
農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたはこんなことがありませんか?
最近肥料の値段が高くない?
肥料代の節約対策を知りたい
今回の記事では、以下のことがわかります
肥料の値上げは世界情勢が原因
肥料を節約する対策まとめ
この記事を書いている私しばさくは、家庭菜園歴9年目の現役農家妻です。
2023年、肥料の価格高騰が話題になっています。
かくいう私も、先日肥料を買いに行って、値段の高さに驚愕しました。
家庭菜園初心者にとっては肥料が高くつくと野菜作りへのハードルが上がってしまいますよね。
というわけで今回の記事では、肥料が高い原因と、肥料節約の対策についてご紹介します。
もくじ
【家庭菜園初心者】肥料が高い!なぜ?
まずは、肥料がなぜ高騰しているのかについて、簡潔にご紹介します。
肥料の価格高騰の原因を一言で表すと「世界情勢」です。
主な要因は3つ
- 円高
- 燃料高騰
- 世界各国の事情
肥料の原料はほぼ輸入に頼っています。
円高になると肥料の材料を輸入するのが高くつくので、値上がりしやすくなります。
その上輸入のための輸送費が燃料高騰によって高くついています。
さらに原料産出国への経済制裁や、肥料の需要拡大などが相まって、これまでに経験のないほどの価格高騰状態になっているのです。
実際、私が先日購入した有機質配合化成肥料は、以前同じものを購入した時と比べて、その価格は倍以上になっていました(泣)

【家庭菜園初心者】肥料を節約したい!対策4つ
肥料の値段が高いと、家庭菜園ユーザーにとっては結構な痛手となります。
とはいえ、使わないわけにもいきませんよね。
というわけでここからは、家庭菜園初心者向けに、肥料の節約対策を4つご紹介します。
対策①肥料を自作する
実は肥料は自作できます。
米糠などを使って「ぼかし肥料」を自宅でも作れるのです。
作り方を簡単に解説すると…
発泡スチロールに複数の有機質材料と水を合わせて、1ヶ月ほど毎日かき混ぜていると出来上がります。
施肥量は、化成肥料の倍ほどあげないといけませんが、良心的なお値段で手に入る材料もあるので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか
対策②肥料の量を控える
肥料を節約するには、与える肥料の量を減らすというのもアリです。
多少少なめにしたからといって、劇的に生育や収穫量に悪影響が出ると言うことはありません。
肥料を減らす代わりに、土の中に有機質(乾燥させた雑草や落ち葉、籾殻、藁など)をすき込むと良いですよ。
対策③コンポストにチャレンジする
野菜の屑などの生ゴミや、雑草、落ち葉をコンポストにして堆肥を作るのも肥料の節約に繋がります。
堆肥をしっかり施した土は、微生物が増えて肥えてきます。
すると野菜の生育がよくなり、丈夫においしいものが収穫できるようになります。
対策④液肥を取り入れる
肥料を節約するには、液肥を活用するのも良い方法です。
液肥は水に希釈して土に施すのが一般的ですが、もっと節約したいのであれば「葉面散布」がおすすめです。
植物は根っこからほどじゃないにしても、地上に出ている茎や葉っぱ、花芽などからも養分を吸収できます。
希釈した液肥を噴霧器で作物全体に吹きかけるだけなので、そんなに難しくありませんよ。
まとめ
最近肥料の値段が高いのは、世界の情勢が関係しています。
上手に節約しながら、野菜作りを楽しみましょう。
この記事があなたのお役に立ちますように
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
家庭菜園初心者向けの記事