農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?

サラダ用にレタスをプランターで育てたい
どんな種類のレタスがいいのだろう?
失敗しない育て方やコツを知りたい
なるべく長く収穫したい
今回の記事では、以下のことがわかります
- 初心者はリーフレタスがおススメ
- リーフレタスをプランターで育てるポイント
- レタスをリレー栽培して長く楽しむ方法
この記事を書いている私、しばさくは、家庭菜園歴7年目突入中の、現役農家妻です。
プランター栽培の良いところは、なんといっても手軽なことです。
植えたい作物の時期が合えば、「プランター」と「培養土」と「種」があれば始められます。
手軽なプランター栽培に、初心者向けのレタスをかけ合わせて、失敗知らずの野菜作りを目指しましょう。
もくじ
【初心者向け】プランター家庭菜園はリーフレタスが良い理由

家庭菜園初心者や、プランター栽培の初心者は、レタスを植えるならリーフレタスがおススメです。
リーフレタスといえば、玉にならない、葉っぱのふりふりしたレタスのことです。
サニーレタスとも呼ばれることが多いですね。
初心者にオススメな理由
- 育てやすい
比較的丈夫な作物です。
玉レタスよりも育てやすいです。
暑さ・寒さが苦手なので、初心者でも家庭菜園しやすい春や秋に育てることができるのが最大の特徴です。
レタスはもともと育てやすい作物ですが、リーフレタスの方がより育てやすいので、初心者にとって失敗も少ないでしょう。
- 収穫まで期間が短い
玉レタスだと、収穫までに60日程度かかります。
しかし、リーフレタスは早ければ30日程度で収穫できます。
ベビーリーフとして楽しむなら、もっと早くから食べられます
早く収穫できて食べられると、家庭菜園がもっと楽しくなります。
- 虫がつきにくい
レタスはキク科の植物なので、もともと虫はつきにくいです。
玉レタスは玉になる(結球)するときに中に虫が入ったりすることもあります。
しかしリーフレタスはそもそも玉にならないので、虫を巻き込むことがありません。
虫嫌いにはありがたい作物です。
それでも、アブラムシやナメクジがつくことはあるので、リスク回避には「防虫ネット」を設置しましょう。
今はDAISOでも小ぶりのものが売られていますよ
プランターでリーフレタスを育てるのが手軽なことがわかりました。
では続いて、リーフレタスの育て方をなるべく簡単に解説します。
【分かりやすく解説】リーフレタスの育て方

初めてのリーフレタス栽培、不安な事も多いでしょう。
失敗したらどうしよう…て不安もありますよね?
なので、育て方の基本や疑問や不安をなるべく分かりやすくカンタンに解説します。
いつ植える?

春と秋、年に2回植える時期があります。
中間地:【春】3月下旬~5上旬、【秋】9月中旬~10月上旬
寒冷地:【春】4月中旬~5月、【秋】8月
暖地:【春】2月下旬~4月中旬、【秋】9月
苗?種?

苗を植えても、種から植えても、どちらでも良く育ちます。
ベビーリーフも楽しむなら、種から育てましょう。
土は?

市販の「培養土」を使います。
メーカーで野菜栽培に適した配合の肥料やらを調整してくれているので、初心者にはとても便利な代物です。
プランターに土を入れる前に、底に「鉢底石」を敷くと排水性が良くなって病気になりにくいです。(赤玉土でもOK)
どちらも100均やホームセンターで売られています。
肥料やPHは?

市販の培養土を使う場合は、心配いりません。
肥料はちゃんと入ってます。
逆に培養土に肥料までプラスすると肥料過多になってレタスが育ちにくくなります。
培養土はPHも調整されていますので、安心してください。
使い古しの土やプランターを使う場合は、土の再生が必要です。
植え方は?

苗:株と株の間は20㎝~30㎝あける
種:筋蒔き(蒔く前に土にたっぷり水をかけておく)
深さ1㎝の筋をプランターの土に作って、その溝に1㎝間隔で種を蒔き、土をかぶせます。
プランターが広くて何本か筋を作れそうな時は、筋と筋の間隔を10㎝程度開けます。
お世話は?

種から育てるときは、発芽まで土を乾かさないように気を付けます
芽が出るまで水やりは優しくかけます。
激しく水をかけると、芽が出なくなることがあります。
芽が出て本葉が2~3枚になってきたら、小さいものから間引いていきます。
勢いのあるものを残して大きく育てましょう。
収穫は?

葉っぱが20㎝を超えてきたら、いよいよ収穫です。
収穫方法は2種類
①株ごと収穫
根っこごと引っこ抜く、もしくは土すれすれのところをハサミでカットして収穫します
②外側の葉っぱだけ収穫
一番外側の葉っぱを1~2枚収穫すると、残った葉っぱが大きくなった時にまた収穫できるので、長く楽しめてお得感がアップします。
注意事項

夜に街灯や家の明かり等の「光」がレタスに当たり続けると、花がつくことがあります。
(「とう立ち」といいます)
とう立ちしても食べられますが、葉っぱが硬くなったり、風味が落ちたりします。
気になるようでしたら、プランターを置く場所が夜に光が当たっているか確認してみてください。
【長く食べたい】リーフレタスのリレー栽培って?

レタスはサラダに欠かせない野菜です。
それが自宅で自分で栽培できたら、おうちごはんが楽しくなります。
だったらなるべく長く楽しみたいと思いませんか?
そんな時は「リレー栽培」です
リレー栽培とは

時期をずらして作物を植えることで、長く収穫できる栽培技術
例えばキュウリ
植える時期は中間地で4~5月です
作物としての寿命が短めなキュウリを長く楽しむために、4月と5月の2回種まきをするのです。
そうすることで、1回目の勢いが衰えてきたころに、2回目植えたものが収穫できるという手法です。
これを、リーフレタスに置き換えて、プランター2個で時期をずらして栽培することで長く収穫を楽しめるというわけです。
例えば中間地で秋植えするなら、9月に1回目の種まきを、10月に2回目の種まきをすることで、上手に育てられれば12月ごろまでリーフレタスを楽しむことができる計算になります。
まとめ
プランター家庭菜園初心者はリーフレタスが育てやすいです
ぜひ種からそだてて、ベビーリーフとしても味わってみましょう
より長く育てて楽しむ方法として、リレー栽培にチャレンジしてみるのもOK
自分で育てた野菜は、とびきり美味しく感じます。
どうやって育っているかが分かるので安心にも繋がります。
もしかしたら、そのおいしさに病みつきになるかもしれません。
プランターでのリーフレタス栽培、ぜひ試してみてください
最後までご覧くださり、ありがとうございました。