農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
「畑に米ぬかを使おうとゲットしたけど、虫が湧いてきた!」
「カビも生えてるし…もう捨てた方が良い?」
「米ぬかのよくあるトラブルの対処法を知りたい」
「米ぬかを使い切る方法も知りたい」
今回の記事では、次のことがわかります
- 米ぬかのトラブルあるある
- 米ぬかにカビや虫・獣等のトラブルが発生した時の対処法
- 米ぬかを使い切る方法
この記事を書いている私:しばさくは、家庭菜園歴7年目突入中!自分の畑によく米ぬかを使う現役農家妻です。
米ぬかは安上がりで優秀な有機質肥料です。
田舎だとカンタンに手に入るので、家庭菜園に使うことが多いです。
でも、欲張ってたくさんゲットしちゃうと、使い切れずにいつの間にかカビや虫が発生した!ってトラブルがあるあるです。
今回の記事では、米ぬかのよくあるトラブルあるある3つや対処法から使い道まで、家庭菜園初心者でもわかりやすく掘り下げます。
もくじ
【家庭菜園初心者】米ぬかトラブルあるある3つ
安上がりな上にいろいろ使える米ぬかは、コスパ優秀な有機質肥料です。
しかし手軽な反面、予期せぬトラブルに見舞われることもあります。
ここでは、家庭菜園で米ぬかを使おうと思ったら「なんじゃこりゃ!」ってなる、米ぬかトラブルあるあるをご紹介します。
米ぬかトラブルあるある①カビ発生
米ぬかはよくカビが発生します。
米ぬかは微生物を寄せ付けるので、カビが生えやすいのです。
しかし、カビが生えても家庭菜園の肥料や堆肥作りには使えます。
ただし、食用禁止です。
漬物等には使ってはいけません(お腹をこわします)
「え、でも…米ぬかのカビって作物に悪影響じゃないの?」
米ぬかに生えたカビは、土の中の微生物に駆逐される可能性の方が高いです。
私はカビが生えたぐらいだったら、普通に土に混ぜて土壌改良や肥料として使います。
「やっぱりカビの生えた米ぬかを土に施すのはちょっと…」
という場合は、堆肥作りやぼかし肥料作りに使うといいでしょう。
とはいえ米ぬかにカビが生えるのは気持ちいいものではないので、カビる前に早めに使い切りましょう。
使い切れないときはなるべく涼しい場所で密閉しておく、肥料や堆肥作りに消費する等工夫が必要です。
米ぬかトラブルあるある②虫大量発生
米ぬかを好きな虫(コクソウムシ・小さな蛾など)が米ぬかに湧くことがよくあります。
しかしこれらの虫は、作物に影響を与えることが少ないので、家庭菜園には気にせず使えます。
畑にまく等で外に出すことで、虫の天敵たちが駆逐してくれるでしょう。
とはいえ、米ぬかに虫が湧くのは気持ちいものではありませんよね。
米ぬかの保存は、容器に虫が入らないように対策するといいでしょう。
そして、虫が湧く前に使い切ることも大切です。
米ぬかトラブルあるある③獣に食われてる
米ぬかは虫だけじゃなく、獣も好きです。
特にネズミやイノシシは食べにくるでしょう。
獣に食われても、その米ぬかは家庭菜園には普通に使うことができます。
肥料や堆肥として利用してください。
しかし…もっと重大な問題があります。
先にご紹介した「カビ」や「虫」とはわけが違い、獣は一度米ぬかの場所を覚えると、何度も現れます。
あなたのお住いが自然たっぷりの田舎であるなら、なおさら米ぬかの保管場所には気を付けなければいけません。
食われた後であれば、その場所から米ぬかを移動させ、なるべく屋内で米ぬかを保存しましょう。
やむなく屋外に置く場合は、ポリ容器等ふたのついた頑丈な入れ物で保管してください。
米袋等布や紙素材は、食い破られます。
畑に米ぬかをまくときも、一度イノシシが現れた場所はまた来る確率が高いので、農作物の被害には気を付けてください。
まだ獣被害が出ていない場合も、畑やおうち周辺で獣が発生するような地域であれば、米ぬかの管理には気を付けてください。
そして、獣に食われる前に米ぬかを使い切りましょう。
どんなトラブルにせよ、発生する前に使い切れることがベストだと思います。
次のセクションでは、米ぬか利用法をご紹介します。
【家庭菜園初心者】米ぬかの利用法3つ【トラブル前に使い切る】
安上がりで使いやすい有機質肥料「米ぬか」
カンタンに活用できる利用法を3つご紹介します。
米ぬか利用法①そのまま土に入れる
一番簡単な利用法は、米ぬかをそのまま土に入れてしまうやり方です。
この方法は賛否両論ですが、私は米ぬかをそのまま土に入れてOK派です。
1㎡あたり1掴み程度土にかけて、しっかり混ぜ合わせるだけという超簡単なものです。
このやり方をするときは、米ぬかを土に混ぜてから4週間以上あけてから作物を植え付けてください。
新鮮な米ぬかであれば、土の上や作物自体に米ぬかを振りかけるやり方もあります。
この方法をすれば、良い菌が集まりやすくなって作物を病害虫から強くなるという説があります。
米ぬか利用法②堆肥作りに使う
米ぬかは微生物を寄せ付けやすいので、堆肥作りに利用することが多いです。
雑草や落ち葉、生ごみ等に米ぬかを少量ふりかけて混ぜることで、通常よりも早く分解が進み、堆肥が早くできるというものです。
コンポストや余っているプランターで堆肥をつくると、経済的でエコですね。
米ぬか利用法③ぼかし肥料を作る
米ぬか主体で「ぼかし肥料」を作ると、米ぬかを消費できます。
一番簡単なぼかし肥料の作り方は、「米ぬか+水+納豆」です。
米ぬか1キロに納豆1パック、水を500~800cc入れて混ぜるだけです。
早ければ2週間~1か月でぼかし肥料が完成します。
ひとつ手間がかかるのは、毎日混ぜないといけないということです。
頻繁に空気を入れてあげることで、分解・発酵が進みやすくなり、逆に混ぜないと腐敗します。
米ぬかが大量にあまって困ったら、ぜひお試しください。
まとめ
米ぬかは使いやすいコスパ最強有機質肥料ですが、時にトラブルに見舞われます。
あるあるトラブルは①カビ②虫③獣です。
特に獣は注意してください。
トラブル発生する前に使い切ることをおススメします。
あなたの家庭菜園ライフが充実しますように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。