農家妻しばさくです。
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?

庭の開いたスペースで家庭菜園をしたいけど、初心者でも管理できる畑の広さや大きさはどれぐらい?
例えば土地が広すぎる、狭すぎるときはどう対処したいいの?
市民農園や貸し農園はどんな感じ?メリットやデメリットを知りたい。
今回の記事では、以下のことがわかります
- 初心者でも管理できる家庭菜園の大きさ
- スペースが広い場合、狭い場合の家庭菜園の作り方
- 最近流行りの市民農園や貸し農園の概要
この記事を書いている私、しばさくは、家庭菜園歴7年目突入中の、現役農家妻です。
今住んでいる地域は田舎です。
家の周りでやっている家庭菜園は、引っ越した当初は草ボーボーの空地でした。
なかなかの広さなので、土地のお世話が間に合わないことがいまだにあります。
ましてや、家庭菜園を始めたばかりの初心者だった頃は、畑を草まみれにしたこともしょっちゅうでした。
広すぎる畑は初心者のころの私には重荷だったのです。
そんな私しばさくの経験から、初心者が管理できるであろう家庭菜園の大きさを解説します。
もくじ
初心者の家庭菜園のベストな大きさは?【結論:約1~2坪】

これから家庭菜園を始める初心者は、だいたい1坪~2坪ぐらいの大きさから始めるのがいいでしょう
これより広いと管理がしきれません
狭いと少し物足りなく感じるでしょう。
1坪の大きさ・広さは畳2枚分です。
ちなみに畳は、長い辺:1.8m、短い辺:0.9mです。
あなたのご自宅の和室をご覧ください。
「あれ、意外と狭くない?」
と感じることでしょう。
しかし、これぐらいが初心者にとっては良い感じの大きさなのです。
理由
- 草引きの手間が少ない
- 植えた作物の管理がしやすい
- 植えた作物の変化を感じやすい
じゃぁ、どれだけの作物を植えられるのでしょう?
1坪、畳2枚分を想定します。
180㎝四方の面積内に、幅70㎝の畝を2本作れます。
要するに長さ180㎝幅70㎝の畝2本に野菜を植えるのです。

代表的な野菜で例に挙げると
春植え(夏野菜)
ピーマン・トマト・ナス・ゴーヤ・キュウリ:1畝に4本~5本
オクラ・落花生:1畝に6本
秋植え(冬野菜)
ハクサイ、ブロッコリー:1畝に4~5本
菜花・春菊・チンゲン菜:10株前後
植える本数を2~3株にして、少量を数種類植えることで、いろんな野菜を楽しむことができます
初めてのうちは、自分がどれぐらいお世話をできるか、どの野菜と相性がいいのかが分かりません。
しかし、それでいいのです。
まずは控えめな面積からお世話や栽培に慣れていって、余裕が出てきたらその後のことを考えましょう
しかし、庭や空いている土地が狭すぎ・広すぎる場合の家庭菜園や畑づくりはどうしたものか?
次で解説します
【広すぎ】初心者の家庭菜園の大きさ調整方法【狭すぎ】

結論から言います。
広い庭の場合は、家庭菜園として利用する場所を限定する
狭い場合は、プランター栽培にチャレンジです。
広い場合
日当たりや土の状態を見て、畑にしたいところを決めます。
土の状態は、いろんな種類の雑草が生えている所がおススメです。
多種多様の雑草が生えているということは、作物も育ちやすいところ。
逆に雑草が全然生えていないところや石や砂利だらけ等あんまり作物を育てるのによくなさそうなところしかない場合でも、土壌を改良すれば植えられるケースもあります。
バークたい肥や有機肥料なんかを入れて混ぜてみてから、作物を植えましょう。
作物を植えないと決めたところは、雑草の管理をする程度で荒れないようにします。
後々栽培に慣れてきて畑を増やしたくなった時用に目星をつけておくのも大切です。
狭い場合
花壇ぐらいの広さしかない等、家庭菜園をしたくても土地の広さがない場合は、プランターを併用して家庭菜園に挑戦しましょう。
狭い土地で作物を育てるときは、植える作物と種まきを工夫すれば結構楽しめます。
たとえば、葉物野菜。
ホウレンソウやリーフレタス、大根等直まきする作物の種は、まんべんなくばら蒔きにします。
限りある土地を最大限活用できるような植え方育て方を工夫して作物を育てましょう。
栽培に慣れてきたら、プランター栽培を増やすのも方法です。
露地とは違い世話の手間が多いプランター栽培ですが、こじんまりと育てられるので省スペースにはおススメです。
冒頭で少し触れましたが、私が住む地域は田舎です。
最寄りの駅までは車で40分以上かかります。
人口も少なく限界集落です。
家は賃貸ですが、一戸建てで広めの庭(空地)がついてます。
そのほか、管理すべき土地も無数にあります。
雑草対策だけでも重労働なので、いっそ何かを植えて育てようと思い始めた家庭菜園ですが、増やし過ぎて世話に手が回らず枯らしたことも多数あります。
そんな経験から、初心者は「なるべく小さく始める」のがベストだと思います。
そして…
家庭菜園を始めたいけど庭も土地もない場合はどうすればいいのか?
そんなお悩みの解決が「貸し農園」です。
【土地がない】市民農園や貸し農園ってどんなの?

最近市民農園や貸し農園が流行っています。
- 農家の高齢化で余った農地の活用
- 都市部に住んでいるけど作物を育ててみたい
そんなニーズが相まって、全国的に市民農園や貸し農園が増えています。
区画貸しが多く、初心者でも始めやすい広さ・大きさの農地が借りられるでしょう。
また、周りも同じように借りている「家庭菜園仲間」がいらっしゃるはずなので、交流して情報交換するの楽しいかもしれませんね。
市民農園は主に市町村等の役所が中かいして農地を区画で貸してくれる制度です。
年単位契約で、比較的安く借りられるのがメリットです。
反面、農具や肥料等はすべて自腹です。
また、借りられる上限年数が決まっていることが多いので、数年後にはがんばって耕した畑は整地して返却ということとなります。
貸農園は、民間企業や農家から直接借りる方式です。
地域にもよりますが、市民農園よりは賃貸料が高い印象があります。
農家から直接借りる際は、個人間での契約なので賃貸期間も交渉次第で決められることが多いでしょう。
農家と家庭菜園したい人をつなぐ仲介役を農業が担っている地域もあるようです。
お住いの地域の役所や農協に問い合わせるといろいろ情報が手に入るかもです。
貸農園の検索サイトを見つけました
まとめ
家庭菜園初心者は、小さく始めましょう
畑の大きさの理想は、約1坪~2坪
これを超えるとあっそう対応や作物のお世話が間に合いません
家庭菜園の土地
広い場合は植える場所を限定する
狭い場合は慣れてきたらプランターをプラス
土地が無くても「市民農園」「貸し農園」で土地を借りれば始められます
最後までご覧くださり、ありがとうございました。