農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
「自分で苗を育てる、育苗に便利な商品ないかな?」
「サカタのタネのジフィーセブンってどんな商品?」
「ジフィーセブンのレビューが見たい・知りたい」
今回の記事では、以下のことがわかります
- サカタのタネ「ジフィーセブン」は育苗に超便利な資材
- サカタのタネ「ジフィーセブン」レビュー
この記事を書いている私しばさくは、家庭菜園歴7年目の現役農家妻です。
大手園芸メーカー「サカタのタネ」をご存じですか?
そこから発売されている「ジフィーセブン」という商品が、育苗に便利なんです。
「何がどう便利なの?」
「家庭菜園初心者でもカンタンに使えそう?」
「メリットやデメリットは?」
今回の記事では、サカタのタネ「ジフィーセブン」がどんなものか、レビューを交えてご紹介します。
もくじ
【家庭菜園初心者】サカタのタネ「ジフィーセブン」の便利なところ【育苗】

結論から言いますと、サカタのタネ「ジフィーセブン」は、家庭菜園ユーザーには便利な商品だと感じました。
理由は次の3つです。
便利理由①小さい
ジフィーセブンはコンパクトサイズなので置き場所に困りにくいです。
直径3~4センチの、分厚くて大き目なコインのような形状をしていますが、これは土を固めて圧縮・乾燥させているようです。
通常育苗するときに揃えるような土やポットといった材料は必要ないので、庭や作業場所が散らかりにくいです。
使うとき(種をまくとき)は水でふやかします。
すると、直径はそのままに厚さだけが膨らみます。
膨らんでもそんなに大きなものではないので場所を取らずに育苗できます。
実際私も、10本ぐらいの育苗であれば芽が出るまでは室内においてます。
その様子はちょっとしたインテリア風でかわいくて、なおかつ育苗が手軽です。
便利理由②土やポットがいらない
ジフィーセブンは育苗に必要な土やポットを準備する必要がありません。
すでに土とポットが一体になっているからです。
通常育苗するには、育苗用の培養土とポット(場合によってはセルトレイなど)が必要です。
準備する手間が省けます。
なんなら、ポットの土を入れるために使う道具(移植ごてや作業用シートなど)もいりません。
手軽に育苗チャレンジできます。
便利理由③そのまま植えられる
ジフィーセブンは、一体となっているポット部分がどうやら土に分解される素材のようで、そのまま植えられます。
めっちゃ手軽です。
育苗・種から苗へと育てるのは、いろいろ材料がいるので、家庭菜園初心者にはハードルが高く感じると思います(私もかつてそうでした。)
しかし、ジフィーセブンを使えば、わずらわしい材料集めや土いじりが省略されるので、かなり精神的負担が軽減されると感じました。
ちょっと背伸びをして、その辺で取り扱っていないような野菜のタネを入手して、自分だけのオリジナル苗を作ることも夢ではありません。
「手軽で使いやすそうなことは理解したけど、実際どうやって使うの?」
今回の記事ではは、私しばさくが以前に購入した(しまったまま忘れていた)ジフィーセブンがあるので、育苗の第1ステップ:種まきをレビューしたいと思います。
このまま次セクションへお進みください。
【家庭菜園初心者】サカタのタネ「ジフィーセブン」レビュー

ここからは実際に、ジフィーセブンを使って種まきした模様をレビューします。
先にもご紹介したように、ジフィーセブンは家庭菜園ユーザーが手軽に育苗できるように開発された優秀な資材です。
なので、種まきも手軽でスタイリッシュなことこの上なし!
家庭菜園初心者にもわかりやすく、カンタン3ステップです。
順番に見ていきましょう。
ジフィーセブンに種まき①ジフィーセブンをふやかす
まずは、からっからの状態のジフィーセブンをふやかす所から始めます。
トレイに水を張ってそこへジフィーセブンをIN。
トレイはなんでもOK。私は豚肉が入っていた発泡スチロール食品トレイを洗っておいてあったものを使いました。
サカタのタネから専用のトレイが売られていますが、結構高いので家にあるもので代用してOKです。
ふやかす時間は、1~3時間ぐらいでしょう。
今回の作業は3月中旬にしましたが、しっかり柔らかくなるまで3時間ほどかかりました。
多分暖かい季節であれば、もう少し早くふやけると思います。
ふやけると厚さが3倍以上に膨れ上がります。
表面の白い部分がポットの役割をしているのでしょうね。
ジフィーセブンに種まき②土をほじくって種をまく
しっかりジフィーセブンがふやけたら、土をほじって種をまきます。
ジフィーセブンには上下があります。
土がほじれるように白い部分がない方が上です。
ここをほじって穴をあけ、種を入れます。
入れる種は2~3粒がいいでしょう。
発芽して一番健康なモノだけを残すことで、しっかりした丈夫な苗を育むことができます。
種を入れたら、ほじったときに出た土をかぶせます。
ジフィーセブンに種まき③発芽を待つ
種をまいたら、あとは発芽を待つだけです。
ジフィーセブンの底面から給水させられるように、ふやかすときに使ったトレイをそのまま育苗にも使うと便利です。
トレイの大きさにはゆとりを持たせましょう。
発芽して苗が大きくなってくると、隣同士葉っぱがくっついたりして窮屈になりやすいです。
いつ種まきしたか分かるように、ネームプレートを設置しておくと後々便利です。
通常の育苗に比べたら、とてもシンプルでカンタンにできることがお判りいただけたと思います。
これなら家庭菜園初心者でも手軽に育苗チャレンジできそうでしょう?
「ここまでジフィーセブンのいいところばかりフォーカスされてきてるけどデメリットは無いの?」
次セクションで、私しばさくが個人的に感じたジフィーセブンのメリットやデメリットをご紹介しますので、気になるアナタはこのままお進みください。
【家庭菜園初心者】サカタのタネ「ジフィーセブン」のメリット・デメリット

最後にジフィーセブンのメリットとデメリットをまとめてみました。
家庭菜園初心者・育苗初心者・ジフィーセブン初心者はぜひ見ておくと、後々後悔が減ること間違いなしです。
ジフィーセブンメリット①省スペースで育苗できる
ジフィーセブンの最大のメリットは、そのコンパクトさです。
小さなサイズで育苗できるので、場所をとりません。
私は、10本ほどの苗であればキッチンカウンターの空きスペースで育苗します。
ちょっとした観葉植物、キッチンガーデンのようでかわいいです。
ジフィーセブンメリット②材料が少なくて済む
先にも書きましたが、育苗のための材料がいりません。
必要なのはジフィーセブンと種、トレイと水だけです。
通常の育苗であれば、土やポット、移植ごてや作業用の手袋も使いますが、ジフィーセブンは素手でもあまり手が汚れない。
そして小さくてもちゃんと育苗に必要な初期肥料が土には配合されているそうなので、植え付けまで安心して放置できます。
ジフィーセブンメリット③エコ
ジフィーセブンで育てた苗は、そのまま土に植えられます。
ゴミが少ない、エコです。
続いては、みんな気になるデメリットコーナーです。
種まき初心者は必見です。
ジフィーセブンデメリット①少しお高い
ジフィーセブンは少しお値段が高めの設定です。
直径約4㎝のジフィーセブン48個入で2000円ほどします(2021年3月)
単純計算、ジフィーセブン1個あたり約42円です。
おそらく、種まき用培養土を使う方が安上がりです。
ジフィーセブンデメリット②大きな種の野菜には向かない
ジフィーセブンのサイズは2種類あって、大きい方でも直径4センチ程度、小さいものは直径3センチほどです。
なので、そのサイズに入る種じゃないと育てるのは難しいでしょう。
具体的には、かぼちゃやキュウリ等、種の大きな野菜には不向きです。
ジフィーセブンデメリット③別に受け皿がいる
ジフィーセブンは育苗中、水を底面から給水させます。
なので、育苗中ジフィーセブンを入れておくトレイが必要です。
サカタのタネから専用のトレイが売られていますが、自宅にあるもので代用OKです。
私は発泡スチロールの食品トレイを使っています。
まとめ
ジフィーセブンは家庭菜園初心者でも手軽に使える、育苗用資材です。
使い方は、ジフィーセブンを水でふやかして種をまくだけです。
コンパクトなのに便利で実用性が高いですが、少々お高めなのと大きな種には向かないのがデメリットです。
あなたの育苗チャレンジが成功しますように。
最後までご覧いただきありがとうございました。