農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
「袋栽培がガーデニングで話題だけど、いったい何?」
「袋栽培のメリットやデメリットを知りたい」
「家庭菜園初心者でもできる袋栽培の始め方を知りたい」
「袋栽培の注意事項を知りたい」
今回の記事では、以下のことがわかります
- 袋栽培の概要とメリットやデメリット
- 袋栽培の始め方・苗の植え付け方
- 袋栽培の注意事項
この記事を書いている私しばさくは、家庭菜園歴8年目の現役農家妻です。
市販の培養土を使って野菜を育てるには、プランターや植木鉢が必要だと思っていませんか?
実は、袋でも栽培できるんですよ。
「え?ちょっと何言ってるかわからない」
そんなあなたのために、今回の記事では、家庭菜園初心者向けに袋栽培について深掘りして記事にしました。
実際に苗を植えた様子もご紹介しますので、最後までお楽しみください。
もくじ
【家庭菜園初心者】袋栽培って何?【メリット・デメリット】

袋栽培とは、培養土をプランター等に移さず、袋そのままで栽培することを言います。
もともとは農家さんが始めた栽培方法らしいのですが、その手軽さから今はガーデニング・家庭菜園で多く活用されています。
やり方はいたってシンプル
市販の培養土の封を開けて地面に置き、底になる面の角を「水抜き」として切れ目を入れ、苗を植える。
以上です。
このシンプルさなら、家庭菜園初心者でもチャレンジできそうでしょう?
培養土を入れている袋が、プランターや植木鉢のような「器」の代わりをしてくれるのです。
買ってきた培養土をそのまま使ってもよし、プランターで使っていた古い土を再生させて余っている袋に入れなおしてもよし。
手軽なのでガーデニングで多用されています。
そんなお手軽栽培「袋栽培」のメリットとデメリットをあげてみました。
袋栽培メリット
- 培養土をプランターに移す手間が省けるからラクチン
- 袋そのまま使うからズボラ家庭菜園できる
- 市販の培養土を使うとPHや養分等が調整されているのでカンタン
- 場所を取らない、好きな場所へ移動も可能
メリットは総じて「カンタンでラクチン」というのがポイントです。
最近は野菜に応じた培養土もうってるから、自分の好きな土を選べるというのも家庭菜園初心者的にはポイント高いですよね。
袋栽培デメリット
- 袋を地面に置くと不安定で倒れやすい
- 培養土の柄がむき出しなのでオシャレさが半減(麻布等でくるむとかわいいかも)
- 畑・露地でやるよりも土の量が少ない、育てられる野菜が限られてくる
いちばんのデメリットは不安定ということでしょう。
置き場所が広々したところだと、風等で倒れてしまうかも。
壁や棚等があればそこに沿うように置くと安定します。
【家庭菜園初心者】実際に袋栽培始めてみた【感想】

ここまで袋栽培についてご紹介しましたが、文字だけだとなんとなくニュアンスが伝わりにくいかもしれません。
なので、このセクションでは、先日私が実際に袋栽培を始めたときの様子・実践模様を画像付きでご紹介します。
家庭菜園初心者でもなるべくわかりやすいようにご紹介しますね。
まず用意する物が
- 市販の培養土
- 苗
- ハサミ
- 水
です。
市販の培養土の「底」に摺る面の角っこをハサミで切ります。
この切れ目は栽培中の水抜きの役割をします。
次にひっくり返し、設置したい場所に培養土を置き、袋をオープン。
袋の端は折り返して、程よい高さにします。
これで植えつけ準備完了です。
ここまで所要時間約数分。
プランターに土を移したりする必要がないので、とても簡単です。
土を移さないので、地面も汚れません。
続いて、苗を植えます。今回はミニトマトの苗を植えます。
土の量によりますが、通常1袋に苗1本です。
トマト等のナス科は根っこが張ってたくさん実をつけるので、やっぱり袋1つにつき苗1本が適量だと思います。
土に穴をあけて、ポットからミニトマトの根鉢を出して、植える。
鎮圧してで完了です。
最後にたっぷりと水をあげます。
水の量は、最初に切り込みを入れた袋の角っこの水抜きから水が出てくるぐらいあげます。
実際に袋に入ったままの培養土に苗を植えた感想としては、早い!ラクチン!シンプル!です。
やっぱり一番の好ポイントは、土を移さなくていいことです。
これがないだけで本当に楽で早く作業が終わります。
難点としては、前セクションでも触れましたが、安定感が悪いですね。
設置する場所でしっかりと袋を地面に押さえつけないと、ぐらぐらしました。
あと、私は特に気にしませんが、培養土の袋むき出しなので、おしゃれ感が低いです。
オシャレさを求める場合は、袋に麻布を巻き付ける等工夫すると可愛くなるかもしれませんね。
【家庭菜園初心者】袋栽培の注意事項

最後に袋栽培の注意事項をご紹介します。
注意事項①安定感
先にも書きましたが、袋栽培は安定感が悪いです。
なので、設置する場所を工夫しましょう。
どこかにもたれかける
底面をブロックで固定する
等アナタに合った方法で安定感を確保してください。
注意事項②追肥
培養土を使うので、追肥のやりすぎには注意です。
肥料は与えすぎると病害虫の原因になります。
逆に、プランターと一緒で土の量が決まっているので、肥料が足りなくなることもあります。
タイミングとしては、果菜類(実のなる野菜)は花がたくさんついてきたら軽く追肥する程度で徐々に様子を見るのがおススメです。
注意事項③水やり
袋栽培は、水をやりすぎると病気の原因になります。
表面が乾いたら、水抜きから水が出るぐらいたっぷり与えましょう。
最近はそのまま植えられるタイプの培養土もよく見かけます。
上手く活用してラクチンで楽しい野菜作り始めましょう。
まとめ
袋栽培とは、市販の培養土をプランターに移さずにそのまま袋で野菜を栽培することです。
土を移す手間が省けてカンタンでラクチンなので家庭菜園初心者向きですが、袋故に安定感が悪いで注意が必要です。
あなたの家庭菜園ライフが充実しますように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。