農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
「鎌がすぐに錆びる、なんで?」
「鎌をコスパよく使いたい」
「鎌のお手入れ方法を知りたい」
今回の記事では、以下のことがわかります
- 鎌は放置するとすぐ錆びる
- 鎌は手入れすると長く使える
- 鎌のカンタンお手入れ方法
この記事を書いている私しばさくは、家庭菜園歴8年目の現役農家妻です。
家庭菜園や畑仕事に欠かせない鎌。
雑草刈りや野菜の収穫に無くてはならない必須アイテムです。
でも、鎌って気づいたら錆びてることありませんか?
「買ったばかりの鎌があっという間に錆びた!」
という家庭菜園初心者も多いはず。
今回の記事では、錆びを予防して長く使うための、鎌のお手入れ方法をご紹介します。
もくじ
【家庭菜園初心者】鎌はすぐ錆びる
そもそも、鎌は錆びやすい道具です。
理由は鎌の素材にあります。
鎌の刃はほとんどが鋼(鉄)でできているから錆びやすいのです。
錆びとは「酸化」のこと。
酸化とは、空気中の酸素と結びついて起こる化学反応のことです。
鉄や鋼はそもそもさびやすいものなのです。
鉄の原料である鉄鉱石は、すでに酸化している状態で存在しています。
鉄や鋼刃鉄鉱石から酸化を取り除く加工をしています。
そもそも自然の状態から無理やり酸素を取り除いているのが鉄であったり鋼なので、元の状態(酸化鉄)に戻ろうとしやすいのです。
なので、しばらく使っていない、手入れせず放置していた鎌が錆びている現象は刃の素材側からすればごく自然なことだったりします。
「じゃぁ、錆びを予防するにはどうしたらいいの?」
と思うのが普通でしょう。
錆びを防ぐにはこまめなお手入れしかありません。
【家庭菜園初心者】長く使い続けるなら鎌のお手入れは必須【理由】
錆びを防ぐにはこまめなお手入れが必須です。
そして、鎌のお手入れは長く使い続けるのにも役立ちます。
お手入れが必須な理由①切れ味
鎌は錆びると切れ味が悪くなるのは、家庭菜園初心者でも知っていることです。
切れ味が悪くなると、つい買い替えたくなるのが人情です。
こまめにお手入れしていると切れ味が長くもつ上に、錆びやすい鎌を頻繁に買い替えるといった余計な出費が抑えられます。
お手入れが必須な理由②見た目
錆びると見た目が汚らしくなります。
特にお気に入りの鎌や、お値段のする鎌だと、キレイな状態を維持したいですよね。
錆びは専門の職人にお願いしたら綺麗にしてもらうこともできますが、やはりコストがかかります。
こまめなお手入れをすることで、綺麗な状態を長く保つことが可能なのです。
お手入れが必須な理由③耐久性・安全性
錆びがひどくなると刃こぼれといったことに繋がります。
そうなってくるといくら研いでも鎌として機能しなくなる恐れが!
それに、錆びた部分で怪我をするとそこから最近が入って大変なことになるかもしれません。
長く使うためにも、安全性を確保するためにも、こまめなお手入れは必須なのです。
「鎌にお手入れが必要なのが分かった、どうやったらいいの?」
鎌のお手入れ方法は次セクションでご紹介します。
【家庭菜園初心者】鎌のカンタンお手入れ方法
ここからは鎌のカンタンお手入れ方法をご紹介します。
鎌のお手入れ方法は、家庭菜園初心者でもできるカンタン3ステップです。
鎌のお手入れ①汚れを取る
使用後は植物の汁や土汚れがついています。
これを放置するとサビの原因になるのです。
最低限、使ったら汚れは必ず取り除きましょう。
拭く道具は、雑巾等でOKです。
私はマイクロファイバークロスを使っています。
鎌のお手入れ②研ぐ
汚れを取り除いたら、軽く鎌をとぎます。
研ぐことで切れ味が長持ちします。
でも、砥石を引っ張り出してきて毎回研ぐのは大変でしょう。
研ぐ道具はスティックシャープナーでOKです。
正式な研ぎではありませんが、日常のお手入れならこれで十分です。
もしシャープナーでも切れ味が戻らなくなったら、しっかり砥石で研ぎましょう。
鎌のお手入れ③油を引く
汚れを取り、シャープナーで軽く研いだら、最後は油を引きます。
これは錆び予防のためです。
専用の刃物油のほかにもサラダ油やクレ556でもOKです。
軽く塗って余分な脂はふき取って保管しましょう。
また、お手入れのしやすさを考えてさびにくい鎌を使うのもおススメです。
一般的な草刈り鎌は鋼出できていますが、ステンレス製の鎌であればサビにくいです。
とはいえ放置すればステンレスでも錆びますので、日頃のお手入れは刃の素材関係なくする方がベターです。
使用後のお手入れは、なるべめんどうにならないように、道具を鎌の保管場所に置いておくととても便利です。
鎌を使ったら「お手入れ」はぜひルーティーン化しましょう。
まとめ
鎌は放置したらすぐに錆びるので、こまめなお手入れが必須です。
お手入れすることで長くコスパも良く使い続けることができます。
お手入れ方法は①汚れを取る②研ぐ③油を引く、のカンタン3ステップです。
ぜひ鎌の使用後はお手入れするという動作をルーティーン化してください。
あなたの家庭菜園が充実しますように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。