
農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたはこんなことがありませんか?
夏の台風、干ばつ、大雨や高温でせっかくの作物がダメになった
近年異常気象が多いから家庭菜園の維持が難しい
今回の記事では、以下のことがわかります
異常気象での家庭菜園被害まとめ
家庭菜園を異常気象から守る対策まとめ
この記事を書いている私しばさくは、家庭菜園歴9年目の現役農家妻です。
近年、異常気象による被害が頻発しています。
家庭菜園でも、台風や大雨、干ばつなどの異常気象の影響で、野菜が被害を受ける可能性があります。
「せっかく植えた野菜がダメになるのは嫌!」
「何か対策はできないの?」
そこで、今回は家庭菜園初心者向けに、異常気象の野菜作り対策についてご紹介します。
あなたの家庭菜園の大切な作物たちのお役に立てれば幸いです。
では見ていきましょう。
もくじ
【家庭菜園初心者】近年異常気象で野菜作りが危ない!【台風・大雨・干ばつ】

近年、地球温暖化などの影響なのか、初夏~秋にかけて、台風や災害級の大雨、高温、干ばつ、日照りなど、例年では考えられないような極端な気象:異常気象が頻繁に発生しています。
それに伴い、通常では育てやすいとされている夏野菜が生育不良や収穫量低下など育てにくいケースが増えているのです。
ちなみに今年(2023年)夏の高知県は、雨天や曇天が多かったため、夏野菜の代表格であるししとう、オクラ、インゲンなどの夏野菜の収穫量が減少したケースをみかけました。
ししとう、オクラ、インゲンなどの夏野菜は、日当たりと風通しの良い環境で栽培する必要があります。
雨天や曇天が続くと、日当たりが悪くなり、風通しも悪くなります。
そのため雨天曇天といいた天候が続くと
- 野菜が徒長
- 病害虫が発生しやすい
- 収穫量が減少
といった可能性があります。
また、雨天や曇天が続くと、土壌中の酸素が不足し、根腐れを起こす可能性があります。
根腐れを起こした野菜は、栄養を吸収できなくなり、生育が悪くなります。
今年の夏の高知県では、梅雨明けが遅れたことや、台風の影響で雨天や曇天が多かったため、夏野菜の収穫量が減少したと考えられます。
実際我が家の家庭菜園でも、甘長は生育途中で枯れてしまい、オクラは徒長してひょろながであまり花もつけず、インゲンは風通しが悪かったためか病気と虫が大繁殖しました。
当然、収穫量は散々な結果でした(泣)。
所変わって2023年夏は、関東甲信越あたりは日照りが続いていました。
報道によれば、東京での猛暑日は2023年は過去最多、30度以上の真夏日の気温に至っては31日連続となったそうです。
一時はダムの貯水量が危険水域に達したダム湖もあったというニュースもありました。
例年降るはずの雨が、ほとんど降らなかったのです。
まさしく異常気象、地球温暖化の影響でしょうか。
このような異常気象はもちろん家庭菜園に悪影響が出たことと考えられます。
野菜は、光合成によって栄養を作り出すため、日当たりが悪いと生育が悪くなります。
逆に日照りが続くと土壌の乾燥が進み、今度は根腐れを起こしやすくなります。
具体的には、
- 生育が遅れ、収穫量が減少する
- 葉焼けや病害虫が発生しやすくなる
- 根腐れを起こしやすくなる
このようなことが増えていると、いわゆる「教科書通り」の育て方ではうまく育たないケースが増えています。
じゃぁどうすればいいのか?
次で対策をまとめました。
【家庭菜園初心者】異常気象被害対策まとめ

ここからは、異常気象によって大切な作物に被害が及ぶまえにできる対策をまとめてみました。
雨天・曇天が多い場合
- 植え付けの段階で日当たりと風通しの良い場所を選ぶ
- 雨よけや風よけを設置する
- 雨天や曇天が続く場合は、水やりの回数を増やす
- 病害虫の発生に注意する
また、病害虫の発生を予防するために、防虫ネットや薬剤散布などの対策を講じることも効果的です。
高温・日照りが多い場合
- 水やりの回数を増やす
- 土壌の水分量をこまめに確認する
- 日よけを設置する
日照り時の水やりは、日が高い時間や土の温度が高い時間は避け、朝夕の涼しい時間帯に行います。
遮光ネットなどで日よけするのもよい対策です。
とはいえ、異常気象は常に突然訪れます。
日ごろから天気予報を確認していると、手遅れ回避につながります。
私がよくお世話になっている天気予報サイト「ウェザーニュース」↓
https://weathernews.jp/?fm=header
家庭菜園初心者のうちは失敗を繰り返すことも多いですが、めげずにさまざまなことに挑戦してみてください。
その挑戦は必ず、あなたの力になりますよ。
まとめ
異常気象の影響は、今後も予測が難しい状況が続くと考えられます。
そのため、家庭菜園を始めたばかりの方も、異常気象への対策をしっかりとしておくことが大切です。
今回ご紹介した対策を参考に、安心して家庭菜園を楽しんでください。
家庭菜園は、収穫の喜びや、自分だけの野菜を食べる楽しみがあります。
異常気象による被害を最小限に抑え、安心して家庭菜園を楽しんでください。
この記事があなたのお役に立ちますように。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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