネを浸水させてしまった
一般的にはタネを浸水させたら発芽率が良くなるとされていますが、マメ科は浸水させると発芽率が下がります。
高温障害
近年、夏に猛暑日が増えています。黒豆は夏に花を咲かせるので暑さは大丈夫な作物ですが、暑過ぎると生育に悪影響が出ます。
【家庭菜園】黒豆栽培成功のコツまとめ

ここからは、黒豆栽培を成功させるためのポイントをシェアします。
元肥は控えめに
先にも触れましたが、マメ科は根っこに根粒菌がいるので、元肥を施し過ぎると窒素過多になりやすいです。なので、植え付け前の土づくりの時は、施す元肥は通常の半分程度で大丈夫でしょう。(1m2あたり化成肥料50g目安)
追肥は必須
元肥は控えめですが、そうすると開花時や着果時に肥料切れで実が入らないこともあります。花が咲いた時と、そこから1ヶ月後2回追肥しましょう。肥料の種類は化成肥料が一般的です。1回目は株元に、2回目は畝の肩にそれぞれ施します。
液肥を施す場合は、葉面散布がおススメです
虫から守る
黒豆は虫にやられやすいです。特に実が入った時にカメムシやシンクイムシに狙われます。一番簡単な対処方法は防虫ネットです。花が咲く前に設置しておくと虫の被害を防ぐことができるでしょう。
株間を確保
どの作物でも言えることですが、株間が狭いと病害虫の温床になります。株間はしっかり確保です。目安は30〜40センチです。密植したら株数が増えてたくさん収穫できそうに思えますが実は反対で、しっかり隣の株とのスペースを確保してあげることで大きく丈夫に育ちやすくなります。
タネを浸水させない
先にも触れましたが、マメ科の種は浸水させません。発芽率が下がるし、下手をすればタネが腐ります。土に含まれている水分だけで発芽しますので、そのまままきましょう。
高温障害対策
近年、夏は猛暑が続く日が増えています。あまりに暑いと黒豆の生育に悪影響です。そんな時は朝の早いうちに冠水・水やりをすると高温被害がマシになるといわれています。間違っても日中に水やりをしてはいけません。地熱で水温が上がり枯れてしまいます。
まとめ
黒豆はポイントさえ押さえれば、比較的簡単に育てることができます。
お正月に美味しい黒豆を食べるため、頑張りましょう。
この記事があなたのお役に立ちますように
最後までご覧くださり、ありがとうございました。