
農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたはこんなことがありませんか?
家庭菜園で育てている菜花に花が咲いたけど食べられるのか?
満開になった菜花は食べられないのか?
今回の記事では、以下のことがわかります
食用菜花は花が咲いても食べられる
しかし咲きすぎると硬くなる
菜花の花はエディブルフラワー
この記事を書いている私しばさくは、家庭菜園歴9年目の現役農家妻です。
我が家は庭で食用菜花を育てています
収穫期に暖かい日が続くと、蕾が開花した!
なんてことはしょっちゅうです
そんなときはどうしているのかを、今回の記事ではご紹介したいと思います。
【家庭菜園初心者】菜花の黄色い花は食べられます
先にも触れましたが、食用菜花の黄色い花は食べれます。
普通に考えたら、菜花は蕾がついた茎葉を食べる野菜なので、その蕾が開花したところで特に問題はありません。
しかし、世間では菜花は花が咲くと食べないという声をよく聞きます。
ネットでは「菜花の花には毒があるのでは?」みたいな噂もあるほどです。(毒はありません)
これはスーパー等で売られている菜花(菜の花)には花が咲いていないから、というのが理由の一つでしょう。
市販の菜花に花が咲いていたら、これは古いんじゃないか?と思いますよね。
実際、野菜売り場のお勤め品コーナーでは、花が咲いた古い菜花が値引きされて売られているのを見かけたことがあります。
しかしそれは、売られている野菜としての菜花のお話です。
庭や畑で植っている状態の菜花に数輪の黄色い花が咲いたところで、古くもなんともありませんよね。
なので、自分で育てている菜花に花が咲いても、気にせず食べてみましょう。
これが結構美味しいんですよ。
【家庭菜園初心者】菜花は満開だと食べるのが困難【開花率は3割まで】
先に触れた様に、菜花の黄色い花は食べられます。
とはいえ、春先の河川敷で咲き狂うほどに満開になったような菜花はどうでしょう。
流石にそこまで満開になると、食べるのは難しいです。
理由は
- 茎が筋張って硬くなる
- 花が受粉して実になっている花房がある
- 開花に栄養を使うので茎が細くなって食感が悪い
が主なものです。
花びらだけをむしって調理すれば食べられなくはないでしょうが、そこまで無理して食べる必要が無いと思います。
では、どこらへんまでの開花なら大丈夫なのか?
個人的見解・リサーチの結果、茎が硬くなければ3分咲きまでは許容範囲です。
これを超えると、一番花が実になっている可能性が高いです。
また、3分咲きまで至らなくても、そもそも食用部分が細くて硬いような菜花は食べない方が無難です。(筋張って美味しく無い)
【家庭菜園初心者】花が咲いた菜花の美味しい食べ方
花が咲いても美味しく食べられることがわかった菜花ですが、より美味しく食べる方法をご紹介します。
まずは、おひたし。
蕾だけの菜花のおひたしよりも、黄色い花が差し色になって見た目にも美しいです。
花が咲くと苦味が増すという意見もありますので、苦いのが苦手な場合は、花だけ摘み取ってしまうのも良いでしょう。
摘み取った花は、味噌汁に入れると苦味もあまり感じず、色味も綺麗です。
苦味を取る方法の一つに、油で調理する方法があります。
天ぷらやフライにするのが手軽でしょう。
また、ベーコンと一緒に炒めることでベーコンの旨みと油で苦味が気にならなくなります。
ぜひお試しください。
まとめ
家庭菜園や畑で育てている食用菜花は、花が咲いても食べられます。
しかし、あまりに満開の花芽は食べない方が無難です(硬い)。
菜花の黄色い花は、そのまま調理してもよし、花だけむしって汁物に入れてもよし、ただ少し苦いかもしれません。
この記事があなたのお役に立ちますように
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
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