農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
「サカタのタネのジフィーセブンを使ってみたい」
「ジフィーセブンに種まきするのって、難しいのかな?」
「ジフィーセブンの使い心地やデメリットを知りたい」
今回の記事では、以下のことがわかります
- ジフィーセブンは家庭菜園初心者が育苗するのにとても便利な資材
- ジフィーセブンに実際種まきする手順
- ジフィーセブンの使い心地やデメリット
この記事を書いている私しばさくは、家庭菜園歴8年目の現役農家妻です。
サカタのタネから発売されている育苗のための資材「ジフィーセブン」
「家庭菜園初心者向けで便利」とは聞くけど、実際どんな感じなのかわかりませんよね?
何も知らずに購入して、失敗しても嫌だし…
そんなあなたのために、今回の記事ではジフィーセブンを実際使ってみた状況を実践形式でご紹介。
使い心地やデメリットもお伝えできたらと記事を書きました。
どうぞご覧ください。
もくじ
【家庭菜園初心者】サカタのタネ「ジフィーセブン」ってどんな資材?
大切なことなので何度も言いますが、大手種苗メーカー:サカタのタネから発売されている「ジフィーセブン」は、育苗用の資材です。
家庭菜園初心者でも使いやすい仕様になっています。
コインのような形をした乾燥圧縮培養土を水でふやかして、そこに種をまくことでカンタンらくちんに家庭菜園初心者でも育苗できるという資材なのです。
土や育苗ポットを別に準備する必要がないので手軽というもの魅力の一つです。
詳しいレビュー記事はこちら
しかし、このように文字だけで良さをレビューしても、あまりピンとこないかもしれません。
なので次セクションでは、実際私しばさくがジフィーセブンを使って種まきする様子を実践形式でご紹介したいと思います。
「使ってみたいけど、どんな様子かわからないから迷っている」
って悩んでる家庭菜園初心者のお役に立てられると思いますよ。
【家庭菜園初心者】ジフィーセブンにナスと鷹の爪の種まきしてみた【実践】
ここからは実際に、ジフィーセブンを使った種まきの様子をレポします。
※画像はピンタレストから張り付けていますが、こちらのアカウントは私しばさく本人のものです。以前に撮影した画像をピンタレストにアップして、今回の記事に引用しています。
ジフィーセブンを使っての種まきは、①水でふやかす②種を投入というカンタン2ステップです
今回種まきするのは、「ナス」と「鷹の爪」
スムーズに発芽するよう、一晩種を浸水させました。
まく直前に軽く水を切っておきます。
まずはジフィーセブンの準備です。
水を張った発泡スチロールトレイにジフィーセブンを投入し、ふやかします。
2~3時間でしっかりふやけて、圧縮が解けて大きくなります。
この状態のジフィーセブンに種まきします。
まずはふやけたジフィーセブンの上部の土をほぐします。
そこへ、種を2~3粒投入。
種に土をかぶせて完了です。
今回種まきしたナスと鷹の爪は、発芽に光を必要としない「嫌光性種子」なので、土はきちんとかぶせましょう。
種を入れる深さは、種の大きさの3倍ぐらいが目安です。
あまり深すぎると発芽しない原因になるので注意です。
種まきしたジフィーセブンは、発芽まで乾燥させないように注意します。
トレイに薄く水を張って、そこにジフィーセブンを置いて発芽を待ちます。
トレイはサカタのタネで専用のものも売られていますが、ぶっちゃけなんでもOKです。
使っていないお皿やお盆でも大丈夫です。
私はふやかすのに使った発泡スチロールトレイを、そのまま使っています。
今回種まきをしたのは3月中旬でした。
ナス科の野菜は発芽適温が高いので、3月の種まきは少し早かったようです。
1週間たっても、2週間たっても発芽しませんでした。
なるべく部屋でも暖かい場所においていたのですが、温度がたりなかったようです。
発芽しない理由の記事はこちら
4月上旬、ようやく発芽を確認。
種も腐ってなかったようで、なによりでした。
加温せずに発芽させるにはナス科は4月以降が良いということを、改めて思い知らされました。
この記事をご覧のあなたも、もしナス類を自分で種から育苗する時は、温度に気を付けてくださいね。
【家庭菜園初心者】ジフィーセブンの使い心地やデメリット【暴露】
ジフィーセブンの使い心地で特に強く感じたのは
- 「ラクチン」
- 「場所を取らない」
- 「汚れない」
の3つです
使い心地①ラクチン
通常、育苗するときは「育苗ポット」「種まき培養土」「移植ごて」など必要な道具や材料がいります。
ジフィーセブンは、ふやかすだけで「ポットに土が入っている状態」が再現されるので、土もポットも移植ごても必要ありません。
手軽でラクチンです。
使い心地②場所を取らない
ジフィーセブンを使うと作業するための場所まで省スペースで済みます。
通常の育苗だと、土やポットを使うのでどうしても作業場所が庭だったりベランダだったりと広い場所が必要です。
しかし、ジフィーセブンだったらキッチンでも作業可能です。
種まき後の育苗も、ジフィーセブン自体が大きくないものなので、室内での管理が可能です。
実際私もキッチンカウンターに置いて日々水が切れないようにチェックしています。。
使い心地③汚れない
ジフィーセブンは汚れにくいのも特徴です。
ジフィーセブンそのものが土でできているので、土を入れたりする作業が不要。
故に作業スペースが汚れません。
ふやかすのに使うのも「水」なので、汚れにくいです。
種をまくときも、爪楊枝等細い棒でほぐすだけでOKなので、手も汚れません。
ここまでいい感想ばかり書いてきましたが、そうなってくると気になるのが「デメリット」ですよね。
私が特に感じるデメリットは
- 「少しお高め」
- 「小さい」
のふたつです。
デメリット①少しお高め
ジフィーセブンは少しお値段が高めの設定です。
直径約4㎝のジフィーセブン48個入で2000円ほどします(2021年3月)
単純計算、ジフィーセブン1個あたり約42円です。
おそらく、種まき用培養土を使う方が安上がりです。
デメリット②小さい
ジフィーセブンはサイズが小さめです。
サイズは2種類あって、大きい方でも直径4センチ程度、小さいものは直径3センチほどです。
なので、そのサイズに入る種じゃないと育てるのは難しいでしょう。
具体的には、かぼちゃやキュウリ等、種の大きな野菜には不向きです。
このデメリットがクリアできるのであれば、ジフィーセブンは家庭菜園初心者にはかなり使いやすくて便利な育苗用資材です。
まとめ
ジフィーセブンは家庭菜園初心者でも使いやすくて便利な育苗用資材です。
使い方は①水でふやかす②種を投入というカンタン2ステップです。
使い心地は「ラクチン」「場所を取らない」「汚れない」、デメリットは「少しお高め」「小さい」です。
あなたの育苗作業がはかどりますように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。