農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
「サトイモを育ててみたいけど、家庭菜園初心者でも大丈夫かな?」
「なるべく手をかけずにサトイモを育てたい」
「サトイモの植え方を知りたい」
今回の記事では、以下のことがわかります
- サトイモは育てやすい作物
- サトイモ栽培のコツ
- サトイモの植え方
この記事を書いている私しばさくは、家庭菜園歴8年目の現役農家妻です。
4月末~5月中旬にかけては、ちょうどサトイモの植え付けシーズンです。
園芸コーナーではいろんな種類の種イモが出回っていて、気になっている家庭菜園初心者も多いでしょう。
「でも、育てるの難しいんじゃないの?」
そんなことはありません。
今回の記事では、サトイモの育て方についてご紹介します。
なるべく手をかけずに育てるコツもあわせてご案内しますので、どうぞお進みください。
もくじ
【家庭菜園初心者】サトイモは案外強い作物

結論から言いますと、サトイモは案外強い作物なので、家庭菜園初心者でも比較的育てやすい作物です。
どれぐらい強いかというと、私が家庭菜園初心者だったころ何を植え育てても満足に収穫までもっていけなかったのが、サトイモだけは初めてでもキレイで美味しい芋をたくさん収穫することができました。
以降、毎年サトイモは育てています。
サトイモが強い作物な理由は、日本の環境もあるでしょう。
サトイモは栽培期間が長く、春の終わりに植えて、収穫は10月~11月と、半年ぐらいかけて芋をはぐくみます。
そしてサトイモは東南アジアが原産の野菜なので、高温多湿を好みます。
蒸し暑い日本の夏はサトイモ栽培に適しているのです。
適した場所で育てると作物は強く育ちます。
サトイモが好む日本のムシムシした夏があるからこそ、初心者でも失敗が少ないのだと考えられます。
サトイモが強い作物なのは、半年もの長い栽培期間の間に、サトイモが好きな「高温多湿な日本の夏」を思う存分満喫するからこそなのです。
【家庭菜園初心者】サトイモをカンタンに育てるコツ

普通に育てても案外イージーモードで収穫までこぎつけられるサトイモですが、より簡単に育てるコツがあります。
このセクションでは、家庭菜園初心者でもサトイモをカンタンに育てられるコツを3つご紹介します。
コツ①半日陰に植える
サトイモは乾燥が苦手です。
直射日光がなくても十分に育ちます。
より簡単に手をかけずサトイモを育てたいなら半日陰がおススメです。
コツ②肥料を少なめにする
サトイモは芋(種イモ)から育てます。
芋に十分栄養が蓄えられているので、肥料をあまり入れなくても十分に育ちます。
逆に肥料を入れすぎると病害虫の原因になるので、控えめにしましょう。
肥料の目安としては、化成肥料であれば1㎡あたり30gまででOK。
ぶっちゃけ私は、サトイモ栽培は肥料を入れません。
それでも十分に育ちます。
コツ③マルチを敷く
サトイモは手のかからない、育てやすい作物ですが、唯一手をかけた方が良いポイントは「土寄せ」です。
土寄せとは、1~2か月に1回サトイモの根元に土をかけてあげる作業です。
土寄せをすることで、実った芋が地表に出るのを防ぎ、しっかりと太らせることができます。
でもぶっちゃけ、土寄せってめんどくさいです。
その土寄せを省略するためにマルチを敷きます。
マルチを敷くことで、実った子芋が地上に出ることを防ぎます。
それにプラスして、土中の湿度を保つ役割もあります。
この3つのコツをすれば、植えつけから収穫まで放置でOKです。
家庭菜園初心者でも失敗なくカンタンに秋には美味しいサトイモを食べることができますよ
【家庭菜園初心者】サトイモの植え方

最後にサトイモの植え付け方をご紹介します。
と言っても、植え方もカンタンです。
①穴を掘る:種イモがすっぽり入って余るぐらい深く掘ります。
②穴に入れる:芽を上にして入れましょう
③土をかける:芋をしっかり埋めます
以上です。
これなら、野菜作りになれていない家庭菜園初心者でも、気軽に始められそうですよね。
ちなみにマルチをするなら、植えつけ前に敷きます。
そして種イモを植えるときに、マルチに切れ込みを入れて穴を掘ります。
マルチについてもう一つ。
サトイモの眼が上手くマルチの穴から出ないときは、芽が地上に出るようにマルチを切ってください。
植えつけてから芽が出そろうまでの間(だいたい1か月ぐらい)は、1週間に1回は様子を見てあげると気づきやすくなります。
まとめ
サトイモは日本の夏に強い、育てやすい作物です。
より簡単に育てるには①半日陰に植える②肥料は少な目に③マルチを敷く、と家庭菜園初心者でも失敗なく育てられます。
サトイモの植え方は①穴を掘る②種イモを植える③土をかける、と栽培になれていない家庭菜園初心者でも簡単にできます。
あなたの家庭菜園が充実しますように
最後までご覧いただき、ありがとうございました。