
農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたはこんなことがありませんか?
コンポストって何?
コンポストって何がいいの?
コンポストのやり方や使い方は?
今回の記事では、以下のことがわかります
コンポストは「堆肥」のこと
コンポストメリットやデメリット
コンポストのやり方や使い方
この記事を書いている私しばさくは、家庭菜園歴9年目の現役農家妻です。
最近、世界情勢の関係で肥料や堆肥がかなり値上がりしています。
これは、家庭菜園ユーザーにとっては大打撃!
「自分で堆肥作れたら安上がりなのになぁ…」
はい、それ作れますよ
というわけで今回の記事では、堆肥を自分で作る「コンポスト」についてメリットやデメリット、やり方までまるっとご紹介します。
もくじ
【家庭菜園初心者】コンポストとは?【生ごみ堆肥】
先にも触れましたが、コンポストとは「堆肥」のことです。
または、堆肥を作るための容器・入れ物のことを指します。
そして堆肥とは(今更ですが)、有機物が微生物によって分解されたものを指します。
引用:Wikipedia↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A0%86%E8%82%A5
ここで話題にしているコンポストは、自作堆肥という位置付けになります。
自作コンポストをするには、材料である有機質を用意する必要があります。
市販の堆肥の材料といえば、牛糞や豚糞、木の皮や藁などが一般的です。
しかし私たちが牛糞や木の皮で堆肥を作るのは物理的に難しいでしょう。
そこで登場するのが「生ゴミ」です。
自宅でコンポストをするのなら生ゴミが断然おすすめです。
【家庭菜園初心者】生ゴミコンポストのメリットやデメリットまとめ
先にご紹介したように自分でコンポストを作るなら生ゴミがおすすめなのですが、その理由を知りたくなるのが人情でしょう。
なのでここからは、生ゴミコンポストのメリットをご紹介します。
生ゴミコンポストのメリット
- 生ゴミが減る
- 堆肥代が浮く
- ゴミ袋代が浮く
結論から言うと、生ゴミコンポストはゴミも減ってお金も浮くという一石二鳥な面があります。
生ゴミは自宅で料理をしていれば毎日出るものなので、その量が減ると家事の負担も柔らかくなりますね。
また、家庭菜園や野菜づくりをしていると堆肥は必ず使用しますので、それを自作できると言うのは買いに行く手間もお金も省けます。
浮いたお金で新しい園芸用品が買えるかもしれません。
さらに生ゴミが減ることでゴミ袋使用量も減るので地球環境にも優しいというエコな側面まで浮き彫りになります。
まさに良いことづくめ!
ここまでメリットばかり見てきましたが、良い面もあれば悪い面もあるのが普通です。
というわけでここからは、生ゴミコンポストのデメリットもご紹介します。
生ゴミコンポストのデメリット
- 時間がかかる
- 悪臭の原因
- 獣や虫が寄ってくるかも
堆肥は有機物を微生物が分解することでできますので、時間がかかります。
かかる期間は季節によって差がありますが、だいたい1ヶ月〜半年は見たほうが良いでしょう。
すぐに堆肥を欲しい場合は購入する必要があります。
また、生ごみを使うので悪臭を放つこともあります。
その悪臭に獣や虫が寄ってくることもあります。
対策としては、肉や魚由来の生ゴミコンポストに使わないようにすと良いでしょう。
生ゴミコンポストには
- 卵の殻
- 野菜屑
- 穀物
- 果物の皮
などが向いています(経験則)
また、落ち葉を堆肥の材料にするのもオススメです
やり方は生ゴミコンポストと同じなので、続けて見ていきましょう。
【家庭菜園初心者】生ゴミコンポストのやり方3つ【使い方も】
ここからは、生ゴミコンポストやり方を3つご紹介します。
あたなのご自宅の事情にあったやり方をお選びくださいね。
やり方①土に埋める
一番簡単なのは、生ごみを土に入れることです。
有機質を土壌微生物に分解してもらうのです。
埋めることで土との設置面が増えて分解が進みやすくなります。
埋めてから早ければ1ヶ月〜で使えるようになります。
埋めた場所を掘り返して、分解されていたらオッケーです。
デメリットは、埋める場所を別に確保する必要があるということです。
私は場所の確保ができない時は、畑に直接埋めたりもします。
その際は、生ゴミの水分を極力切ってから埋めるとよいです。
注意事項は、埋める深さが浅いと獣に掘り返されやすいと言うことです。
なるべく深めに(20センチ〜)埋めましょう。
やり方②コンポスターを使う
匂いや場所の制約を簡単にクリアさせるなら、コンポスターを使うのがオススメです。
代表的なコンポスターはこちら
設置型
設置場所の土を掘ってコンポスター下部を埋めて設置完了。
生ゴミや落ち葉、雑草なんかも入れられます。
満タンまで入れたらそのまま3ヶ月ほど放置して完成。
ゴミ箱のように蓋がついているので匂いもカットされご近所迷惑にもなりにくいです。
回転式
生ゴミや落ち葉などを容器に入れて回転させ空気に触れさせることで分解を促す装置です。
空気に触れさせるので悪臭が発生しにくいですが、大きいものだと置き場所を選ぶかもしれません。
密閉型
容器に生ごみや米糠などを入れて密閉することで発酵・分解させるコンポスターです。
悪臭が発生しやすいです。
やり方③生ごみ処理機
手っ取り早く生ごみを堆肥にするには、生ごみ処理機が有効です。
電動で温風を発生させ、生ごみを乾燥させて堆肥化します。
室内で使えるオシャレなものが多いので、インテリアとしても◎。
ちょっぴりお高めですが、自治体によっては補助が出ることもあります。
ランニングコストとして電気代がかかります。
乾燥時に機械音が気になることも…
他にも、ダンボールをコンポスターにして堆肥を作る方法もあります。
やり方↓(Wikipediaより)
まとめ
コンポスト(堆肥)は自分で生ゴミで作れるので、節約にもなりエコです。
一番手っ取り早いのは、畑に生ごみを埋めることですが、今は良いコンポスターや生ごみ処理機もたくさん出ているので、自分に合ったものを探すのも楽しいですよ。
この記事があなたのお役に立ちますように
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
家庭菜園初心者向けの記事