農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
「雑草がはびこって仕方ない、対策方法が知りたい」
「カンタンで楽ちんな雑草対策方法が知りたい」
「雑草と作物の関係も知りたい」
今回の記事では、以下のことがわかります
- 一般的な雑草対策まとめ
- カンタンで楽ちんな雑草対策
- 雑草は家庭菜園に使える
この記事を書いている私しばさくは、家庭菜園歴8年目の現役農家妻です。
野菜作りをしていると、春から秋にかけて悩まされることの一つが「雑草」ですよね。
ちょっと目を離したら、庭先や畑の畝間が雑草でボーボーになっていることも。
家庭菜園初心者にとっては、挫折の原因にもなる厄介な存在雑草。
「どう対処していいかわからない」
そんな家庭菜園初心者ユーザーのため、今回の記事では、雑草対策について深掘りしました。
【家庭菜園初心者】自分でできる雑草対策まとめ【5つ】

野菜作り、家庭菜園シーズンには、いろんな野菜を育てることでしょう。
雑草が生えていると、見た目も良くないうえに病害虫を引き起こしやすくなります。
また、作物と養分の競合を起こして、うまく実らないことにも。
「しぶとい雑草なんとかしたい」
というわけでこのセクションでは、家庭菜園初心者でも自分でできる雑草対策を5つご紹介します。
雑草対策①手で刈る
鎌などで雑草を刈り取る方法です。
手軽にできる反面、結構体力を使うので広い面積を除草するとかなり疲れます。
雑草対策②草刈り機で刈る
電動草刈り機や動力(エンジン)草刈り機という文明の利器を使って除草する方法です。
広い面積を効率よく刈り取れますが、機械が苦手な人には不向きです。
長時間やると腕や腰が疲れます。
雑草対策③除草剤を使う
市販の除草剤で雑草を枯れさせるという方法もあります。
薬液を薄めて使うタイプは、コスパが良くておススメです。
その際は噴霧器が必要です。
噴霧器は除草剤専用として1台別に用意する方がいいでしょう。
また、除草剤を選ぶときは、農耕地にも使用できるタイプのものを選びましょう。
雑草対策④防草シートを敷く
雑草を生やしたくない場所を防草シートで被うという方法もあります。
敷くだけで長い間雑草が生えにくくなります。
広い面積に敷くとなると、その分コストがかかります。
雑草対策⑤塩をまく
少々乱暴な方法ですが、塩をまくと草が生えなくなります。
しかし、畑や野菜を育てる場所では使用できません。
「ここには未来永劫野菜を育てない」
という決意がある場所なら、やってみてもいいかもしれません。
その場合、塩よりも除草剤の方が効率がいいでしょう。
どれも家庭菜園初心者ユーザーでもできる対策ばかりです。
アナタに合った方法を選んでみてください。
【家庭菜園初心者】こまめに手で刈るのがカンタンで楽ちん【結論】

前セクションで、雑草対策をいろいろ紹介しました。
「結局、家庭菜園シーンで、一番手軽でカンタンな雑草対策はどれなのか?」
という疑問もあるでしょう。
個人的な結論は、「①手で刈る」です。
雑草は刈っても枯らしても、またすぐに生えてきます。
それなら、こまめにその都度刈った方が綺麗を保つのに効果的なのです。
使用する鎌やハサミは、あなたの好きなモノでOK.
と言っても、家庭菜園初心者であれば、これまで鎌など触ったことも持ったこともないでしょう。
実際、ホームセンターで鎌を探すと、たくさんの種類がおいてあるので、鎌選び初めてさんであればどれを選べばいいかわからないのもうなずけます。
家庭菜園を始めて8年目の私が、これまでいろんな鎌を試し的た結果、一番使いやすくて今も使っている鎌があります。
それは、中厚で両刃タイプのものです。
鎌にはいろんな種類があるので迷うかと思います。
刃の暑さによって切れる草の硬さも違います。
私が中厚の葉を選ぶ理由は、生えたての柔らかな草からススキ等の太い茎の草まで幅広い雑草を刈ることができるからです。
草によって鎌を変える必要もなく、その都度何本も用意しなくて済むので、かえって経済的なのです。
そして、刃の付き方にも注目です。
園芸用の鎌の多くは片面にだけ刃がついている「片刃」タイプですが、両面に刃がついている「両刃」にすることで、いろんな方向から切ることができます。
左利きのユーザーでも使えますのでおススメです。
【家庭菜園初心者】雑草は駆逐しない方が良い理由【野菜のため】

これも個人的な意見ですが、雑草は駆逐しない方がいいです。
これまでさんざん草刈りについて語りましたので、矛盾しているようにもきこえるでしょう。
理由は「作物のため」です。
一般的に畑と言えば、雑草がほとんどなく作物だけがキレイに並んで植わっているイメージですよね。
しかしこれは、自然界的にいえば不自然な状態なのです。
草むらを想像してください。
そこには多種多様の雑草がはびこっています。
いろんな種類の植物が共生している状態が、自然界では普通の光景。
そしてそこに集まる虫や微生物も多種多様になってきます。
そのような環境で育てた野菜は、結果1種類しか育てていない場所よりもいいものが収穫できるとさえいわれているのです。
「しかし、雑草ばかりになると野菜が育たない」
その通りです。
なので、雑草を狩るときは「適度」がちょうどいいのです。
具体的には
- 根っこは残す
- また生えてきてもいいやぐらいの軽いノリで草を刈る
- 実際、すぐに生えてきても神経質にならない
- 雑草の勢いが強くなってきたら弱らせるイメージで刈り取る
- 花がついたら刈る(花をつけるとき体力を使うので弱らせるのによいタイミング)
刈って土に落ちた雑草は有機質として土に還り次の作物の養分となります。
家庭菜園の野菜を強く丈夫に育てるために、雑草は「駆逐せず、刈って勢いを弱らせる」感じがちょうどよいと思います
まとめ
雑草対策は①手で刈る②草刈り機を使う③除草剤を使う④防草シートを敷く⑤塩をまくと、自分でできる対策がいろいろあります。
その中でもおススメは、こまめに手で刈るです。
雑草を駆逐させすぎず、弱らせることで土にも野菜にも良い状態を保つことができるとされています。
あなたの家庭菜園が豊かに実りますように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。