農家妻 しばさくです。
ご覧くださりありがとうございます。
あなたはこんなことありませんか?
「 害虫の捕殺方法が知りたい」
「害虫を捕殺するときの注意事項が知りたい」
「 害虫に触りたくないから予防したい」
今回の記事では次のことが分かります
- 害虫の捕殺方法
- 害虫捕殺の注意事項
- 害虫の予防法
この記事を書いている私しばさくは 家庭菜園歴 8年目の現役の妻です。
家庭菜園をしていると 必ずと言っていいほど悩まされるものが害虫です。
害虫駆除を農薬に頼りたくない場合 手っ取り早いのは補殺です。
「 でも具体的にどうすればいいのか分からない」
そんな家庭菜園初心者の為に、今回の記事では 害虫の捕殺方法について いろいろご紹介します。
あなたの家庭菜園が嫌な害虫だらけになってしまわないよう 参考にしてください。
では見ていきましょう。
もくじ
【家庭菜園初心者】害虫の捕殺方法ベスト3

害虫の「捕殺」 の意味は読んで字のごとく「 捕らえて殺す」です。
家庭菜園初心者で虫に慣れていない場合は
「いや、いきなり捕まえて殺すってちょっとハードルが高いよね」
って思いますよね。
なので このセクションでは「 捕える方法」と「駆除(殺す)方法」を別々にご紹介します。 あなたの好きなように組み合わせてみてください。
捕える方法① 手で捕まえる
家庭菜園初心者や虫嫌いには いきなりハードルが高いかもですが「 見つけたらその場で手で捕まえる」のが一番手っ取り早い方法です。
しかし素手で捕まえるのが 抵抗がある場合も多いでしょう 。
なので害虫を探す時は 手袋着用がおすすめです 。
捕える方法② 道具を使う
手で捕まえるのに抵抗がある場合は 、何かしらの道具を使って捕まえるのが有効です。
例えば 割り箸、 ピンセット、 トングなどです。
この場合はメリットは虫に直接触らなくても済みますが 、デメリットは 常に道具を片手に虫探しをしなければならないことです 。
捕える方法③ゆすって落とす
どうしても虫に触りたくない場合は 作物を揺すって虫を落とすという方法もあります 。
この方法だと虫には触らなくてもいいですが しがみつくタイプの虫の場合は なかなか落ちません。
続いて駆除方法も同じように3つご紹介します
駆除方法①手で潰す
またしても一番難易度の高い方法ですが 見つけた虫を手で潰すのが一番やっぱり手軽です。
家庭菜園ベテランの人や 猛者は 「素手で潰す」 という話も聞いたことがあります。
家庭菜園歴8年を超えている私でも さすがに素手で潰すのは嫌です 。
やはり手袋をして潰すが一番手軽でしょう
駆除方法② 足で踏む
とらえた害虫を地面に落として 足で踏むのも手軽で有効な方法です。
靴で踏むことになるので 虫が潰れる感触が伝わってこないのも良い点です。
デメリットは例えば柔らかい土の上や砂の上などで 虫を踏んづけても潰れない場合があります。
駆除方法③ 液体に入れる
虫を潰すのが嫌な場合は 液体に入れて溺れさすのも効果的です。
私がよくやるのは 手頃な容器 バケツや空いたペットボトルなど に水と台所用洗剤を少し入れて溶かした溶液を作り、その中に捕まえた虫を入れる方法です 。
台所用洗剤を少し入れるだけで 驚くほどに虫が死にます 。
「これだけいろんな方法があるなら 虫の捕殺できるかもしれない! 早速やってみようかな 。」
と言う意見もあるでしょう。
そのやる気はとても素晴らしいです。
次セクションでは 害虫捕殺の注意事項についてご紹介しますので 、どうぞ参考にしてください
【家庭菜園初心者】害虫捕殺の注意事項

ここからは害虫捕殺の注意事項について2つご紹介します
注意事項① 手袋が必要
害虫を手で捕まえるにしても道具を使うにしても、 手で潰すにしても、 手袋はあったほうがいいです 。
家庭菜園のお世話をする時は必ず手袋を着用しましょう。
もしあなたが 虫に対して苦手意識がなくても、見つけた虫に毒があったりして刺されでもしたら大変なことになります。
作業時の手袋はあなたを守るものでもあります。
注意事項②全滅させなくても良い
大切に育てている作物に 害虫がついていたら 全部取り切ってしまいたいと思うのが人情でしょう。
しかし 全滅させなくても大丈夫です。
なぜなら、 小さな家庭菜園でも 食物連鎖というものが存在するからです。
1・2匹逃したとしてもその害虫を食べる虫(捕食者)はどこかに存在します。
逆に言えば 捕食者の餌を全て無くしてしまうのは生態系や食物連鎖を狂わすことにも繋がりかねません。
目についた気になる害虫は潰せばいいと思いますが、 どこまでも深追いする必要はないと私は考えます。
とここまで 、家庭菜園の害虫の捕殺方法や注意事項についてご紹介してきました。
「 いやいや、そもそも害虫には触りたくもないし見たくもないん ですよ 」
と言う意見もあるでしょう。
そんな虫嫌いな家庭菜園初心者のために 、捕殺しなくても済むように「害虫予防方法」を次セクションでご紹介します。
【家庭菜園初心者】害虫に触りたくない!予防法ベスト3

極力虫には触りたくない
しかし
必要とわかっていても家庭菜園に害虫がいるのは許したくない
という家庭菜園初心者の意見もあるでしょう 。
そういう場合は、害虫がつかないようにあらかじめ予防するのが一番です 。
ここからは 害虫を捕殺しなくてもいいように 、予防方法をご紹介します。
予防法①防虫ネット
一番定番ですが一番確実なのは 「防虫ネット」です。
特にアブラナ科 など 害虫に襲われやすい 野菜を育てる場合は、 種まきから収穫直前まで ネットをしっぱなしで 育てられる家庭菜園ユーザー様も多いです。
予防法②木酢液を使う
有機栽培などなるべく農薬を使いたくないユーザーに人気なのが 木酢液です。
一定の倍率で薄めて 作物にかけるだけで 虫が寄ってこないという仕組みです。
こちらのデメリットは 薄める時の倍率を 間違わないように気をつけることです。
木酢液は 酸性が強いので 、濃さを間違えると 土が悪くなったり作物に悪影響が及んだりします。
予防法③株間をしっかり保つ・ 混植する
虫が寄って来る原因は風通しが悪かったり、 葉っぱで生い茂っていて いい感じに木陰になっている ことが多いです。
なので虫が寄ってこないように なるべく葉っぱ同士が絡み合わないように株間を広げる、 適度に間引いて風通しを良くするなど 、虫の好まない環境を作ってあげるのも 大事な予防法のひとつです 。
また、同じ作物だけじゃなく虫が苦手と思う匂いを放つ植物を混植して 、害虫から守る方法もあります 。
コンパニオンプランツと言います。
効果があると言われている植物は マリーゴールドなどです 。
まとめ
家庭菜園の 作物についた害虫の捕える方法は① 手で捕まえる② 道具を使う③ゆすって落とす、駆除方法は①手で潰す② 足で踏む③液体に 入れる、などがあります。
作業するときは手袋を着用し、捕殺しても全滅させなくても良いぐらいの気持ちで臨みましょう。
そもそも捕殺がしたくない場合は、防虫ネットや木酢液 株間を広げるなど害虫が寄ってこない 予防法を施すことが大切です
。 あなたの家庭菜園が 害虫から守られますように。
最後までご覧頂きありがとうございました