農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
「ラッキョウ仕事、気になるけどしたことないなぁ」
「ラッキョウの掘り方や漬け方を知りたい」
今回の記事では、以下のことがわかります
- ラッキョウ仕事の手順
- ラッキョウの収穫方法
- ラッキョウの処理と漬け方
この記事を書いている私しばさくは、家庭菜園歴8年目の現役農家妻です。
5月末~6月が旬のラッキョウ。
スーパーや直売所等で売られていても
「やり方や食べ方がわからないから買ったことないや」
なんてことありませんか?
それ、もったいないですよ。
今回の記事では、ラッキョウ仕事のやり方を公開します。
収穫方法からその後の処理、ラッキョウすの漬け方までまるっとご紹介します。
もくじ
【家庭菜園初心者】ラッキョウ仕事の手順とは

ラッキョウ仕事の手順は、ざっくりといえば次の3つです。
手順①ラッキョウを手に入れる(収穫/購入)
まずはラッキョウを手に入れるところから始まります。
季節になればスーパーや直売所でも購入可能です。
また、庭があればラッキョウを栽培することで毎年収穫することができます。
ちなみに私は田舎に住んでいますが、ラッキョウといえば石垣の渕に植えて土流れ防止の役割をしている作物です。
なので畑や庭の渕に生えているラッキョウを毎年収穫しています。
手順②ラッキョウを下処理する
手に入れたラッキョウを漬けるために根っこや茎を切ります。
スーパーで売ってるものはある程度キレイにしてくれているものが多いですが、直売所で購入したものの中には、根っこやヘタを切り取って薄皮を剥いたりしないといけないものもあります。
ちなみにラッキョウ仕事で一番大変なのが、この「下処理」です。
理由は後述しますが、ぶっちゃけ私は苦手な作業です。
手順③ラッキョウを漬ける
手順②で下処理したラッキョウを、漬けます。
ラッキョウは一般的にはラッキョウ酢でつけたものが主流です。
中には味噌漬けや醤油漬けにするレシピもあります。
いずれにせよ、ラッキョウはそのまま生で食べるのではなく、何かしらで漬けて食べる方が断然美味しいのです。
「ラッキョウ仕事の手順はわかった。さっそくやってみたい」
そのやる気は大変すばらしいことです。
次セクションではさっそく、ラッキョウの収穫について詳しくご紹介します。
【家庭菜園初心者】ラッキョウの収穫方法

ここからはラッキョウの収穫方法についてご紹介します。
ラッキョウは畑だけじゃなく石垣の渕等でも強く育つ、生育旺盛な作物です。
田舎の方では、庭や畑の片隅にラッキョウを放置栽培していることも多いでしょう。
今回は、そんな「放置栽培」のラッキョウを掘っていきます。
ラッキョウ収穫に必要なものは
- スコップや手ぐわ(掘るもの)
- 袋やカゴ(収穫物を入れるもの)
の2点です。
まず、ラッキョウが生えている所を探します。
ラッキョウを専用で育てていない限りは、雑草に紛れてしまうことが多いです。
そして、ラッキョウと良く見間違えるのが、「ノビル」です。
茎や葉っぱが良く似ているので注意が必要です。
掘ったものの「これ、ノビルやん」ってよくなります(笑)
ちなみにノビルはラッキョウと違いころころとまん丸な芋で、ラッキョウに似た風味を持っている春の山野草です。
ラッキョウは地際が少し紫色をしていますので、それを目印に掘ります。
掘り起こしたら小さめなラッキョウは土に戻し次の種芋とします。
こうすることでエンドレスラッキョウ放置栽培が可能です。
余談ですが、ラッキョウは生育旺盛で、この後紹介する下処理で切り落とす根っこだけでもラッキョウが育ったりするのです。
なので、小さなラッキョウ種芋でも環境があえば十分大きなラッキョウに育つ可能性が十分にあります。
欲しいだけラッキョウを収穫したら、次はラッキョウ下処理&漬ける工程が待っています。
次セクションで詳しくご紹介します。
【家庭菜園初心者】収穫後のラッキョウ下処理と漬け方

ラッキョウは収穫したらなるべく素早く下処理を始めます。
じゃないと、土から出た後も成長し続けてしまうからです。
下処理の手順は次の3ステップです。
下処理ステップ①葉っぱと根っこを取り除く
収穫したラッキョウはまだ葉っぱや根っこが付いたままでしょう。
これを取り除きます。
葉っぱは、ラッキョウの膨らみの際当たりで切り落とします。
根っこはヘタも一緒に切り落とすことで、後の薄皮剥きが楽になります。
道具はハサミでOKです。
下処理ステップ②土や汚れを洗い落とす
根っこと葉っぱを切り落としたラッキョウを洗います。
桶等にラッキョウをいれ、しっかり土や汚れを洗い流しましょう。
ラッキョウ同士をごりごりこすり合わせることで、薄皮もはがれてきます。
下処理ステップ③薄皮をとる
ラッキョウの汚れが落ちたら、薄皮をとります。
ステップ②である程度薄皮がはがれていれば、取るのは比較的楽でしょう。
洗ったラッキョウすべての薄皮が取れたら、下処理完了です。
ここまでご覧になって、勘のいいあなたならお気づきでしょう。
ラッキョウは収穫しすぎると下処理が大変です。
欲張って収穫しすぎると、下処理が終わらず泣きたくなります(経験有)。
はじめてラッキョウ漬けを作ったとき、この下処理で苦労をして以降、実は私はこの作業が苦手です。
あと、小さすぎるラッキョウばかりだと、下処理が大変です。
収穫の時に小さなラッキョウを種芋にして土に返すのは、こういった理由もあるのです。
がんばって下処理したラッキョウ
最後に「漬ける」工程です。
そのままラッキョウ酢にINしてももちろん大丈夫ですが、より衛生的に付けるためにも、一度湯通しします。
鍋にお湯を沸かし、そこへラッキョウをIN.
1分ほど茹でたらザルにあげ、粗熱を取ります。
あらかじめアルコールで殺菌しておいた保存ビンにラッキョウ、鷹の爪お入れて、ひたひたぐらいまでラッキョウ酢を入れたら完成です。
私はオタフクのラッキョウ酢が好みです。
ふたをしっかりしめて、漬けた日を記録し、完成。
約1か月~食べられます。
ちなみに、ラッキョウは醤油や味噌で漬けても美味です。
味噌だと約3日、醤油だと約5日で食べられます。
早く食べたい場合は、味噌や醤油漬けにしてもいいかもしれませんね。
参考までに、それぞれのレシピをカンタンに紹介します。
- 味噌漬け:器に茹でたラッキョウと、味噌・砂糖(好み)等を入れて馴染ませ冷蔵庫保存
- 醤油漬け:器に茹でたラッキョウと、醤油、めんつゆ、砂糖(好み)等を入れて冷蔵庫保存
味付けはアナタの好きに調整してくださいね。
まとめ
ラッキョウ仕事は①収穫(購入)②下処理③漬ける、の3ステップです。
ラッキョウ収穫は生えているのを掘るだけとカンタンですが、収穫しすぎると後の下処理が大変なので気を付けてください。
下処理は①根っこと葉っぱを取る②洗う③薄皮を取る、の3ステップです。
下処理したラッキョウは軽く茹でておこのみの味に漬けてください。
アナタの家庭菜園が充実しますように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。