農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?

今回の記事では、以下のことがわかります

この記事を書いている私、しばさくは、家庭菜園歴7年目突入中の、現役農家妻です。
あなたはパセリを食べますか?
「え?パセリってサンドイッチの飾りやん」
って思ったそこのあなた
それ、大きな間違いですよ
パセリは「彩り」だけじゃない使い方がたくさんあります。
そして、自分で育てるとラクチンで何より美味しいのです。
実際我が家でも毎年パセリは育てて、手料理に活用しまくりです。
「家庭菜園流行ってるし育てやすいしパセリでも植えとくか」
入り口はこれぐらいの軽い気持ちでOK
この記事を読めば、きっとパセリを育てたくなる(はず)!
もくじ
【家庭菜園】パセリはプランターがラクチン【初心者】

初めての家庭菜園にパセリを選んだ、そこのあなた
初心者はパセリをプランターで育てましょう
理由は3つです
理由①管理がラクチン
そもそもパセリはとても育てやすい作物です
普通に育てたら、まぁ枯れません
(育て方は次のセクションで解説しますね)
そしてプランターで育てると、お世話がラクチンなんです。
ラクチンポイント1:土がラク
初心者には難しい「土づくり」
しかしプランター栽培で一般的な「市販の培養土」を使えばラクチンです。
ラクチンポイント2:雑草がラク
培養土で育てると雑草が生えませんので、管理がラクチンです。
ラクチンポイント3:移動がラク
プランターだと軒下やベランダに置けます。
小さなプランターでなら日当たりのいいキッチンでも育てられます。
庭や畑にわざわざ行く必要もなく育てられるので、あなたの移動がラクチンです。
そのうえプランターは動かせるので、環境や気分で好きな場所に置けます。
控えめな大きさのプランターだと、パセリの移動もラクチンです。
理由②汚れが少ない
プランターで育てると、ラクチン以外にもいい事があります。
それは、パセリが汚れない
地植えすると雨風にさらされるので、どうしても汚れやすくなります。
パセリはサラダなど生食することが多い作物なので、汚れるのはちょっと…
でもプランター栽培だと、ベランダや軒下など雨の当たらないところに置けるので、汚れが少なくて済みます。
その代わり、水の管理が必要です。
プランターの土が乾いてたら、水をたっぷりあげましょう
理由③安心安全
家庭菜園の最大のメリットは、育てた野菜の安全性ですよね。
想像してみてください。
最初から収穫まで、あなた自身が見守り、その手で育てたパセリ。
苗を植え付けて、水をやって、成長を待って、からの収穫です。
これ以上の安心・安全は他にありませんよ。
特に自分の大切な家族に食べてもらうなら、これ以上の品質保証は存在しません。
こうして育てたパセリは、市販のものと比べてもとても美味しく感じます。
といった具合で、家庭菜園初心者がパセリを育てるなら、ぜひプランターに植えましょう。
「え?じゃぁパセリは地植えじゃ難しいの?」
そんなことはありません。
あくまでも、より初心者向けなのがプランター栽培ということなのです。
そうなってくると、次に気になるのが「育て方」ですよね?
次のセクションではパセリの基本的な育て方を解説します。
【基本】パセリの育て方
基本的に育てやすい作物、それが「パセリ」です。
せり科の植物なので病害虫に強いのです。
とはいえ、何も知らずにいきなり育てると失敗のもと。
成功の確率をあげるためにも、基本的な栽培情報を見ておきましょうね。
いつ植える?

パセリは「春」と「秋」の年2回植え付けることができます。
春:4~5月
秋:9~10月
苗?種?

どちらでもOKですが、種の発芽率が低いです(70%前後)
なので失敗を防ぐなら苗から育てましょう
時期になると園芸コーナーで苗が出回ります。
なるべく緑色の濃いしっかりした苗を選びます。
安いところだと、1株100円前後で買えるところもありましたよ。
どこに植える?
畑や花壇等の「地植え」、「プランター栽培」、どちらでもOKです。
しかし、より手軽でカンタンにパセリを育てるなら、断然プランター栽培です。
土は市販の「野菜の培養土」を使うとラクチンです。
肥料は?

プランター栽培で培養土を使う場合は、元肥が培養土には配合されているはずなので、植えつけ前の肥料はいりません。
もし地植えするなら…
元肥
化成肥料:1㎡あたり100g
堆肥:1㎡あたり1kg
苗を植える1週間前ぐらいに肥料・堆肥を植える場所に入れて
馴染ませておきます
植え方は?
苗の場合、株と株の間「株間」は20㎝ぐらいです。
もし種から育てたいというチャレンジ精神があるなら、種を筋まきします。
芽が出て丈夫そうな株を残しつつ間引きましょう。
最終株間は20㎝を目指してください
お世話は?

植えた苗が土に根付いたら(活着)、特に手間をかける必要はありません。
出来るだけ毎日観察して、土が乾いていたらたっぷり水をあげます。
ちなみに地植えは、めっちゃ乾かない限りは水やりしなくてもOKです。
収穫は?
株から生える葉っぱが15枚を超えたあたりから収穫OKです。
葉っぱの生え際から手でもげます。
一度に収穫する数は、1株につき3~5本までにしましょう。
あまりむしりすぎると弱るかもしれませんので本数に注意です。
うまく育てば、春に植えた苗が翌年の春まで収穫できます。
注意事項

虫はつきにくい作物ですが、たまにアゲハ系のイモムシがつきます。
アゲハの幼虫はせり科の植物が好きなので、見落とすとパセリが丸坊主に…
見つけ次第ご退場いただきましょう。
たまにアブラムシもつくという情報があります。
アブラムシは手で駆除するわけにいきませんので、園芸コーナーにおいてる市販の防除剤を頼ってください。
【飾りじゃない】パセリの活用術【無限大】
一見地味な存在のパセリ
ポテサラやサンドイッチの飾りによく使われますが
それだけじゃありません。
実は栄養価が高いのです。
βカロテンやビタミンC、Eなど、野菜の中ではトップクラスの含有だと言われています。
そしてなんといっても魅力的なのが、パセリ特有の風味です。
上手に使えば栄養面・風味面でも料理の質がぐっとアップします
そんな魅力たっぷりのパセリ。
せっかく育てたのなら、美味しく食べなきゃもったいない!
代表的でカンタンな調理方法がこちら
散らす:葉っぱを刻んで料理に散らすだけ
出来上がったポテトサラダの上に散らす
コンソメスープに散らして浮かべる
お皿に盛り付けたピラフに散らす
など…
和える:葉っぱを刻んで料理に和えるだけ
ジャーマンポテトの仕上げに和える
ペペロンチーノの仕上げに和える
など…
揚げる:茎ごと刻んで衣に混ぜるだけ
チキンカツのパン粉にまぜて揚げる
唐揚げを揚げる直前にまぜて揚げる
かき揚げにする
乾かす:乾燥パセリとして保存調味料にする
洗ったパセリをレンジで1分ほどチン!
葉っぱがパリパリになったらくずして、保存容器に入れておくと色々使えますよ
といった具合で、飾りにしておくにはもったいないです。
ぜひあなたの料理に活用してみてください。
まとめ
パセリは強い作物なので育てるのがラクチン簡単!
プランター栽培で上手くいけば1年中食べられます。
パセリは飾りだけじゃない、いろんな料理に使えます。
あなたの家庭菜園ライフが充実しますように
最後までご覧くださり、ありがとうございました。