農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
「土をフカフカにしたいけどどうすればいい?」
「土壌微生物を増やしたいけど、何をすればいい?」
「有機質はどこで手に入る?使い方は?」

今回の記事では、以下のことがわかります
- 土をフカフカにするためには土壌微生物が必須
- 土壌微生物を増やすには有機質が必須
- 有機質の種類や入手方法、使い方
この記事を書いている私、しばさくは、家庭菜園歴7年目突入中の、現役農家妻です。
家庭菜園していると、立派で美味しい野菜を収穫したくなりますよね?
「でも、家庭菜園初心者にはむずかしいよね」
そんなことありません。
土が良ければ初心者でも、あまりお世話しなくても、美味しい野菜をつくることができるんですよ。
そして、良い土の条件は「土壌微生物が豊富でフカフカ」なんです。
今回の記事では、土づくりの基本!土壌微生物を増やすための有機質についてご紹介します。
この記事を読んで、一緒にフカフカ土を目指しませんか?
もくじ
【家庭菜園初心者】土壌微生物を増やすには有機質が必須【土づくり】

家庭菜園初心者には難しいと思われている「土づくり」
土中の土壌微生物が増えるようにすれば案外カンタンにフカフカの土を手に入れることができます。
畑や菜園の土をフカフカにするには、土壌微生物が欠かせません。
そして、土壌微生物を増やすには、エサが必要です。
土壌微生物のエサ、それが有機質なのです。
「そもそもなんでみんな土をフカフカにしたがるの?」
土壌微生物を増やして土をフカフカにすると、育てる野菜が強くて健康でおいしくなります。
肥料が少なくても大きく育ちやすくなります。
農薬を使わなくても病害虫に強く育ちやすくなります。
土をフカフカにするだけで、手間もコストも減らしてるのに美味しい野菜が作れるようになるのです。
そして、有機質を土に入れて土壌微生物を増やすことで、家庭菜園初心者でも土をフカフカにすることができるのです。
「じゃぁ、どんな有機質を土に入れたらいいんだろう?」
初心者でも使いやすい有機質は次セクションでまとめてますので、引き続きご覧ください。
【家庭菜園初心者】土壌微生物を増やす有機質まとめ【土づくり】

ここからは家庭菜園初心者にでも手に入れやすい有機質をまとめてみました
土壌微生物を増やす有機質①堆肥
家庭菜園していると一度は園芸店で目にしたことある人も多い資材「堆肥」。
堆肥は優秀な有機質です。
堆肥は落ち葉や木の皮、動物のフン等を発酵させて作っています。
なので堆肥の中にはすでにたくさんの微生物も含まれているのです。
堆肥を土に入れるだけで、有機質+微生物投入することになり、土がフカフカになりやすいのです。
土壌微生物を増やす有機質②有機肥料
丁寧に野菜を作っている人の多くが使う肥料「有機肥料」
米ぬかや油粕、鶏糞など、生き物由来の肥料です。
たくさんの種類があって、養分含有量も違うので、自分でブレンドして施肥する場合が多いのが特徴です。
家庭菜園中級者以上が良く使っているイメージです。
土壌微生物を増やす有機質③落ち葉
山や側溝に良く落ちている落ち葉は優秀な有機質です。
土地の管理者に許可をとれば無料でゲットできる有機質です。
土壌微生物を増やす有機質④生ごみ
調理中にでる野菜の切れ端や根っこ部分、果物の皮等も有機質として使えます。
乾燥させておくと匂いも気になりませんん。
最近は家庭用の生ごみ乾燥機なんかも出回っているので、上手に活用すると無料で有機質を手に入れられます。
土壌微生物を増やす有機質⑤雑草
畑の天敵:雑草も優秀な有機質になります。
刈り取った雑草を畑の隅っこに積み重ねて乾燥させておくと、土に混ぜたときに復活しません。
【家庭菜園初心者】有機質の入手方法・使い方

前セクションで、入手しやすい有機質をご紹介しました。
次に気になるのは、どうやって入手するかですよね。
家庭菜園初心者のうちは、欲しい資材がどこで手に入るかもよくわからないことが多いものです(経験談)
有機質の入手方法は2通りです
入手方法①買う
堆肥や有機肥料は園芸店やホームセンターで売られています。
お値段はピンキリで幅広い価格帯ですが、全体的に有機肥料系は化成肥料よりお高めです。
入手方法②無料で手に入れる
前述したように、無料で手に入る有機質もあります。
落ち葉や生ごみ、雑草なんかは、もともと捨てられるもの・邪魔者だったりしますよね。
でも、土をフカフカにする材料だと思えば、見方が変わってきます。
庭掃除や家事の時に、畑用として有機質をストックしておくと、お金をかけずに土をフカフカにしていくことが可能です。
実際我が家でも、野菜くずはゴミ箱ではなく庭で乾燥させていますし、刈り取った雑草は畝間に敷き詰めています。
有機質が手に入ったら、次に気になるのが使い方です。
家庭菜園初心者だと、有機質を手にしてもどう使っていいかわからないものです。
しかし、安心してください。
案外カンタンです。
使い方は3通りです
使い方①土にすきこむ(混ぜる)
畑の準備をするときに、土を耕しますよね。
その時に有機質を土に入れて軽く混ぜて、畝を立てるのです。
使い方②積み重ねる(堆積)
有機質は土に混ぜなくても、積み重ねるだけでも微生物が寄ってきて分解を始めます。
ただし、有機質が土と接している部分から分解を始めるため、土にすきこむよりもフカフカになるスピードはとてもゆっくりで時間がかかります。
しかし、その効果は絶大です。
イメージとしては森林の土壌。
森林や山中の土は、葉っぱや枯れ枝等が自然に堆積してゆっくりじっくり分解が進むので、とても肥えているのです。
さすがに作物を植える場所にそこまで時間はかけられませんが、畝間に敷き詰めておくだけでも分解は少しずつ進みますので、雑草や落ち葉をぜひ敷き詰めてみましょう。
使い方③埋める
有機質を土にすきこまず埋めるだけでもOKです。
その際は枯草など比較的柔らかいめの有機質を埋めましょう。
まとめ
土壌微生物を増やすには有機質が必須です。
手に入りやすい有機質は、園芸店等で売られている「堆肥」「有機肥料」や、無料で手に入りやすい「生ごみ」「落ち葉」「雑草」などが手軽です。
有機質は土に混ぜたり、土に積み重ねたりして微生物が増えるのを助けましょう。
あなたの土づくりがはかどりますように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。