農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
「熱中症ってなんでなるの?」
「もし熱中症になったらどうしたらいいんだろう?」
「熱中症の予防は何をしたらいいんだろう?」
今回の記事では、以下のことがわかります
- 熱中症になる理由
- 熱中症になったときの対処法
- 熱中症予防法
この記事を書いている私しばさくは、家庭菜園歴8年目の現役農家妻です。
夏の暑い季節は夏野菜が盛りです。
暑いのはいやだけど、野菜のお世話や収穫に、ついつい長時間作業しがちですよね。
しかし、作業中は気づかなくても、ふとした瞬間にふらついたことありませんか?
それ熱中症かもしれませんよ
今回の記事では、家庭菜園でおこりやすい熱中症についてご紹介します。
熱中症で家族や大切な人に心配をかけないために、家庭菜園初心者でも実践できる対策もあわせてご紹介しますので、最後までお楽しみください。
では一緒に見ていきましょう。
もくじ
【家庭菜園初心者】熱中症はなぜ起きる?

夏の家庭菜園では熱中症になりやすいというのは、家庭菜園初心者のあなたでもご存じのことでしょう。
ではなぜ、熱中症になるのか知っていますか?
その原因は大きく分けて3つあります。
これを知っておくだけでも、家庭菜園作業中の熱中症を予防できます。
アナタの身体を守るためにも、順番に見ていきましょう。
熱中症になる原因①暑さ
アナタもご存じのように、熱中症は暑いときに良くおこります。
例えば
- 気温が高い
- 湿度が高くムシムシする
- 風があまりふいていない
- 梅雨明け等で急激に気温が上がった
こんな日に外にいると、熱中症になりやすいので気を付けないといけません。
熱中症になる原因②体調
熱中症は気温が高い時に起こりやすいですが、それに加えて自分の体調が悪いときに良くおこります。
例えば
- 二日酔い
- 寝不足
- 疲労がたまっているとき
- 栄養状態が良くない時(病気明けやダイエット中など)
こんな時は要注意です。
熱中症になる原因③運動
暑いときに体を動かす等運動をすることで熱中症が起こりやすくなります。
例えば
- 炎天下での草刈り
- 休憩なしで長時間の収穫作業
- 水分補給をせずに畑を耕す続ける
など無茶な畑仕事をしていると熱中症になりやすいです。
ここまで読むと、勘のいいあなたはもうお気づきでしょう。
熱中症は体の熱がたまるとなりやすいということなのです。
気温が高くムシムシすると外に熱が逃げにくいです。
体調が悪いと熱の放出機能がうまく働きません。
暑い中で運動をすると体が余計に熱くなるので熱中症になりやすい。
とまぁ、こんな具合です。
大人もさることながら、子供や高齢者は特に体温調節機能が上手く働かないことがよくあるので、気を付けたいところです。
「熱中症にならないように気を付けていても、なってしまうことがある。そうなったらどうしよう。」
という意見もあるでしょう。
というわけで次のセクションでは、熱中症っぽくなったらどうすればいいのかをご紹介します。
家庭菜園初心者や、子供と一緒に作業をするときに、身を護るのに役立つ知識です。
【家庭菜園初心者】熱中症になったかも?どうする?対策をご紹介

ここからは「熱中症かも?」な時の対策をご紹介します。
どれだけ気を付けていても、その日のコンディションやお天気、作業内容で熱中症になってしまうことはあります。
いざというときのために知識をもっておいて損はありません。
一緒に見ていきましょう
対策①体を冷やす
意識があって「あ、これヤバいわ」と思える軽度な場合は、速やかに日陰に避難してください。
そして、可能な限り衣服を緩めて体を冷やしましょう。
もっているなら、保冷剤やぬれタオルで首や脇、太ももの付け根等太い血管が通っている場所を冷やすと効果的です。
もしこの時点で自力で動けない場合や意識がもうろうとしている時は、周りの人に助けを求め、救急車を呼んでください。
対策②水分補給
体を冷やすと同時に水分補給をしましょう。
できれば、スポーツドリンクや経口補水液がベストです。
もし自力で水分補給できないぐらいしんどい場合は、医療機関へ。
対策③回復をまつ
体が冷えて水分補給をしても、すぐに動いてはいけません。
そのまましばらく安静にして、体力の回復を待ってください。
できれば、そのまま帰宅が望ましいでしょう。
間違っても「もう大丈夫だから作業の続きを…」と自己判断はやめましょう。
参考資料:環境省熱中症予防情報サイトより「熱中症の対処方法」
https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_checksheet.php
熱中症は命にかかわりますので気を付けたいところです。
ここまでお読みいただくと
「熱中症にならないための予防法も知りたい」
という意見もあるでしょう。
そのやる気は大変すばらしいです。
次セクションでは、熱中症予防のお情報をまとめました。
安全な家庭菜園・野菜作りのためにも、是非ご覧ください。
【家庭菜園初心者】熱中症予防法

最後に、熱中症予防法をまとめました。
家庭菜園初心者は特に、作業に集中して気づけばふらふら…なんてことがありえます(私です)
ご自身やご家族の安全のためにも、ぜひご覧ください。
予防法①涼しい時間帯に作業する
暑い時間帯に家庭菜園にいると、熱中症になる確率がアップします。
朝や夕方などなるべく涼しい時間帯に作業するのがおススメです。
7~9月であれば、朝は6時~9時、夕方は5時~7時ぐらいが比較的涼しいですよ。
ただ、この時間帯は蚊やブヨが多いので、蚊取り線香をお忘れなく。
予防法②休憩回数を増やす
ぶっ通しで作業を続けていると、知らないうちに疲労や熱がたまって、熱中症になりやすいです。
休憩回数をこれまでの倍ぐらいに多くするのがおススメです。
「なんかさぼってる気分」
になることもありますが、あなたの健康の方が大切です。
予防法③水分をこまめにとる
水分補給はこまめにしましょう。
水ではなく、塩分も同時に補給することで、熱中症を予防できます。
経口補水液やスポーツドリンク等を上手に活用しましょう。
予防法④作業服を工夫する
日焼けや虫刺され予防で作業着は長袖長ズボンという家庭菜園ユーザーはとても多いと思います(私もそうです)。
それはとても良いことですが、長袖や長ズボンでもなるべく通気性の良い物を選びましょう。
今は扇風機一体型の作業着も売られています。
また、首のタオルを冷感素材にしたり、保冷剤を活用したり等、体に熱がこもらない工夫をすることで熱中症を予防できます。
予防法⑤体調を良くする
いろいろハード面を工夫しても、体調が悪ければ熱中症になりやすいです。
睡眠不足や二日酔いは避けましょう。
たっぷり睡眠・たっぷり栄養で健康な体を作ることが、美味しい野菜作りの近道かもしれません。
予防法⑥天気予報は毎日チェック
熱中症になりやすいのは、お天気のいい、ムシムシした日です。
天気予報を毎日確認して、その日の暑さや日差しに気を配りましょう。
最近では「熱中症情報」もみることができます。
便利な機能は上手に活用して、暑い季節の家庭菜園を楽しみましょう。
私が良く見るサイトは日本気象協会 tenki.jp【公式】です。
まとめ
熱中症は気温や隊長、運動などで体に熱がたまって起こります。
熱中症かな・と思ったら早めに体を冷やして水分補給と休憩を取りましょう。
ヤバイ場合はすぐに病院です。
熱中症予防法をご参考に、暑い夏を熱中症にならないよう気を付けながら家庭菜園を楽しみましょう。
あなたの家庭菜園作業が安全に行えますように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。