農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
「野菜の発芽に光はいるの?いらないの?」
「発芽に光が必要な野菜、逆に必要じゃない野菜の種類が知りたい」
「種まきの時の注意事項を知りたい」

今回の記事では、以下のことがわかります
- 種には発芽に「光が必要」な種類と「必要じゃない」種類がある
- 好光性種子の野菜と嫌光性種子の野菜まとめ
- 種類別発芽率をアップさせるための種まき方法
この記事を書いている私しばさくは、家庭菜園歴7年目の現役農家妻です。
野菜を育てる第一歩「種まき」
とりあえず、種をまいて、土をかけて、発芽を待つ。
家庭菜園初心者だったら、普通の行動ですよね。
しかし、その種まき方法、間違ってるかもしれませんよ。
発芽率が劇的に下がって損してるかも。
今回の記事では、家庭菜園ユーザーでも意外と知らない「種」と「光」の関係をご紹介します。
もくじ
【家庭菜園初心者】光が好きな種(好光性種子)とそうじゃない種(嫌光性種)て何?

種には、発芽に光を必要とする「好光性種子」と、逆に光を必要としない「嫌光性種子」とがあります。
ちなみに、発芽に光の影響を受けない「中間性」のタネも存在します。
光の影響を受けないのであれば、何も考えず適期に普通に種をまいて土をかけて水を与えていれば、何の問題もなく発芽するはずです。
問題は、光が必要なのに土をたっぷりかけちゃう種まきをしたり。
逆に、光を必要としないのに種が見える程度しか土をかけなかったり。
そんな風に、種の習性を知らずに間違った種まきをすると、発芽するはずの種が発芽しない…なんてことは実際よくあるのです。
特に家庭菜園初心者のうちは、自分が植えて育てたい野菜のタネが、どんな習性を持っているのか、調べたりしませんよね?
私もそうでした。
しかし、アナタが今手に持っている種が、発芽に光を好むのか・そうじゃないのか、この2択のどちらかを知っているだけで今後の家庭菜園に大きな差が出てきます。
「じゃぁ、どの野菜が好光性種子なの?嫌光性種子はどれなの?」
そのあたりは、次セクションでご紹介します。
【家庭菜園初心者】代表的な好光性種子と嫌光性種まとめ
先のセクションで

- 好光性種子:発芽に光を必要とする種
- 嫌光性種子:発芽に光を必要としない種
ということをご説明しました。
ここからは実際どの野菜がどちらの性質を持っているのかをまとめました。
代表的な好光性種子:シソ、セロリ、インゲン、ニンジン、春菊、パセリ、レタス、ゴボウ
代表的な嫌光性種子:大根、ネギ、玉ねぎ、ニラ、かぼちゃ、スイカ、トマト、ナス、キュウリ
家庭菜園初心者はこのことを知っているだけでも、発芽率が大きく変わってきます。
何か野菜を育てるときは、ぜひググって調べてみてください。
【家庭菜園初心者】種まきの時の注意事項【好光性種子と嫌光性種子】

あなたのまきたい野菜の種が、どちらの性質を持っているのか、わかりましたか?
では実際に、種まきに関する注意事項をいくつかご紹介します。
種まき注意事項①土のかけ方
家庭菜園初心者は特に気を付けたいのが、土のかけ方です。
好光性種子には、なるべく薄く土をかぶせましょう。
あまり薄くしすぎて種が乾燥してしまうと発芽率に影響が出るので、発芽まで不織布をかける等対策するのも手です。
嫌光性種子には、ちゃんと種が隠れるぐらい土をかぶせましょう。
しかし、かぶせすぎるとなかなか地上に出てこなくて焦ることもあるので、ほどほどにしましょう。
種まき注意事項②新しい種を使う
種には使用期限があります。
購入した種袋の裏面に記載されています。
使用期限が過ぎた種は発芽率が低下します。
なるべくその期限内に使い切るようにしましょう。
種まき注意事項③水
種は水浸しでも、乾燥しすぎても発芽に悪影響です。
発芽を早めたくて頻繁に水を与えると、湿りすぎて種が呼吸できずに腐ることもあります。
逆に晴れた日が続いて土が乾燥していると、種が発芽しないこともあります。
水やりは、土表面が乾いていたらしっとりさせる程度に与えましょう。
家庭菜園初心者は種まきの注意事に気を付けるだけでも、発芽率が大きく変わってきます。
野菜の種をまくときの参考にしてください。
まとめ
種には「好光性種子」と「嫌光性種子」があります。
種の性質を知っていると、家庭菜園初心者でも発芽失敗の確率を減らすことができます。
注意事項を知ることで、より失敗確率を減らしましょう。
あなたの種まきのお役に立ちますように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。