農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
「鎌っていろいろあるけど結局どれがいいの?」
「鎌の種類がいろいろありすぎて見分けがつかない」
「おススメの鎌を知りたい」
今回の記事では、以下のことがわかります
- 鎌には種類がある
- 家庭菜園初心者にオススメの鎌
- 鎌の使い方や注意事項
この記事を書いている私しばさくは、家庭菜園歴8年目の現役農家妻です。
家庭菜園や畑をやっていると欠かせない道具:鎌。
家庭菜園初心者からすれば、どれを選べばいいかわかりませんよね。
用途にあわない鎌を選ぶと、作業効率が落ちて怪我の素にも。
今回の記事では、家庭菜園初心者が知っておくべき鎌のアレコレをご紹介します。
おススメものせますので、お楽しみください。
もくじ
【家庭菜園初心者】最低限知っておくべき鎌の種類

「鎌ってどれでも同じじゃないの?」
と家庭菜園初心者のころは思っていました。
鎌には用途によって種類があるのです。
家庭菜園や農作業で良く使われる主な種類は
- 草刈り鎌
- 草削り鎌
- のこぎり鎌
と3種類がメジャーです。
順番に解説します。
草刈り鎌
文字通り、草を刈るための鎌です。
柔らかい草を刈るのに適している「薄鎌」と、少し硬い葉っぱや茎でも刈れる「中厚鎌」の2種類があります。
草を刈るだけじゃなく、ハクサイやキャベツといった野菜の収穫にも活用できます。
草削り鎌
刃の角度が柄に対して垂直になっていて、土ごと草を削り取りやすい形状の鎌です。
特にねじり鎌は草を削り取るのに便利です。
のこぎり鎌
刃がギザギザでのこぎりのようになっている鎌です。
稲の刈り採りにも良く使われます。
刃のギザギザのおかげで、硬い茎の雑草でもぐんぐん刈れます。
他にも小枝や笹をはらうときに向いている「木鎌」や、立ったまま草を刈れる「大鎌」なんかもあります。
鎌は種類と用途をある程度知っていないと、役に立たないこともあります。
例えば、ススキ等の硬い草を刈りたいのに薄刃を使うと効率が悪い上に刃が傷みかねません。
あなたの菜園スタイルにあった鎌を選ぶためにも、最低限これらの種類や違いは知っておくといいでしょう。
「でも、家庭菜園始めたばかりの初心者にはスタイルなんて定まってないから、どの鎌がいいのか分からない」
という意見があると思いますので、次セクションでは、家庭菜園初心者向けの鎌をご紹介しますね。
【家庭菜園】初心者におススメ鎌3つ【農作業】

ここからは、家庭菜園初心者にオススメな鎌を3つご紹介します。
おススメ鎌①中厚鎌(両刃)
まずおススメしたいのは、草刈り鎌の中でも中厚です。
薄鎌よりも硬めの草でも刈れるのが特徴。
なので、オールシーズン活躍します。
ハクサイやキャベツの収穫にも役立ちます。
中でも両刃が優れものです。
私も持っていますが、両刃だと両方向にむけて草を刈れるので超便利です。
草刈り鎌で迷ったら中厚の両刃がいいでしょう。
おススメ鎌②のこぎり鎌
中厚鎌では刈り切れない太い茎のモノを刈るのに適したのこぎり鎌。
例えば、そろそろ片付けたいなと考えている作物の刈り取りに超便利です。
ナスやピーマン等の果菜類は実をたくさんつけるために茎や枝が太くかたくなりやすいです。
普通の鎌だときれません。
そんな時、のこぎり鎌があると、らくらく切れます。
雑草を刈り取ることもできます。
ただのこぎり刃なので、「切る」というよりは「引きちぎる」イメージです。
春の雑草みたいに柔らかな草だと引きちぎりながら集められるので便利です。
おススメ鎌③ねじり鎌
地面に這うように生える雑草の駆除に便利です。
土ごと雑草を削り取る間隔は腸気持ちイイです。
ねじり鎌の違った先っちょで、細かな草取りや根っこの深い雑草にも活躍します。
「3つとも欲しいけど、そろえるとなると結構な出費になるなぁ」
という意見もあるでしょう。
そんな時は100均で試してみてください。
実は100均の園芸コーナーはここ近年いろんなタイプの鎌が売られています。
「気になるけど高い金額を出して本格的なものを買うにはちょっと…」
という鎌は一度100均のものを買って、自分のスタイルに合うかを試してみるのがおススメです。
私も実際、ねじり鎌とのこぎり鎌はDAISOのモノで試し使いしてハマりました。
一度お試しあれ。
【家庭菜園初心者】鎌の使い方と注意事項

最後に鎌の使い方と注意事項をご紹介します。
「鎌を買ったのはいいけど、使い方がわからない」
という意見があるかとおもいます(昔の私です)。
鎌は間違った使い方をすると事故やケガのもとです。
畑で血を流さないためにも、ぜひご覧ください
鎌の使い方
※草刈り鎌・のこぎり鎌、右利きを前提としてご紹介します。
右手に鎌を持ちます。
鎌の刃は自分からみて左側にくるようにしてください。
刈りたい草を左手で掴みます。
掴んだ左手の下、根元に近い部分に鎌の刃を当てます
そして、引くように切る。
以上です。
鎌の注意事項
- 振り回さない:左右に振り回しても効率が悪いです。引くように切りましょう。
- 周囲確認:数人で作業するときは、他人に鎌が当たらないように気をつけましょう
- 手元に注意:鎌で草を刈るとき、手を切らないように注意する。
- 使った後:使用後は汚れをふき取って、できれば軽く研いで保管します。放置するとすぐに錆びますので注意!
これらをマスターすれば、家庭菜園初心者でも畑で鎌を安心して使えます。
ぜひご活用ください。
まとめ
鎌には主に「草刈り鎌」「草削り鎌」「のこぎり鎌」とあり、用途によって使い分けましょう。
イチ推し鎌は「草刈り鎌(中厚、両刃)」です。
使い方は、やたらと振り回さず「引く」ようにしてきり、周囲や手元に注意して怪我防止につとめましょう。
使用後は汚れを取るだけでも錆び予防になります。
あなたの鎌ライフが充実しますように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。