
あなたはこんなことありませんか?
家庭菜園や野菜作りを始めたいけど、揃えるものって何がある?
あると便利な家庭菜園関係のアイテムも知りたい
この記事では次のことがわかります
初めての野菜作りで揃えるものまとめ
あったら便利な家庭菜園便利道具
この記事を書いている私は、家庭菜園歴8年目の現役農家妻、しばさくと申します。
家庭菜園を始めるにあたって、必要な道具って、気になりますよね。
でも、あれもこれ一気に揃えるのは負担が大きいから、最低限を知りたい。
ついでに、あったら便利なアイテムも今後のために知っておきたい。
って思うのは、当然の流れです。
というわけで今回の記事では、家庭菜園初心者、野菜作り始めたてのあなたのために、作業に必須道具その理由も添えてまとめてみました。
他にも、あったら便利なアイテムまるっと集めましたので、あなたの野菜作りの参考になさってください。
では早速見ていきましょう。
もくじ
【家庭菜園初心者】初めての野菜作りで最低限揃えるものリスト

じょうろ:水やりに必須
移植ごて:苗を移植したりちょっとした土いじりに必須
片手鍬(ガーデンホーレーキ):土をしっかり掘り返すのに必須
ハサミ:収穫や枝葉の間引き、剪定、その他多くの作業に必須
鎌(草刈り鎌、ねじり鎌):雑草除去や野菜の収穫、後片付けに必須
肥料:野菜を大きく育てるのに必須
手袋:手を危険や汚れから守るのに必須
収穫カゴ:収穫した野菜を入れるのに必須
これだけあれば、何かしらの野菜を育て始めることができます。というかむしろ、これだけは揃えないと野菜作りはかなり困難でしょう。
庭の片隅で省スペース家庭菜園や花壇で野菜を作るのであれば、とりあえずこれで事足ります。
これらのアイテムを100均で揃えることもできます。ただしホームセンターやネットで購入するものよりは耐久性が劣ったり使い勝手が悪かったりしますが、「なるべく安く揃えたい」「使えたらなんでもいい」って場合なら100均でもぜんぜんアリです。
ぶっちゃけ私も庭で使うジョウロや収穫カゴは100均アイテムです。
【家庭菜園初心者】野菜作りであったら便利なものリスト

ここからは、なくてもそんなに困らないけどあったら便利だなぁ…っていうアイテムをご紹介します。
手に入らない、手元にない場合の代替策を一言添えていますので、どうぞ参考にしてください。
鍬
広い面積を耕すのが捗ります。ない場合は手鍬やスコップ等で掘ることも可能ですが、時間と労力がかかります。
メジャー
畝幅や株間を図るの便利です。なくても自分の靴のサイズや支柱の長さ、何かしらの棒をモノサシがわりに使うこともできます。
スコップ・シャベル
土をダイレクトに掘り起こすのに重宝します。ツルハシでもOK。
慣らし板、レーキ
耕した土の表面を平にならすのにつかいます。なくても手や支柱ならすこともできます。
ビニールマルチ
畝に敷いて地温をあげたり、雑草を防除できます。あればかなり便利ですが、なければ藁や雑草を引いたものを野菜の株に敷くと比較的マシです。ただし雑草の抑制効果は低いので草引き必須です。
マルチキーパー
ビニールマルチが風でめくれないように押さえる道具です。無ければマルチの端に土をかけて重しにすることで解決します。
支柱
ナス科等の大きくなる野菜の転倒防止に役立ちます。無ければ、竹や笹でも代用可能です。
麻ヒモ
家庭菜園では何かと使うことが多いヒモ、麻ヒモだと土に落ちても微生物が分解して土に還るのでエコです。無ければ自宅にあるビニール紐でも大丈夫です。その場合は土に捨ててもなかなか分解されませんのでご注意ください。
防虫ネット
害虫襲われやすいアブラナ科等を育てるときに食害を予防できます。無くても育ちますがその場合は頻繁に様子を見て虫を見つけたら捕殺することで綺麗な野菜に近づきます。
堆肥
土をフカフカにするための資材です。通常作物を植える前に元肥と一緒に土に施します。物によっては結構お値段がするので、節約したい場合は前もって刈り取って乾燥させた雑草を堆肥がわりにするのでもOKです。
農薬
育てている野菜が病害虫に侵された時に使います。無くても大丈夫ですし、むしろ使わない派の家庭菜園ユーザーが多いです。その場合は株間に気をつけたりコンパニオンプランツを駆使するなど病害虫を未然に防ぐ対策が必要です。
籾殻、藁
種まき後の土の保湿に使ったり、土壌改良として土の中に有機質としてすきこんだりと色々使えます。ない場合はよく乾燥させた雑草や落ち葉で代用可能です。
耕運機
エンジンや電力等の動力で畑を耕せるので、広い畑で野菜を作る時はあるとかなり便利です。もちろんなくても鍬で耕せば済みます。
草刈り機
雑草をエンジンや電力など動力で刈り払う機械です。広範囲の雑草を素早く取り除くことができます。もちろん無くても大丈夫。雑草は鎌で手刈りもできるし、なんなら除草剤を使うこともできます。
タグ
野菜の種まきや苗の植え付けをした日付を記載して畑に刺しておくと日数計算に便利です。ホームセンターや100均で可愛い物も売られています。代用品は空き牛乳パック、割り箸、空きタネ袋等が使えます。
霧吹き
液体肥料や農焼きなどを散布するのに便利です。安い物だと100均でも購入できます。他には、空きスプレーボトルをよく洗って再利用するとエコで経済的です。
ゴミ袋
収穫した野菜やゴミを入れたりする他、大きめ袋であれば荷物や収穫物を雨や汚れから守ってくれます。
【家庭菜園初心者】プランター栽培で揃えるものリスト

ここからは、プランター栽培をするにあたって揃えるものをまとめました。
プランター
プランター栽培になくてはならない物、それはプランターです。大きさも小型・標準・大型・深型さまざまあります。また、プランターの代わりにコンテナや植木鉢、空き発泡スチロール等を使っても栽培可能です。
鉢底石
プランターに土を入れる前に入れる素材です。入れなくても野菜は育ちますが、入れたほうが通気性や排水性がアップします。ちなみに私は入れない派です。
培養土
プランター栽培では市販の培養土を使うことが多いですし、それが推奨されています。安くあげたい場合は庭の土でも育たなくはありませんが、雑草が生えたり病害虫が発生しやすいのでお勧めしません。プランター栽培歴が長いユーザーさんは、自分で土をブレンドすることもあります。しかし初心者は一般的な培養土でOkです。
再生材
実は培養土は使った後捨てずに再利用できます。それが再生材です。プランター栽培終了後の土を蘇らせてくれます。
【家庭菜園初心者】育苗するのに揃えるものリスト

ここからは、自分で種から苗を育てる「育苗」するのに必要なもの、あったらいいもの、揃えるものを集めました。
セルトレイ
育苗のためのパネル型ポットで、小さな苗ポットが縦横連結しています。沢山の苗を一度に育てるのに便利ですが、省スペース家庭菜園では出番は少ないでしょう。
苗ポット
苗を購入したらついてくる、苗が入っているプラポットです。苗を育苗するなら、このポットが一般的です。購入しても安いものですが、苗を買ったら自動的についてくるので、捨てずに再利用する経済的でエコです。
種まき培養土
育苗するのであれば、土は種まき用の培養土がオススメです。庭の土でもできなくはありませんが、発芽後の生育がちがいます。
【家庭菜園初心者】農作業で身につけるもの・携帯品リスト

ここからは、家庭菜園や農作業で身につける便利アイテムや携行品をご紹介します。
作業着
土や草を触るので、動きやすくて汚れてもいい、できれば通気性の良い服装がベストです。手持ちのジーンズ&スエットでももちろんオッケーですが、新たに購入するならワークマン等の作業着屋さんで探すと機能性が高い良品に巡り会えます。また、最近は農作業技に特化したお洒落なメーカーやブランドもあるようです。
長靴
農作業はスニーカーでもできますが、砂や土が靴の中に入りやすいので、長靴がオススメです。あまりに安いものを選ぶとすぐに壊れますのでお気をつけください。ちなみに私が数年使い続けている長靴は、耐油性のゴム長靴(2000円ぐらい)です。
腕ぬき
装着するともっさりしてお世辞にもオシャレとは言えない腕ぬきですが、袖の汚れ防止や日焼け予防、虫刺され予防にも効果があります。
日除け帽子
お日様の下で家庭菜園や農作業をする場合は帽子が必須です。UVカット効果のあるものだと日焼け予防にも。
エプロン
ガーデニングエプロンをつけて作業すると服の汚れが軽減する他に、ポケットに道具を入れたりもできるので便利です。
タオル・手ぬぐい
手や顔の汚れや汗をふきとれる他にも、首からかけておくと首周りの日焼け予防に効果があります。
水筒
暑い季節は特に水分補給が必要です。庭仕事であっても手元に水筒を持っていると熱中症予防にもなります。
マスク
畑を耕したり、乾燥した日に土を触る時などは、土埃が舞いやすいのでマスクがあると大変便利です。
防塵メガネ
花粉のシーズンや風の強い日の土いじり装着していると目を保護できます。
蚊取り線香
虫の季節の必需品です。ぶら下げられるホルダーを使うと効果大です。
虫除けスプレー
蚊取り線香の煙に酔う場合は虫除けスプレーでもある程度効果が期待できるでしょう。
殺虫剤
畑や庭で予期せぬ毒虫(蜂やアブなど)と遭遇した時の助けになります。
今回ご紹介したリスト以外にも、家庭菜園や畑仕事に必要な道具を紹介している本を見つけました。
道具の使い方やメンテナンス方法も紹介されていて、かなりお役立ちです。
今すぐ使える家庭菜園・農園道具の便利帳(原由紀子 著)大泉書店
おススメ記事はこちら
まとめ
家庭菜園や畑作業で必需品やあると便利なアイテムをまるっとご紹介してきました。
これらを一気に揃える必要はありません。
必要になったら買い揃える、という形をとっていくと、いつのまにか集まっていくものです。
とはいえ、最低限揃えるリストのものは早めにゲットしておくと後々困りませんよ。
あなたの家庭菜園がスムーズにスタートできますように。
最後までご覧いただきありがとうございました。