農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
「この春、ラディッシュを育ててみたいけど、家庭菜園初心者向けの注意事項を知りたい」
「家庭菜園初心者でも確実に発芽させたいから、種まきのコツが知りたい」
今回の記事では、以下のことがわかります
- ラディッシュ(はつか大根)を春から育てるときの注意事項
- ラディッシュ(はつか大根)の発芽率をアップさせる工夫
- ラディッシュ(はつか大根)の種のまき方(実践)
この記事を書いている私しばさくは、家庭菜園歴7年目の現役農家妻です。
ラディッシュといえば、比較的簡単で、早く収穫できる、家庭菜園初心者にも育てやすい野菜のひとつです。
「でも、本当に初めて育てる初心者からすれば、種まきの方法すらわからないのが普通!」
そんなあなたのため、今回の記事では、ラディッシュ(はつか大根)を育てる第一歩、注意事項や種まきについてご紹介します。
もくじ
【家庭菜園初心者】ラディッシュ(はつか大根)を春から育てる際の注意事項

ラディッシュ(はつか大根)は家庭菜園初心者にも比較的育てやすい作物のひとつです。
理由は次の二つです。
理由①発芽率が高い
ラディッシュはアブラナ科の野菜で、発芽率が高いです。
種をまいてからいつまでたっても発芽しない恐怖を感じる必要が少なく、安心して育てることができます。
理由②収穫が早い
ラディッシュ、またの名をはつか大根。
はつか大根という通称は「種まきから20日で収穫できる」という由来があるそうです。
それぐらい生育がよく、早く収穫できる野菜というわけです。
収穫までに時間がかかる野菜だと、家庭菜園初心者的には途中でモチベーションが下がってしまうことも。
ラディッシュなら早い段階で収穫を体験できるので、初心者的にもうれしい野菜なのです。
家庭菜園初心者むき菜野菜ラディッシュですが、育てるうえで注意事項もあります。
注意事項①虫がつく
ラディッシュはアブラナ科の野菜です。
なので、アオムシが良くつきます。
他にはアブラムシやヨトウムシなんかもつきやすいです。
大切な野菜を虫から守るため、種まき直後から防虫ネットや不織布を設置しておくと安心です。
注意事項②発芽後間引きをする
ラディッシュは間引くとうまく育ちやすい野菜です。
発芽して双葉が出そろったら1回目の間引きとして株間4~5㎝と少し広めにしておくとキレイなラディッシュになりやすいといわれています。
「じゃぁ、さっそくラディッシュの種をまこう」
そのやる気は素晴らしいですが、少し待ってください。
ラディッシュは種まき前に一工夫すると発芽率がアップするのです。
【家庭菜園初心者】ラディッシュ(はつか大根)の種まき前のひと工夫【浸水】
ラディッシュの発芽率を高めるひと工夫、それは「種の浸水」です。

「浸水って何?」
種の浸水とは、種を水につけておくことです。
なぜそんなことをするのか、その理由は、種の外皮を水でふやかして柔らかくし、より発芽しやすくするためなのです。
付けておく時間は人によってまちまちですが、私は「一晩」としています。
種まきの前日の夜寝る前に種を水につけて就寝。
翌朝に水から種を出して軽く水分をとって、まくという流れです。
ラディッシュは発芽率70%程と、割と高いです。
わざわざ浸水という手間をかけなくてもいいのですが、早く発芽してほしいとき等には有効です。
ちなみにつける水に少量の液肥を混ぜておくことで発芽が揃うという情報をどこかで聞きました(情報元をど忘れました、すみません。)
私が浸水の時に使う液肥は、サカタのタネの有機系液肥「ネイチャーエイド」です。
【家庭菜園初心者】ラディッシュ(はつか大根)の種蒔き実践

ここからは、先日(3月9日)実際にラディッシュの種まきをした模様を、実践形式でご紹介します。
家庭菜園初心者にもわかりやすいように、画像を多用しました。
※ピンタレストの画像が続きますが、こちら私しばさくのアカウントで、自分でアップした画像を使用しています。
一晩浸水させた種をもって庭へGO。
ラディッシュを育てるところに種をまくために筋を作ります。
今回は10㎝間隔の筋を2本掘りました。
いざ、種まき。
種の間隔が1㎝程度になるようにまいていきます。
巻き終わったらうすーく土をかけて、上から掌で鎮圧。
こうすることで浸透圧がかかり、種に水分がいきわたりやすくなります。
ラディッシュは発芽に光が必要な種「好光性種子」なので、あまり土をかけないようにすると発芽率がさらに高まります。
最後はもみ殻を、これまたうっすら上からかけて、トンネルで防虫ネットをかけて(虫予防)完成です。
後日発芽確認。
3月9日に種まきして、5月17日に発芽を確認したので、約1週間程度で発芽ということになります。
早すぎず、遅すぎず、この季節でいうと妥当かなぁという印象でした。
まとめ
ラディッシュは発芽率も良く収穫まで早いので、家庭菜園初心者向きの野菜です。
種をまく前日から液肥入り水で種を浸水させておくと発芽が良くなります。
種は約1㎝間隔にまいて、最後鎮圧することで、より発芽が揃うようになります。
あなたの家庭菜園ライフが充実しますように。
最後までご覧いただきありがとうございました。