農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
「春だし何か植えて育てたい」
「家庭菜園初心者でも失敗しにくい野菜を知りたい」
「育てるときの注意事項も合わせて知りたい」

今回の記事では、以下のことがわかります
- 家庭菜園初心者でも失敗しにくい春植え作物(果菜)
- 育てるときに気を付けたいこと
この記事を書いている私、しばさくは、家庭菜園歴7年目突入中の、現役農家妻です。
春が近づき、暖かくなってきたら、何か育てたくなりますよね。
「どの野菜が育てやすいとか、全然わからない」
そんなあなたのため、今回の記事では、家庭菜園初心者でも失敗しにくい野菜・果菜類(実がなる系の作物)をご紹介します。
植え育てるとき特に気を付けたいことも合わせてご紹介しますので、春からの菜園計画にご活用ください。
もくじ
【家庭菜園初心者】春植え果菜類は場所がいる【大きく育つ】

大前提として、春植え果菜類の作物は大きくなりやすいという特徴があります。
春に植える「果菜類(実もの野菜)」は、夏野菜がメインとなります。
この後ご紹介するトマトやナス、キューりやオクラなど、夏野菜の代表格ばかりですが、どれも生育旺盛がちで、大きく育ちます。
そう、場所がいるのです。
できることなら、庭や畑等、土に直接植え育てる方が失敗しにくいです。
場所があれば、庭の片隅でもいいので露地で育ててみましょう。
プランターでも育てられなくはありませんが、プランターは露地に比べて土の量が圧倒的に少ないです。
プランターで育てたい場合は
- 作物がしっかり根を張れるように、プランターを大き目なモノにする
- 十分すぎるぐらい株間を広くあける
- プランター向きの品種を選ぶ(小ぶりなもの)
の工夫が必要です。
【家庭菜園初心者】おススメ春植え作物7つ【注意事項も】

ここからはおススメの春植え作物を7つご紹介します。
どの作物も共通して、生育旺盛で育てやすいものばかりです。
基本的に植えた後軽いお世話(追肥や悪い葉っぱの除去)だけで、普通に育ち収穫まで持っていけます。
そして、家庭菜園初心者さんや、失敗をなるべく減らしたい場合は、無理せず苗を購入して育てるのがおススメです。
おススメ春植え作物①オクラ
生育旺盛で育てやすく、栄養価の高い夏野菜です。
木は空に向かって真っすぐ伸びていきます。
収穫は、実が10㎝ぐらいの少し早めでとるのがおススメです。
少しでも収穫が遅れたら筋張っておいしさ半減します。
定期的に追肥をすれば長く楽しめますが、空きが近づくと毛虫被害に合うことがあります。
おススメ春植え作物②ししとう
生育旺盛で育てやすい作物です。
しっかり育った株であれば、1本で結構な量を収穫できます。
葉っぱのしっかりした苗を選びましょう。
カメムシが付きやすいので、見つけたら早めの除去が必須です。
2週間に1回の追肥をすることで、長く楽しめます。
おススメ春植え作物③ゴーヤ
緑のカーテンとして有名なゴーヤは、生育旺盛で暑さにも強く、放置していても育ちます。
とても初心者向けな作物ですが、つるがとても伸びるので場所がいります。
誘引ネット設置が必須です。
種から・苗からどちらでもOKですが、育苗の手間がかからない分苗からの方が手軽でおススメです。
おススメ春植え作物④キュウリ
生育旺盛でとても大きくなります。
ツル性の作物なので、育てるときは誘引用のネット設置が必要です。
苗を購入して育てると失敗が少ないです。
苗は葉っぱの緑色が濃くて、しっかりしたものを選びましょう。
キュウリは品種がいろいろあると思いますが、病害虫に強い物がおススメです。
おススメ春植え作物⑤落花生
収穫期の秋まで放置できるラクチン作物です。
肥料を与えすぎるとあまり実がなりませんので注意。
収穫期は中間地で10月~11月ごろです。
種からでも、苗を植えても、どちらでも失敗が少ない作物です。
おススメ春植え作物⑥ミニトマト
トマトの中でもミニトマトは失敗が少ない作物です。
生育旺盛なので、誘引用の支柱が必要となるでしょう。
苗を選ぶときは「接ぎ木」のものをえらぶと病害虫に強いといわれています。
茎と葉っぱの間から生えてくる「わき芽」は残さず取り除く方が管理が楽です。
おススメ春植え作物⑦ナス
なるも失敗が少ない作物です。
より失敗を減らすなら、苗は「接ぎ木」を選びましょう。
ししとうと同じくカメムシが付きやすいので、見つけたら除去します。
実をあまり大きくさせず、少し早め(若め)で収穫をしていると木が長く持ちます。
また、8月上旬に枝や葉っぱをすべて落とす「更新剪定」を行うと、秋ナスまで収穫できるようになります。
更新剪定した後は、追肥を忘れずに。
まとめ
おススメ春植え作物(果菜)は、ほぼ夏野菜です。
どれも生育旺盛ですが、大きくなりやすいので場所がいります。
できれば庭や畑等の露地で、地面に直接植えて育てるのがおススメです。
あなたの春からの家庭菜園が充実しますように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。