農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
「レモングラスの株が大きくなりすぎたんだけど、どうしたらいいかわからない」
「レモングラスの株分け方法を知りたい」
「増えすぎたレモングラスの使い道を知りたい」
今回の記事では、以下のことがわかります
- レモングラスが大きくなりすぎる理由と対策
- レモングラスのカンタン株分け方法
- レモングラスの使い道
この記事を書いている私しばさくは、家庭菜園歴8年目の現役農家妻です。
家庭菜園やガーデニングを始めると、あこがれるのが「ハーブ栽培」
中でもレモングラスは育てやすいハーブのひとつです。
「何も考えずにレモングラスを植えたけど、大きくなりすぎた!どうしよう」
そう、レモングラスは環境が合えばめっちゃ大きく育ちます。
今回の記事では大きくなりすぎたレモングラスの対処法をご紹介します。
もくじ
【家庭菜園初心者】レモングラスが大きくなりすぎる問題と解決方法
レモングラスは、環境が合えばめっちゃ大きくなる、生育旺盛なハーブです。
では、どんな環境だとレモングラスは大きくなるのか?
それは、日本の夏、高温多湿の環境で日当たりが良い場所です。
レモングラスの原産地はインドや熱帯アジアなど暑くてジメジメした地域です。
日本の夏は暑くてジメジメしていますよね。
そんな季節に、良く日の当たる場所で一定の水分があれば、レモングラスはぐんぐん成長します。
順調に育てば、草丈は1メートルをゆうに超えます。
好きなハーブが大きく健康に育つのはとても喜ばしいことです。
しかし!
環境さえ合えばどこまでも大きく育っていくレモングラス。
時には大きくなりすぎて、スペース的な面で問題が起こることも。
レモングラスはイネ科の植物で、例えるならススキのように大きく広がります。
当然草丈だけじゃなく、根元・株元まで太ってくるのです。
植えている場所が広々した露地であれば、どこまでも大きく育ってOKでしょうが、日本の庭や家庭菜園・ガーデニング的にそのような好条件の場所は少ないでしょう。
レモングラスが大きくなりすぎて、庭や畑を圧迫してくることもしばしば。
「レモングラスが大きくなりすぎて困った。でも伐採や撤去したくない。」
家庭菜園初心者のうちは、ハーブの特徴を知らずに植えてしまって後悔することがよくあります(過去の私です)。
大きくなりすぎたレモングラスの解決方法は次のふたつです
解決方法1:株元をすかす
そんな時は、大きくなりすぎた株をすかしてあげるのがおススメです。
レモングラスは株元が分けつ(根元から新しい茎がでること)を繰り返して大きくなっていきます。
その分けつ部分を適度にすかしてあげることで、大きくなりすぎ問題を軽減できます。
また、すかしてあげることで風通しが良くなり、より健康な株へと成長します。
解決方法2:株分けする
大きくなりすぎたレモングラスの株を一度引っこ抜いて、適当な大きさに株分けして、再度植える方法です。
この方法だと、自分の好きな大きさにレモングラスを調整できます。
株分けすることで無限にレモングラスを増産することも夢ではありません。
地域によってはレモングラスを露地で越冬させるのが難しいところがあります。
レモングラスは熱帯地域の作物なので関東以北では越冬が難しいとされているのです。
西日本でも、霜が降りやすい地域では越冬は厳しいでしょう。
冬を迎える前に株分けして植木鉢等に移植してあげることで、寒さで枯れてしまうのを防ぐこともできます。
どちらの解決方法も、家庭菜園初心者でもカンタンにできます。
大きくなりすぎたレモングラスでお悩みの時はお試しください。
【家庭菜園初心者】レモングラスの株分け方法【実践】
前のセクションで、大きくなりすぎたっレモングラスはすかしたり株分けするといいとご紹介しました。
しかし、家庭菜園初心者のうちは文章だけで説明してもピンとこないと思います。
ですのでこのセクションでは、実際に私がレモングラスを株分けした模様を画像を交えて実践形式でご紹介します。
※画像はピンタレストを張り付けていますが、こちらのアカウントは私しばさくのもので、レモングラス株分けの画像は以前に投稿したものを張り付けています。
まずは道具。
手袋とツルハシです。
我が家で管理している土地の隅っこに、2年前に植えたレモングラス。
この地域は霜が降りにくいので、何もしなくても越冬してくれてます。
だいぶ大きく育ったこの株で、株分け作業します。
作業工程は大きく分けて2ステップ。
1:適当な大きさに株を分ける
2:移植する
順番に見ていきましょう。
まず株の根元を、適当な大きさに分けていきます。
分けた株は、そのまま放置すると枯れてしまうので、すぐに移植する必要があります。
植木鉢に移植するのもOKですが、私はここら辺一帯をレモングラス畑にしたいので、親株が植わっていたすぐそばに移植します。
次に植えたい場所にツルハシで穴を掘って
株を入れて
土をかけて
鎮圧
以上です。カンタンでしょう?
作業のポイントとしては
- 気温が安定している時期に行うこと(春であれば4~5月)
- 露地に移植するのであれば、雨の前日にすると水やりが不要
もしすぐに移植しないのであれば、根っこ部分を濡れた新聞紙でくるんで、ビニール袋で覆っておくと少しもちます。
露地で育てる場合は水やり不要ですが、植木鉢で育てるのであれば乾いたらたっぷり水を与えてください。
【家庭菜園初心者】レモングラスの活用法
大きくなりすぎたレモングラスは、株分けやすかすことでサイズを調整できます。
しかし、レモングラスの成長最盛期は葉っぱがものすごい勢いで伸びてきます。
「この葉っぱを有効に使いたい」
しかし家庭菜園初心者のうちは、伸び放題のレモングラスの葉っぱをどう使っていいかわからないこともあるはず。
というわけでレモングラスのおススメ活用法をご紹介します。
レモングラス活用法1:ハーブティー
一番一般的な活用法は、ハーブティーでしょう。
乾燥させたレモングラスをお湯にいれるだけというシンプルな使い方です。
生のレモングラスを使う方もいらっしゃるそうです。
それぞれ風味が異なるので、たくさん生えてきたらいろいろ試すのもアリですね。
レモングラス活用法2:芳香剤
レモングラスは、香りが良いハーブです。
収穫して適当な大きさに切って、部屋に置くことで芳香剤となります。
レモングラスの香りは虫が嫌うといわれているので、虫よけとして使う方もおおいとか。
レモングラス活用法3:草マルチ
カンタンで手っ取り早い活用法は、草マルチです。
レモングラスの葉っぱを株元に近い部分で刈って、家庭菜園で育てている野菜の根元に敷くだけです。
地面に敷くことで草除けや有機質として分解され土に還り作物の養分としても使われます。
また、刈り取ったレモングラスはいい香りがするので、庭が爽やかな雰囲気になります。
虫よけ効果も多少期待できるでしょう。
まとめ
大きくなりすぎたレモングラスは、株元をすかしたり、株分けすることで大きさの調整をすることができます。
レモングラスの株分けは、1:適当な大きさに株を分ける、2:移植する、というシンプルな作業工程です。
大きくなりすぎたレモングラスの活用法は、1:ハーブティー、2:芳香剤、:3:草マルチです。
あなたのハーブ栽培が充実しますように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。