農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?

家庭菜園でカブを育ててみたいけど、初心者には難しいかな?
基本的な作り方が知りたい
虫がつくってきいたから注意事項も知りたい
カブの種類も合わせて知りたい
今回の記事では、以下のことがわかります
- 初心者は秋植え小カブがおススメとその理由
- 小カブの基本的な育て方
- カブはいろんな種類がある
この記事を書いている私、しばさくは、家庭菜園歴7年目突入中の、現役農家妻です。
煮物やサラダ、お漬物等いろんな料理で美味しく食べられるカブ。
家庭菜園では人気作物のひとつです。
「カブ育てたことないけど、初心者でも作れるのかしら?」という不安を解消できるように分かりやすく書いてます。
キレイに作る豆知識も紹介しますので、ご参考ください。
もくじ
【家庭菜園】初心者は秋に小カブを植えよう【育てやすいから】

家庭菜園初心者、カブを初めて育てるあなたは、ぜひ小カブから始めましょう
そして植えるなら「秋」にしましょう
秋植え小カブおススメ理由
- 収穫まで期間が短い
小カブは種まきから収穫まで約40~50日です。
対して大カブは60~90日と、倍ほど期間がかかります。
- 秋に植えると虫が少ない
これから冬を迎える秋は虫が減ってくるので、春に植えるより食害が少なくてすみます
- 追肥がいらない
小カブは他のカブより小さく収穫するので、途中の追肥がいりません。
最初に施す元肥だけで十分に収穫できるのです
このように、秋に植える小カブは初心者にとってハードルが低いのです。
【初心者必見】小カブの育て方【基本編】

小カブが初心者向けということが分かったので、次は基本的な栽培方法をご紹介します。
ここを知っていると知らないとでは、収穫に大きな差が出てきます。
いつ植える?

中間地:9月~10月中旬
寒冷地:8月~9月上旬
暖地:9月中旬~10月中旬
小カブは基本的に年中栽培可能ですが、初心者は育てやすい秋植えにチャレンジしましょう。
苗?種?

小カブは種から育てます
根菜なので、苗を育てて移植するには向きません
どこに植える?

花だんや畑などの露地・プランターどちらでも栽培OKです。
プランター栽培する場合の土は、園芸コーナーやネットで売られている野菜の培養土を使います。
肥料は?

露地栽培は、種を植える1週間ぐらい前に、土に肥料を入れてよく混ぜておきます
肥料:1㎡あたり100gの化成肥料
堆肥:1㎡あたり1kg
参考記事
プランター栽培は、培養土に肥料が入っているのでそのままでOKです。
植え方は?

種を筋まき、もしくはばらまきします。
筋まきは、深さ1㎝の溝を作って、そこに1㎝間隔で種をまきます。
ばらまきは文字通り、植えるスペースに種があまり重ならないようバラバラにまきます。
お世話は?

間引きが大切です
合計3回間引きします。
1回目:発芽して本葉が1~2枚になったとき、株間3㎝程度にする

2回目:本葉3~4枚の時に、株間5~6㎝にする

3回目:本葉5~6枚の時に、株間10㎝にする

間引きするときは、残す株の根っこを傷つけないようにそっと抜きます。
もしくは地面すれすれ部分をハサミで切ってもOK。
なるべく大きくて葉っぱの元気なものを残すようにします。
間引いた葉っぱは、サラダやみそ汁等で美味しくいただきましょう
収穫は?
かぶの大きさが直径5センチ程になったら収穫します
キレイに育てる注意事項
- 防虫ネットを設置
アブラナ科のカブはアオムシ等にやられやすいです。
種まき直後から防虫ネット設置がおススメです
- 肥料を入れすぎない
カブは肥料好きですが、入れすぎると地上の葉っぱ部分ばかり育って根っこが太らないことがあります。
- 間引く
先にも書きましたが、間引きが大切です。
発芽までは込み合っていた方が成長しやすいのですが、本葉が出始めると養分を取り合いになるので成長が悪くなります。
間引きは必須です。
- 早めの収穫
より大きくしようといつまでも収穫しないでいると、大きくなりすぎて身が割れたりします。
また、育ち過ぎると中に「す」が入ります。
カブは少し早めに収穫すると、キレイで美味しいものが食べられます。
【種類豊富】カブは大きくなるほど難易度が上がる

初心者におススメしてきた小カブですが、カブには小カブ以外にもいろいろ種類があります。
カブは大きく分けて、小・中・大と大きさがあります。
そして、大きくなるにつれて、栽培難易度がアップします。
- 栽培期間が長くなるから病害虫の危険がアップ
- 追肥と土寄せ等の手間が増える
また、日本古来の作物でもあるカブは、地方特有の品種も様々存在します。
赤カブ
あやめ雪カブ
津田カブ
聖護院カブ
木曽紫カブ
天王寺カブ
日野菜カブ
少しあげただけでも、これだけ品種があります。
あなたのお住いの地域にも、特有のカブがあるかもしれませんよ?
家庭菜園初めて初心者さんが大きなカブや変わった品種のチャレンジするのはハードルが高いかもですが、もし小カブの栽培に成功したら少し大きな種類のカブにチャレンジしてみてください。
まとめ
家庭菜園初心者は、小カブを秋から栽培するのがおススメ
間引きや虫対策、早めの収穫を心がけると、キレイなカブを収穫できます。
小カブ以外にもカブにはいろんな種類・品種があるので、小カブ栽培が成功したらいろいろチャレンジしてみてください。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。