
農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
家庭菜園始めて見たいけど、費用が気になる
ランニングコストはどうなんだろう?
なるべく安く家庭菜園したいなぁ
今回の記事では、以下のことがわかります
家庭菜園を始めるためにかかる費用
家庭菜園で発生するランニングコスト
家庭菜園の節約豆知識
この記事を書いている私しばさくは、家庭菜園歴8年目の現役農家妻です。
家庭菜園って結構お金かかるイメージがあります。
その上実際どれぐらいかかるかっていう話はあまり見かけません。
なので今回の記事では、家庭菜園初心者がゼロから野菜作りを始める時にかかる費用について深掘りしてみました。
節約法なんかもご紹介しますので、最後までお楽しみください。
では、参りましょう。
【家庭菜園初心者】最初にかかる費用は?ざっと計算してみた

家庭菜園とひとことで言っても、そのシーンは様々です。
今回は、次の3つのシーンで、どれぐらいの費用がかかるのか計算してみました。
シーン①花壇で野菜を育てる場合
自宅に空いてる花壇があって、そこで野菜を育てる場合を想定しました。
育てる野菜は、初心者に大人気なラディッシュで考察します。
必要な物 | 大まかな金額 |
スコップ(例:千吉) | 約300円 |
園芸はさみ(例:千吉) | 約1000円 |
手袋(例:タフレッド) | 約300円 |
じょうろ | 約500円 |
種(サカタのタネ、ラディッシュ) | 約200円 |
肥料(例:マイガーデンベジフル) | 約1000円 |
※値段を出すために、我が家にて使ってるものを例にあげました。これを使わなければいけないわけじゃありませんので、ご安心ください。
花壇という狭い土地で作業する最低限必要なものとその値段(目安、アマゾン&楽天市場調べ)です。
メーカーによって値段が前後しますので、お財布と相談しながらメーカーを決めるといいでしょう。
ホームセンター等を上手に活用すれば、もう少し安く手に入ります。
ちなみに、これらの道具類はすべて100均でも揃えられます。
そうすると、金額がグッと抑えられて経済的です。
シーン②プランターで野菜を育てる場合
花壇がなくても家庭菜園はできます。
そう、プランター栽培です。
プランター栽培に必要な道具は、シーン①でご紹介したものにプラスして
必要な物 | 大まかな金額 |
培養土(例:アイリスオーヤマの培養土) | 約1000円~ |
プランター | 約1000円前後~ |
こんな具合です。
プランターや培養土も、メーカーやお店によって値段が違うのでお財布と相談しながら決めるといいでしょう。
ちなみに、これらも100均で揃います。
ちなみにこんなプランターも人気です。

シーン③畑でガッツリやる場合
花壇よりも広い、いわゆる畑で野菜を育てる場合は、もう少し道具が必要です
シーン①でご紹介したものにプラスして
花壇よりも広いので、耕すのもスコップじゃなく鍬の方が効率がいいです。
また、土を激しく扱うことがあるので、長靴の方が汚れに対応できます。
鍬や長靴は100均では売っていないので、ホームセンターやネット通販等で揃えることになります。
と言った具合が、家庭菜園を始める初期費用例です。
【家庭菜園初心者】ランニングコストはどんな感じ?

前セクションでは、家庭菜園を始める時にかかる費用をご紹介しました。
しかし、家庭菜園をしていると初期費用以外にもお金がかかってきます。
いわゆる、ランニングコスト(家庭菜園を維持し続ける間にかかってくる費用)が発生します。
考えられるランニングコスト項目は次の4つです
ランニングコスト①土地代
家庭菜園土地を外部で借りる場合(市民農園や近所の農家さんから賃貸)、土地代がかかります。具体的な金額は場所や貸主との契約によってまちまちです。
都市部(関東や大阪近郊)での市民農園やシェア畑の相場が年間平均10,000円前後〜と言った具合です。

ランニングコスト②種や苗
野菜を作る上で必ずかかってくる費用は、種代や苗代です。作る作物によって異なりますが、大手メーカーの種であれば200円前後から売られています。苗であれば1株100円前後〜売られていることが多いでしょう。
ランニングコスト③土、肥料、堆肥
野菜を作るにあたって必須アイテムは肥料や堆肥です。プランター栽培であれば培養土も必要です。
土や堆肥、肥料の金額は、選ぶ物やメーカーによって金額が大きく変わってきます。
初心者の場合は土は「野菜用培養土」(安い物であれば14リットル200円程度)、堆肥は「バーク堆肥」(安い物であれば20リットル500円程度)、肥料は「有機成分入り化成肥料」(マイガーデンベジフルで1.6キロ入り約1,000円程度)を選ぶといいでしょう。
ランニングコスト④その他消耗品
他にも、家庭菜園をしているとかかる費用が出てきます。
例えば
- ビニールマルチや誘引紐など作物によって必要な消耗品
- 作物の病害虫の防除用品
- 作業に使う衣服
- 夏の虫除け用品
- 雑草対策用品
- 支柱などの足りない資材
- 怪我した時の薬代や病院費
こんな具合で、見えない費用が結構かかってきます。
「せっかく家庭菜園始めたのに、負担が大きくてうまく続かない」
なんてことになったら嫌ですよね。
そんなあなたのために、次セクションでは、家庭菜園で支出費用を抑えるための節約術豆知識をご紹介します。
どうぞ、続けてお楽しみください。
【家庭菜園初心者】節約術まとめ

ここからは家庭菜園初心者向けに節約術をご紹介します。
節約術①100均を上手に使う
実は近年、100均の園芸用品が充実しています。
ぶっちゃけ、100均アイテムだけでも家庭菜園を始められます。
スコップやプランター、園芸鋏など基本的な物以外にも、培養土や化成肥料、支柱、誘引ネット、ビニールマルチ、草刈り鎌や防虫ネットまで売られています。
新しく購入するアイテムが高額なときや悩んでる時は、100均アイテムで試してみるのも節約になりますよ。
節約術②タネを自家採取する
家庭菜園をしていると絶対必要なもの、それは作物の種や苗です。
始めたばかりでは難しいかもしれませんが、少し慣れてきたら自分で種を取っておいて次の季節に使うと種代の節約になります。
家庭菜園初心者でも種を取りやすい野菜は
- ゴーヤ
- 大場
- オクラ
- 豆類
- 里芋
などです。
節約術③堆肥や肥料を安く手に入れる
畑をやっていると、肥料や堆肥は必須です。
しかし買うと結構高い印象がありませんか?
そんな時は堆肥を安く手に入れたり、肥料を自作に挑戦してみると節約になります。
例えば落ち葉や雑草堆肥として土にすき込むと案外良い土に育ちます。
生ゴミを乾燥させた物や、作物の残渣(栽培が終わった作物の茎や葉っぱ、根っこなど)を土にすき込むのも良いですよ。
参考記事
肥料は米糠や納豆でぼかし肥料を作ることができます。
参考記事
これらをうまく活用したら堆肥や肥料出費が抑えられます。私も自宅の家庭菜園ではよくやります。
節約術④家にある物を活用
ちょっとした園芸用品を家にある物で代用することで節約にもつながります。
例えば、
- 何をいつ植えたかを書いて土に刺しておくネームプレートを、空き牛乳パックで代用してみる
- 空きペットボトルの口に近い部分に千枚通しで穴を開けてジョウロ代わりにする
- 余ってる発泡スチロール容器を育苗箱にしてみる
- 着なくなった服を作業着にしてみる
などなど、活用アイテムは意外と家にあるものです。
一度あなたのおうちも見回して見てはいかがでしょう?
まとめ
家庭菜園を始めるため費用は、案外かかることがあります。
また、野菜を作り続ける上で発生するランニングコストもバカになりません。
100均や自家採種、安く手に入るものや家にあるものを活用して、うまく節約することでリーズナブルに家庭菜園を楽しむことができるようになります。
あなたの家庭菜園が充実しますように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。