農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
今回の記事では、以下のことがわかります
この記事を書いている私、しばさくは、家庭菜園歴7年目突入中の、現役農家妻です。
サトイモは植えたら半年放置でOKな、家庭菜園初心者でも作りやすい作物です。
作るまではOKなんですが、案外知らないのが「収穫方法」ですよね。
「寒くなって葉っぱがしおれてきたから収穫したいけど、どこを掘れば芋があるの?」
「間違って芋を傷つけたくない」
そんなあなたへ、今回の記事では、サトイモ収穫のコツをご紹介します。
オマケに、ミニサイズのサトイモを美味しく調理する下処理法もあわせてご紹介しますので、最後までお楽しみください。
もくじ
【収穫前の確認】サトイモのなり方
ご存じの方も多いでしょうが、サトイモは土の中にできます。
葉茎の真下に、半円状に広がります。
広がり方は大きくなく、真ん中にギュッと寄り集まっているイメージです。
なので収穫の時に土を掘るときは、葉茎の中心から半径20㎝外側を目安に掘ってみましょう。
なぜ改めて確認するかというと、土の中は地上からは見えないからです。
何も知らずにやみくもに根っこ部分をスコップで掘ると、せっかくの芋に傷つくことが。
いくら自宅で食す用だったとしても、傷が入ると気分もダウンしますよね
作業に必要な道具は
- スコップ等土を掘るもの
- 鎌などの葉茎を切るもの
- 収穫した芋を入れるコンテナやカゴ
あと、土を触るので、作業用手袋は必須です。
準備は整いましたか?
先にご紹介した、芋がなっているイメージを頭の片隅に置きながら、いざ収穫作業開始です
【カンタン】サトイモ収穫方法
サトイモの収穫は次の3ステップです
①土を掘る
②芋を取り出す
③乾かす
カンタンすぎて特に説明もいらないかもしれませんが、順番に見ていきましょう。
①土を掘る
葉茎の中心から半径20㎝を目安に、土を掘ります。
いきなりガッツリとスコップで掘り起こすのではなく、芋に当たらないように気を配りながら掘り進めましょう。
②芋を取り出す
土を掘ったら、次はいよいよ芋を取り出します。
葉茎の根元部分を持って引き抜きましょう。
サトイモの根元は水分が多いので、すべりやすいから注意です。
引き抜いた後、土中に残っている芋がないかも確認してください。
③乾かす
引き抜いた芋を親芋から取り外して、乾かします。
水である程度土を落としてから乾かしてもOK
土の状態がいい畑でできたサトイモは、掘ってもあまり土がついてきません。
天気のいい日に半日乾かすだけでも、十分キレイなサトイモになります。
豆知識ですが、サトイモの親芋は基本食べられませんが、次の年の種イモになりますので、翌春まで取っておきましょう。
発泡スチロール箱に入れて保存したり、コメ袋や肥料袋の空き袋にいれて、凍らない場所で越冬させるといいですよ。
置いておく場所がない場合は、サトイモが植わっていた場所へリリースして、もみ殻や土をかぶせて凍らないようにして保管することも可能です。
芋は凍ってしまうと翌年芽が出ませんので、くれぐれも冬の寒さで凍らないようにしてあげましょう。
【ちび芋救済】サトイモのカンタン下処理
収穫していて感じること、それは大小さまざまな大きさのサトイモが採れるということです。
大き目の芋なら皮もむきやすいですが、小さな芋となると皮をむくだけで食べるところがなくなってしまいそうなものもありますよね。
でも、この小さなサトイモが、美味しいんですよ。
「なんとかして、カンタンに最低限の皮だけむいて美味しくいただきたい!」
そんなお悩みにお答えします。
小さなサトイモの下処理(皮むき)方法
カンタン3ステップです
①小さなサトイモの上下を切り落とす
②お湯で5分ほど茹でて、水にさらす
③粗熱が取れたら皮をむく
こうすることで、楽しいぐらい簡単にサトイモの皮がむけます。
この下処理方法で皮をむいたサトイモは、そのまま煮物にしたり、素揚げにしたりといろいろ使えます。
茹でる量や大きさによっては、火が完全に通っていないことがあるので、皮をむいてそのまま召し上がるのは避けましょう。
まとめ
サトイモは掘る前にどうやってなっているかイメージしましょう
サトイモの収穫方法は①土を掘る②芋を取り出す③乾かすのカンタン3ステップです
収穫時に絶対ある、小さすぎて調理に困るミニサトイモは、下茹でして皮をむくとむきやすいです。
あなたの家庭菜園がもっと充実しますように。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。