農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
「ふかふか土にしたいけど何をしたらいい?」
「有機質を土に入れる方法を知りたい」
「どんな有機質がいいのか知りたい
今回の記事では、以下のことがわかります
- 土をふかふかにするには有機質を土に入れればいい
- 有機質を土に入れる手順
- 土に入れるといい有機質の種類
この記事を書いている私しばさくは、家庭菜園歴7年目の現役農家妻です。
土がフカフカだと、野菜が健康で丈夫に育ちます。
しかし、家庭菜園初心者のうちは、何をすればいいのか分かりませんよね?
有機質を入れればいいことを知っていても、実際どうやるのか分からないのが普通です。
大丈夫、知ってしまえば案外カンタンなのですよ。
今回の記事では家庭菜園初心者向けに、私も実践している有機質の扱い方をご紹介します。
もくじ
【家庭菜園初心者】畑に有機質を入れる方法【土づくり】

土づくりに欠かせない素材「有機質」
土に入れることで、土壌微生物が増えてふかふかになります。
しかし、知識として知っていても、どうすればいいかわからないかもしれません。
具体的にどうやって土に施すのかを書いている本って、なんかガチ農業本だったりするので、言葉も難しくてよくわからない。
なんてことが私にも覚えがあります。
なのでこのセクションでは、実際に土に入れるやり方を、カンタンな3種類紹介します。
家庭菜園初心者でもすぐに実践できるはずなので、参考にしてください。
有機質を入れる方法①土に混ぜる(すきこむ)
作物を植える畑に堆肥などの有機質を混ぜ込む方法です。
畑を耕すときに一定量入れて空気を含ませるように混ぜます。
手で耕すのがしんどい場合は、家庭用耕運機がおススメです。
うちはHondaのこまめを使ってます
土にすきこむことで、有機質の分解が早くなるといわれています。
有機質を入れる方法②土に積む(堆積)
有機質をすきこむのと違い、ただただ上に積み重ねていく方法です。
耕さないので誰にでもできます。
土と接している部分から徐々に分解が進みます。
ただ、ふかふかになるまで時間がかかります。
すきこむ方法と違って、カチカチの土がフカフカになるまで数か月かかることもあります。
おススメは、作物の根元に刈り取った雑草や堆肥等をマルチのように敷き詰める方法です。
土が見えないぐらい結構分厚く敷き詰めていくと効果が出やすくなります。(経験則)
こうすることで作物を育てながらでも有機質を土に入れることができます。
また、畝間の通路に刈り取った雑草やもみ殻を敷き詰めておくのもおススメです。
雑草除けにもなるし、土と有機質の設置部分から分解もしてくれて一石二鳥です。
有機質を入れる方法③埋める
フカフカにしたい場所を少し掘って、有機質を入れて、埋め戻す方法です。
すきこむよりも分解速度はゆっくりになりますが、土をかけることで土着の微生物(その土にもともと住みついている微生物)を増やす狙いがあります。
入れる有機質は枯草等柔らかめのものがイイと思います。
枯れ木など大きな有機質だと分解に時間がかかります。
埋め戻して黒マルチを敷くとよりいいでしょう。
【家庭菜園初心者】実際に畑に有機質を入れてみた【実践】

ここからは、実際に私しばさくが実践した「有機質を畑に入れる方法」をご紹介しますので参考にしてください。
ピンタレストの画像が続きますが、こちらは私しばさくのアカウントです。
少し前に作業した模様をピンタレストにアップしたものを張り付けています。
この畑は春から甘長を植える予定地です。
少し土が良くないので、植え付け1か月ちょい前に有機質を入れておくことにしました。
入れる有機質は
- もみがら
- 枯草(今回はレモングラスを使用。稲わらでもOK)
- 米ぬか(分解促進のため。微生物を寄せ付ける効果を期待)
これらの有機質を埋めます。
植える予定の畝をくわで掘ります
そこにもみ殻、レモングラスを敷き詰めます
入れる量は土が見えなくなるぐらいにしました。
最後に上から米ぬかをふりかけ
土をかぶせて完成です。
案外拍子抜けするぐらい簡単でしょう?
【家庭菜園初心者】有機質は何が良い?

「土に有機質を入れるのが案外カンタンなのはわかったけど、ぶっちゃけどれがいいの?」
家庭菜園初心者にとって、「有機質」という言葉だけでは何を選べばいいのかわからないと思います。
ここからは私しばさく個人的見解で、おススメ有機質をまとめました。
おススメ有機質①バーク堆肥
比較的手に入りやすい有機質の代表が堆肥です。
中でもバーク堆肥は、木の皮等の植物由来で土壌改良素材として有名な堆肥なのです。
おススメ有機質②雑草
雑草も立派な有機質です。
そして無料素材なので気兼ねなくじゃんじゃん使えます。
乾燥させておくと土に入れても復活しません。
草引きの時は「有機質集め」と思うとしんどさ半減ですね。
おススメ有機質③野菜の切れ端
調理の時に出る野菜の切れ端や皮、根っこ部分も有機質として使えます。
乾燥させてから土に入れる方が腐敗しにくいです。
おススメ有機質④落ち葉
有名な堆肥「腐葉土」の元になる有機質は落ち葉です。
堆肥化しなくても、そのまま土に入れることで土壌改良が十分にできます。
こちらも無料で入手しやすい有機質です。
おススメ有機質⑤稲わら
米農家さんにお知り合いがいたら、稲わらをわけてもらうのもおススメです。
ホームセンターにも売られていますが結構お値段がするので、土に入れる目的での購入はおススメしません。
稲わらが手に入らない場合は、代用品でもOK!
私が前セクションで使ったレモングラスはかなりおススメです。
庭の片隅に植えておけば年々株が大きくなって冬には立派な枯草をもたらしてくれます。
他にはススキの葉っぱ(萱)もおススメです。
土づくりに使う有機質は結構な量を必要とします。
なので、なるべく安上がりなものを日頃から探しておくと、土をふかふかにしたいときに役立ちますよ。
かくいう私も、雑草や落ち葉、野菜くず等を多用しています。
まとめ
土をフカフカにしたいなら、有機質を①すきこむ②積み重ねる③埋める等して土に入れるといいです。
実際やってみると案外カンタンなのでぜひ実践してみてください。
おススメ有機質は①バーク堆肥②雑草③野菜の切れ端④落ち葉⑤稲わらです。
アナタの土づくりがはかどりますように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。