農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
今回の記事では、以下のことがわかります
この記事を書いている私、しばさくは、家庭菜園歴7年目突入中の、現役農家妻です。
自分で作った野菜を自分や家族で味わう
これ以上の贅沢はありませんよね?
特に葉物野菜は、緑色がキレイでテーブルが華やかになります。
でも、めんどくさそう、むずかしそう
失敗したら恥ずかしいしカッコ悪いなぁ
そんなあなたのために、今回の記事では、初心者にこそ育ててほしい葉物野菜「チンゲン菜」のことをご紹介します。
秋から始めて、冬に美味しいチンゲン菜を食べましょう
もくじ
【家庭菜園】チンゲン菜は秋から始めるとめっちゃ簡単な理由3つ【初心者向け】
結論から書きますが、チンゲン菜は初心者向きの葉物野菜です。
そして普通にしていても簡単に育てられますが、秋から始めると失敗確率がぐっと減りますよ。
理由①寒さに強い(暑さにも強い)
チンゲン菜が初心者向けな理由が、気温の変化に強いことです
暑さ・寒さに強いんです。
同じように育てやすいと言われる小松菜ぐらい、イージー栽培です。
春に植えたら、長いと7月まで収穫ができます
秋にまいても、年内いっぱいは収穫できます
理由②秋からは雑草が減る
秋から冬にかけては、勢いのある雑草がぐっと減ります。
家庭菜園で3本の指にはいるぐらいめんどくさい作業の「草引き」の手間がなくなるのは、かなりラクチンです。
初心者が挫折・失敗するおおきな要因のひとつも、「雑草で心が折れる」なのです。
その雑草が少なくなる秋からは、家庭菜園初心者にはとてもうれしい季節なのです
理由③秋からは虫が減る
もうひとつ、秋からの栽培のメリットは「虫」です
作物自体につく虫以外にも、人間を襲ってくる「蚊」「蜂」「アブ」「ブヨ」「ムカデ」などが減ってきます。
家庭菜園はどうしても野外活動なので、虫と隣り合わせ
それが減るのは、作業するのにとてもらくラクチンです。
この3つの理由で、初心者向け野菜の代表チンゲン菜が、もっと初心者向きになります。
でも、葉っぱものの野菜って虫がつくでしょう?と思ったあなた
それ、正解です。
チンゲン菜はアブラナ科なので虫がつきやすいです。
なので、防虫ネットは必須です。
逆を返せば、防虫ネットさえ設置すれば、ほぼ失敗なく長くチンゲン菜を育て、食べられるということです。
チンゲン菜だけじゃなく、葉物野菜を育てるときは、必ず防虫ネットは準備してください。
【家庭菜園】チンゲン菜の育て方【初心者】
チンゲン菜が初心者でも育てて楽しめることが分かったので、続いてチンゲン菜の基本的な作り方・育て方をご紹介します。
これを知っていれば失敗確率が劇的にダウンです。
いつ植える?
先にも少し触れましたが、春まき、秋まきとあります。
今回は初心者向けにもカンタンに作れる「秋まき」でご紹介してます。
中間地:9月~10月中旬
寒冷地:6月~9月上旬
暖地:9月中旬~10月
苗?種?
種から育てましょう
間引き菜も楽しめます
苗を立てることもできますが、ポットを準備して育てて移植するといった手間を考えると種を直まきのほうが手軽です
どこに植える?
畑や花壇等の露地、プランターどちらでもOKです。
プランター栽培の場合は、容量が30リットル程度の大型が作りやすいです。
土は市販の野菜用培養土を使うと便利です。
肥料は?
露地栽培の元肥
化成肥料:1㎡あたり100g
堆肥:1㎡あたり1kg
苗を植える1週間前ぐらいに肥料・堆肥を植える場所に入れて
馴染ませておきます
プランター栽培は、培養土を使うので元肥を入れなくてもOKです。
植え方は?
種を筋まきします。
1㎝の深さの溝をつくりそこに1㎝間隔で種をまきます。
プランターの場合は、種をばらまきしてもOK
種まき後は軽く土をかぶせて、水を優しくたっぷりかけましょう。
お世話は?
発芽して本葉が1~2枚のころに、株間4㎝程度に間引きます。
次に、本葉が3~4枚のころに、株間7㎝程度に間引きます。
本葉が5~6枚のころに、株間を15㎝程度に間引きます。
収穫は?
間引きしながらの適宜収穫となります。
間引き菜は小さい間はベビーリーフとして、大きくなるにつれて鍋やおひたし等普一般的なチンゲン菜と同じような食べ方でOKです。
お好みの大きさまで育てたら株ごと収穫しましょう。
注意事項
虫がよくつきます
アブラナ科なので、アオムシやヨトウムシ、アブラムシ等がよく見られます。
暖かい間に種まきするときは、最初から防虫ネットをしておくと安心です。
【長く楽しむ】チンゲン菜は花が美味しい
初心者のよくある失敗として、育てすぎて花が咲いたということがあります。
いわゆる「とう立ち」です。
こうなるとチンゲン菜は、葉っぱが堅くすじばって、おいしくなくなります。
あー、失敗しちゃった(泣)
と慌てて引っこ抜来たくなりますが、少し待ってください。
実はチンゲン菜は花芽も美味しいのです
チンゲン菜はアブラナ科の植物です。
なので、春には菜の花みたいに黄色くて可愛い花が咲きます。
菜の花みたいに、開花直前の蕾を食べると絶品です。
おひたしや炒め物にして食べると美味です。
私はあえて最後まで収穫せずにおいておき、春が近くなって出てくる花芽を楽しみます。
花芽は大きな株ほどたくさんつきますので、食べごろや収穫時を逃した大きなチンゲン菜はあえて花芽用に置いておくのも良いですね
まとめ
チンゲン菜は暑さ寒さに強い初心者向けの葉物野菜です。
初心者は一番育てやすい「秋植え」にチャレンジ。
もしとう立ちしても大丈夫、花芽も食べられます(しかも美味)
あなたの家庭菜園ライフが充実しますように
最後までご覧くださり、ありがとうございました。