農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
「雑草の勢いが半端ない、どうしよう」
「効果のある雑草対策が知りたい」
「雑草対策の注意事項を知りたい」
今回の記事では、以下のことがわかります
- 雑草は放置したらジャングルになる
- 家庭菜園初心者でも実践できる雑草対策
- 雑草対策の注意事項
この記事を書いている私しばさくは、家庭菜園歴8年目の現役農家妻です。
夏の暑い季節、家庭菜園の一番の悩みと言えば「雑草」ですよね。
特に家庭菜園初心者は、勢いを増す雑草に心を折られて家庭菜園を挫折する人も。
今回の記事では、家庭菜園初心者でもできる雑草対策を、私農家妻しばさくの経験をもとに厳選してご紹介します。
注意事項やデメリットも合わせてご案内するので、最後までお楽しみください。
もくじ
【家庭菜園初心者】農家妻が解説!夏の雑草を放置した末路とは?

家庭菜園ユーザーみんなの悩み「雑草」
特に夏場は、刈ってもむしってもちぎっても抜いてもまた生えてくるしぶとい雑草に、頭を悩ませます。
家庭菜園初心者であれば、なおのこと、雑草対策には苦労することでしょう。
「いっそのこと、雑草を放置しようかな。ほら、自然農法とかも流行っているし」
という意見もあるでしょう。
ぶっちゃけ、それはやめといた方が良いです。
雑草を放置すると、畑や庭がまるでジャングルと化します。
まず、何か作物を植えていたら、それがほぼ全滅するでしょう。
次に、夏の雑草は生命力が旺盛なのであたり一面が草ボーボーもまりあます。
すると虫や小動物の温床になりやすいです。
夏場だと、蛇・ハチ・マダニがすみつくかもしれません。
蛇も、普通の蛇だったらまだましで、マムシだと危険極まりないです。
ハチもスズメバチやアシナガバチ、ジバチなど危険な物が多いです。
どのハチも刺されたら即病院受診を推奨レベルで危険生物ですね。
そして近年話題になりつつあるマダニも藪には生息しやすい虫です。
マダニに噛まれるとウイルス感染症になることがあるので、国や自治体からも注意喚起されています。
このように、畑の雑草を放置することで畑が雑草ジャングルになり、危険生物の温床になる危険性が高まります。
それ以前に、雑草ボーボーの家庭菜園は見栄えも悪いですしね。
「でも、夏の雑草対策って大変でしんどい」
という意見も大いにあるでしょう。
次セクションでは、家庭菜園初心者でも実践可能な雑草対策についてご案内します。
【家庭菜園初心者】雑草対策3つ【メリット&デメリット】

ここからは、家庭菜園初心者でも実践可能な雑草対策を3つご紹介します。
ついでにそれぞれの方法のメリットやデメリットにも触れますので、あなたに合ったものを選んでください。
アナタの家庭菜園が草ボーボーになる前に、対策しましょう。
雑草対策①手で刈る
一番手軽な方法が、「手で刈る」です。

草刈り鎌やのこぎり鎌を使って、雑草を片っ端から刈りまくる手法です。
メリットは、小回りがきくこと。
細かな部分は、ねじり鎌や草引き鎌等を使って丁寧に雑草を除去できます。
そして経済的なメリットもあります。
鎌さえあればあとは自分の体力が続く限りできますので、他にお金はかかりません。
デメリットは、広い面積には向かないことです。
省スペースの雑草対策や、日常の草刈りには向いています。
雑草対策②草刈り機を使う

がっつり草刈りをしたいなら「草刈り機を使う」でしょう。
動力を使うので、手で刈るより疲れにくいです。
メリットは、広い範囲の草刈りが出来ること。
そして、手で刈るのとは違って、草刈り跡がキレイです。
デメリットは、機材や維持費にお金がかかること。
草刈り機自体もそんなに安いものではありません。
その上エンジン式草刈り機であればガソリンやオイルが、電動でも電気代というランニングコストがかかります。
また、草を刈るための葉やナイロンコードも消耗品ですので、使うたびに摩耗し減っていきます。
そして、案外力が必要なこともデメリットのひとつ。
草刈り機は案外重いです。
長時間使うと腰や腕が痛くなります。
小回りもききにくいので、省スペースには不向きです。
雑草対策③除草剤を使う

なるべく楽して雑草をなくしたいのであれば、「除草剤」という手があります。
今は農耕地にも使用できる薬剤がたくさん出回っていますので、噴霧器と薬剤があれば手軽に雑草対策できます。
メリットは、とにかく楽なことでしょう。
手刈りや草刈り機を使うのとは違い、体力をほとんど使いません。
噴霧器に薬剤と水を入れて雑草に噴霧するだけで、しばらくしたら雑草が自然と枯れていきます。
デメリットは、やはり安全性でしょう。
農耕地に使えるとはいえ、やはり生きているものを科学的に枯らせるということもあって、積極的に使いたがらない家庭菜園ユーザーもいらっしゃいます。
他にも、除草剤はそんなに安いものでもありません。
薄めて使うので長持ちしてコスパはいいのですが、初期費用としては少々かかります。
また、除草剤を散布するのに噴霧器(除草剤専用として使う)も別に用意しないといけません。
どの方法もメリット・デメリットがあります。
あなたにあうのはどの方法でしょう?
【家庭菜園初心者】雑草対策の注意事項3つ

最後に雑草対策の注意事項をご紹介します。
家庭菜園初心者のうちは、雑草対策にもなれていないことが多いと思います。
どうぞ、参考にしてください。
注意事項①こまめにする
雑草対策は、一度ではおわりません。
雑草が生えてくる季節はずっと行う必要があります。
ボーボーになるまで生やしてから一気に除草するとなるとそれだけ体力や気力を使うことになります。
それをするとぶっちゃけしんどいです。
しんどくなると挫折のきっかけとなるので、あまりお勧めしません。
気になったらその都度軽く鎌で刈る、ちょこっと草を引く等こまめにやることで体も心もしんどさがかなり軽減します。
注意事項②駆逐しようとは思わない
雑草をすべて駆逐しようとは思わないでください。
雑草は生えるものです。
むしろ、生えるのが自然であり、生態系で言えば正常なのです。
「雑草が嫌だから除草剤をきつめに振りかけてやったわ」
と雑草をすべて無くしてしまうと、土壌のバランスが悪くなる恐れもあります。
ボーボーになってなければ、ある程度の雑草は許容しましょう。
注意事項③防御力を高める
手で刈るにしろ、草刈り機をつかうにしろ、除草剤をつかうにしろ、除草活動を行うときはなるべく防御力を高めてから行ってください。
例えば、服装は長袖長ズボンに長靴は標準装備と考えましょう。
草刈り機を使うのであれば、飛んでくる草や小石からガードできるようにゴーグルも必要です。
除草剤をまくのであれば、マスクをするのもおススメです。
夏の暑い時期に防御力を高めるとしんどいですが、虫刺されやケガを防ぐためにもぜひ実践してください。
まとめ
雑草は放置すると草ボーボージャングルになっていろいろ危険だからやめましょう。
雑草対策は①手で刈る②草刈り機を使う③除草剤を使う、の3つが家庭菜園初心者でもできる方法です。
それぞれメリットデメリットがあるので、あなたに合ったものを選んでください。
雑草対策の注意事項は、①こまめにする②駆逐しようと思わない③防御力を高める、です。
あなたの家庭菜園が雑草から守れますように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。