農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
「キュウリの苗って結構高くない?」
「苗をもっと安く手に入れる方法はないの?」
「キュウリの苗を自分で育ててみたいけど、難しいかな?」
今回の記事では、以下のことがわかります
- キュウリは種から育てるとコスパが良い
- キュウリの育苗は案外カンタン
- キュウリの育苗方法と注意事項
この記事を書いている私しばさくは、家庭菜園歴8年目の現役農家妻です。
夏野菜の代表であるキュウリ
自分で育てたいと苗を買いに行くと、1本100円~200円します。
「夏にキュウリたくさん食べたいからたくさん育てたいけど、苗を買うと結構するよね」
そんな家庭菜園初心者にむけて、今回の記事ではキュウリの育苗についてご紹介します。
苗で買うより安上がりですよ。
もくじ
【家庭菜園初心者】キュウリを種から育てるとコスパが良い理由

先にも触れましたが、キュウリは苗で買うより種から育苗する方がコスパよく、安くキュウリを育てられます。
理由①種が安い
キュウリは種自体が安い作物です。
だいたい20~30粒入りで安い物であれば300円~で購入可能です。
1粒あたり20円~30円となります。
苗であれば1本100円以上するので、種から育てる方がかなりお安くすむのが分かります。
理由②生育旺盛
いくら種が安くても、上手く育たなければコスパよくありませんよね。
その点、キュウリは大丈夫です。
まず、種が大きく発芽率が高いです。
通常80~90%と、家庭菜園初心者でもカンタンに発芽させることができる数値です。
その上キュウリは季節があえば生育旺盛な作物です。
発芽後もすくすく育ってくれやすいです。
理由③病害虫に強い
生育旺盛でも、病気や虫がつきやすかったら、育苗しにくいですよね。
その点もキュウリは大丈夫、病害虫に強い作物です。
家庭菜園初心者が育苗をしても、病気や虫で死んでしまうことはほぼありません。
「キュウリの育苗チャレンジしてみたくなってきた」
という意見もあるでしょう。
そのやる気は素晴らしいです。
というわけで次セクションでは、キュウリの育苗方法をご紹介します。
【家庭菜園初心者】キュウリのカンタン育苗方法【実践】

ここからはキュウリの育苗方法をご紹介します。
それも、家庭菜園初心者でも気軽に取り組めるよう、カンタン3ステップでご紹介します。
まず材料は
- キュウリのタネ(好きな種類でOK)
- 土(培養土が好ましい)
- 苗ポット(サイズはなんでもOKですが、良く使われるのは直径9センチのもの)
キュウリの育苗方法①苗ポットに土を入れる
苗ポットに土を入れます。
渕までぎっちり入れるのではなく、7割ぐらいでOK。
土を満タン入れると、育苗中水やりするときに、水がこぼれてしまうからです。
あと、土の節約にもなります。
キュウリの育苗方法②種を埋める
土の準備ができたら、キュウリのタネを埋めます。
キュウリは発芽率が高いので、1つのポットに種1粒でOKです。
また、種が大きいので、前もって浸水(発芽率を高めるための処理)をしなくてもOKです。
ポットの土に深さ1センチほど穴をあけて、そこに種を入れ、土をかぶせます。
深さ1センチの目安は、人差し指の指先と第一関節のちょうど真ん中ぐらいです。
ポットの土に種を置き、指で1センチ「ズボッ」と沈めて、土をかけるというやり方も手軽でカンタンですよ。
キュウリの育苗方法③水をやる
種を埋めたら、水をたっぷりかけます。
苗ポットの下穴から水が染み出るぐらいあたえます
以上です、カンタンでしょう?
種まきからしばらくして発芽したら、あとは本葉4枚ぐらいまで育苗したあと、畑に植えつけましょう。
【家庭菜園初心者】キュウリ育苗の注意事項

キュウリは生育旺盛で種からでも比較的簡単に育てられる、家庭菜園初心者向きの野菜です。
「でも、初めての育苗失敗したらどうしよう」
という家庭菜園初心者の心配もあることでしょう。
というわけでここからは、より失敗を減らすためにもいくつか注意事項をご紹介します。
キュウリ育苗注意事項①水管理
種まき後は土がカラカラに乾かないように気を付受けます。
土の表面を触って乾いていたら、ポットの下穴から染み出るぐらい水を上げます。
キュウリ育苗注意事項②土
育苗に使う土は、できれば培養土がいいです。
培養土はあらかじめ肥料が配合していて、殺菌やPH調整もされているので、育苗中の病気を防げます。
庭や畑の土を使っての育苗もできなくはありませんが、育苗中に雑草が生えたり、上手く発芽しなかったりする危険があるので、家庭菜園初心者は控えた方がいいでしょう。
キュウリ育苗注意事項③もし発芽しなかったら…
発芽率が高いキュウリですが、100%というわけにはいきません。
もしいつまでたっても発芽しないポットがあったら、一度土を軽く優しくほじってみてもOkです。(目安は種まき適期で2週間発芽しなかったらほじってみましょう)
発芽しない原因の一つに、頻繁に水を与えていると土がしまって酸欠になっていることがあげられます。
発芽には酸素が必須なので、酸欠だとうまく発芽できないことがあるのです。
また、種が中で腐っていることもあります。
優しくほじってみて、根っこが出ていたり、腐ってなければ、またそっと元の位置に戻してあげましょう。
もし種が腐っていたり、発芽する気配が無さそうであれば、まきなおしもOKです。
キュウリ育苗注意事項④余った種は?
キュウリのタネを買うと、数が多くて使い切れないことがよくあります。
そんな時は、冷蔵庫で翌年まで保管しましょう。
種袋には有効期限が書いてあると思います。
その期限を過ぎても発芽しますので、安心してください。
キュウリのタネの寿命の目安は、3~4年です。
それまでに忘れず使い切るようにしましょう。
まとめ
キュウリは苗を購入するより種から育苗する方が安上がりでコスパが良いです。
家庭菜園初心者でもキュウリの育苗は難易度が低いです。
たくさん育てたい、安くキュウリを育てたい場合はぜひ育苗にチャレンジしてみましょう。
あなたの家庭菜園ライフが充実しますように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。