農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
「種まきするのに専用の培養土って必要なの?」
「種まき培養土の使い方や注意事項を知りたい」
「おススメの種まき培養土を知りたい」
今回の記事では、以下のことがわかります
- 種まき培養土の必要性
- 種まき培養土の使い方や注意事項
- おススメの種まき培養土
この記事を書いている私しばさくは、家庭菜園歴8年目の現役農家妻です。
種から自分で育苗に挑戦するとき、あなたはどんな土を使いますか?
「庭の畑の土を汲んでくる」
「ホームセンターで売ってた安い培養土を使う」
実はそれよりも、もっと適した土があります。
今回の記事では、種まきに特化した培養土「種まき培養土」について深掘りしました。
家庭菜園初心者、育苗初心者にとって必須な土ですよ。
もくじ
【家庭菜園初心者】そもそも種まき培養土って何?

先にも少し書きましたが、種まき培養土とは種まき用につくられた培養土です。
「え?種まきに専用培養土ってあるの?」
って思いますよね。
あるんです。
種まき培養土の特徴は次の3つです。
特徴①粒子
種まき培養土は普通の培養土とは違って、土の粒子がとても細かいものです。
これには理由があって、発芽したての弱弱しい状態の苗にとって、普通の培養土の土は目が粗すぎて水不足になってしまうことが多いのです。
土の粒子がお魔界と水持ちが良くて枯れやすい苗の水分維持に役立ちます。
特徴②肥料分
発芽したての苗にとって、普通の培養土に含まれる肥料分は成長の妨げになることがあります。
種枚培養土は発芽したての苗にとって好ましい肥料配分になっているのです。
特徴③清潔さ
発芽したての苗にとって、土壌の雑菌は命の危険に関わります。
庭や畑の土をそのまま使ったり、古いプランター土を再生せずに使うと発芽やその後の成長に悪影響なのです。
なので、種まき培養土は殺菌処理されてて、清潔な土なのです。
これら3つの特徴があるから、種まき培養土は種まき~発芽に適した土なのです。
まだまだ野菜の栽培になれていない家庭菜園初心者は特に、種から育苗するときは種まき培養土を使う方が成功率がアップします。
「種まき培養土が何者かわかった。さっそく使ってみたい」
という意見もあるでしょう。
そのやる気は大変すばらしいことです。
次のセクションでは、種まき培養土の使い方と注意事項についてご紹介します。
【家庭菜園初心者】種まき培養土の使い方

種まき培養土の使い方は、家庭菜園初心者にでも実践カンタンな
①容器に入れる
②水をかける
③種をまく
の3ステップです。
そして必要なアイテムは
- 種まき培養土
- 種をまく容器(育苗ポットやセルトレイなど)
- 水
- 育苗したい種
です
では順番に見ていきましょう。
使い方①容器に土を入れる
育苗するための容器に種まき培養土を入れます。
土自体は結構ふわふわしています。
この後水をかけたらしぼむので、容器のすり切れぐらいまで土をいれます。
使い方②水をかける
容器に土を入れたら、土を湿らすために水をかけます。
種をまいてから水をかけると種が流れてしまう恐れがあるので、最初に水をたっぷりとかけます。
目安は、下穴から水が流れ出るぐらいの量です。
使い方③種をまく
培養土を水でしっかり湿らせたら、最後に種をまきます。
まきたい作物に応じて適切な穴をあけて、そこに種を入れて、軽く土をかけます。
例えば種が好き光性種子(発芽に光を好む種)であれば、あまり深くに植えると発芽しなくなります。
反対に嫌光性種子(発芽に光を要しない種)なら、少し深めに種を入れることで、発芽を促せます。
この3ステップが完了したら、あとは発芽をまつだけです。
ね、カンタンでしょう?
そして、種まき培養土を使った育苗の注意事項は「水切れ」です。
特にセルトレイで育てると、よく水切れがおきます。
発芽したての苗は弱いので、水切れするとすぐに枯れます。
最低でも1日1回は様子を見るように気を付けてください。
【家庭菜園初心者】おススメ種まき培養土

最後に、家庭菜園初心者にオススメな種まき培養土をご紹介します。
大手種メーカー:タキイから発売荒れている種まき用培養土です。種やさんの土というのがポイント高いですね。この土を使ったらうまくいくんじゃないかっていう安心感さえ感じられます。
こちらの培養土は、種まきに加えてさし芽もできます。さし芽とは例えばミニトマトのしっかりした脇芽を土に刺していると根っこが出てきて半無限に苗を増やすことができる荒技です。さし芽も土が菌に侵されていると失敗しやすいので、こういうさし芽専用の土は重宝しますね。
培養土とはちょっと種類がことなるかもしれませんが、サカタのタネのジフィーシリーズも種まきにはおススメです。水でふやかすとポット状になった土ができて、そこに種をまき成長したらそのまま植えつけられるというエコ仕様でもあります。育苗ポットを準備する必要がないので、家庭菜園初心者には便利アイテムです。ただ、培養土より少しお高めです。
ここで紹介する以外でも、ホームセンターや園芸ショップにいけば、いろんな土がおいてますので、あなた好みを探してみてください。
まとめ
種まき培養土とは、種が発芽し育つために欠かせない要素を持った、種まき・育苗するのに欠かせない土です。
使い方は①容器に入れる②水をかける③種をまく、のカンタン3ステップです。
育苗中は水切れに注意してください。
あなたの育苗が成功しますように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。