農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
初めての家庭菜園、大根を育てようと思うけど、難しい?
初心者でもちゃんと収穫まで育つかな?
どんなところに植えたら上手く育つ?
上手に育ったら、長期保存もしてみたい
今回の記事では、以下のことがわかります
- 大根は超初心者向きな理由
- 基本的な育て方や植える場所選び
- たくさん収穫できたときの保存食作り
この記事を書いている私、しばさくは、家庭菜園歴7年目突入中の、現役農家妻です。
初めて家庭菜園をするとき、何から植えていいかわかりませんよね?
私もそうでした。
そんな時は、秋に大根を植えるといいですよ。
かなり初心者向けで、知識がほぼなくても育ちます。
植物のお世話が苦手だった初心者時代の私でも収穫までたどり着きました。
この記事では、家庭菜園やったことなくて不安な方向けに、初心者でもわかりやすく大根の魅力を書きます。
さぁ、一緒に見ていきましょう。
もくじ
【家庭菜園】初心者は大根作りから始めるべし【理由も】
最初でも申し上げましたが、大根は趙初心者向きです
理由
手入れしていない土でも育つ
多くを望まなければ、荒地でも育つと言われています。
肥料分があるとより立派に成長しますので、種まき前に軽く施肥すると初心者でも十分な大きさの大根収穫が期待できます
発芽率が高い
大根は種が大きいアブラナ科の作物です。
売られている種から育てる場合は、ほぼ発芽します。
世話がほぼいらない
種をまいてしまえば、ほぼ放置でも大きくなります。
より大きく育てるなら、間引きをすると効果的です。
もちろん、間引いた葉っぱは食べられます
といった具合で、大根は家庭菜園初めてさんにはもってこいの作物です。
ちなみに、植える時期は「秋」がおススメ
秋は春と違って虫も雑草の勢いも弱まります
では次に、大根の育て方を見ていきましょう
【場所別】大根の育て方の基本
いくら知識がほぼ0でも育つとはいえ、基本情報は知っておいても損はありません。
いつ植える?
初心者は「秋」に植えましょう。
9月~10月が種まきシーズンです。
春にも植えられますが、秋に比べると難易度が少し上がります
苗?種?
種を直に土にまきます
大根は植え替えには向かない作物なので、苗はありません。
どこに植える?
植えられる場所は3パターン
- 畑や花だん等の露地
これが一番簡単です。水やりがほぼいりません
種をまく前に肥料と堆肥を入れておくと大きく育ちます。
- プランター
露地とは違って深さが限られます。
なるべく深いプランターを選ぶか、ミニ大根栽培がおススメです
使う土は、園芸ショップで売られている野菜用の培養土であればOK
- 袋
園芸ショップで売られている野菜用培養土の封をあけて、そこに直接種をまきます。
土づくりの手間がいらず、袋の深さ分の大根が作れます
肥料は?
畑や科花だん等の露地
1㎡に堆肥1キロ~2キロ、化成肥料100グラムを土に入れてよく混ぜ馴染ませます
肥料を入れる作業は、できれば種まきの1週間前ぐらいが理想ですが、直前にしてもOK
追肥は特にしません。
プランターや袋での栽培は、培養土に肥料が入っているので入れる必要はありません。
植え方は?
畑や花だん等の露地
1か所に2~3粒ずつの「点まき」
もしくは「ばら撒き」(ばら撒きすると間引きの手間が増えます)
プランターや袋栽培の場合は、点まきがおススメです
種を植える「点」の間隔は、20㎝ぐらいです
お世話は?
種まき以後は、ほとんどお世話がいりません。
しかし、間引きはした方がいいです
点まきで種まきしたなら、一番元気なモノ以外は間引きましょう
ばらまきした場合は、株間を最終10㎝~15㎝ぐらいになるように、徐々に間引きます。
もちろん、間引いたものも食べられます。
小さなものはサラダや和え物、少し大きなものはおひたしなんかも美味しいです
収穫は?
根元をみて、大根っぽく太くなっていたら収穫します。
そのまま上へ引っこ抜きましょう。
たまに真ん中で折れたりしますので、注意して抜きます
注意事項
大根は強い作物ですが、アブラナ科なので虫には注意です
アオムシ、ヨトウ系のイモムシが大根の葉っぱにつくことがあります。
見つけたら畑からご退場いただきましょう。
捕殺が嫌なら、園芸コーナーでアオムシ対策の薬品を試してみるのも手軽です
そもそも虫がつくのが嫌な場合は、種をまいた直後から防虫ネットを設置しましょう。
大根が足のようにふた股になることがあります。
これは、土の中に大きな石やゴミが残っていたり、肥料を入れたときにきちんとなじませなかったことが原因です。
畑や花だん等露地に植えるときは、植える前の土づくりを丁寧にすればキレイな大根に育ちます(ふた股大根も食べられます)
大根にすがはいることがあります。
これは、成長しすぎが原因のことが多いです
なるべく適期に収穫するよう気をつけましょう。
すが入っているかを見分ける方法
- 大根の一番外側の葉っぱをちぎって葉の茎をみる
(すがはいっていたら大根もす入りの可能性が高い)
- 収穫した大根を水に入れてみる
(浮かんで来たらす入りの可能性が高い)
花がついたら大根は固くて食べられなくなります
春先、蕾が付きだしたら、その蕾を摘みつつ早めに収穫を終わらせましょう
【大量消費】切り干し大根の作り方【大豊作】
大根は初心者でもカンタンに育てられる作物です
そうとは知らず、失敗を織り込んで種をたくさんまいたり
予想以上にたくさん収穫できたら、食べきれませんよね?
捨てるのはもったいない
でもそのまま畑に残したら、すが入ったり花が咲いたりします
食べられなくなるのは、もったいない
そんな時は、干してみましょう
切り干し大根です
煮物やサラダ、きんぴらにするとおいしいですよね。
自分で作ると安心安全でおススメですよ
切り干し大根の作り方
①大根をピーラーで皮をむき、細めの短冊に切る
②干す(天日・機械)
カラカラにかわいたら完成です
切り干し大根は長期間保存できます
常温保存するなら、シリカゲルを入れて上げた方がいいでしょう
スペースに余裕があれば、冷蔵庫保存が安心です
大根は干して水分が抜けると、生よりもかさがだいぶ小さくなります
大量の大根でお困りの時は、ぜひ作ってみましょう
まとめ
大根は超初心者向きの作物です
多少荒れた土地でも育ちます
発芽率も高いので、間引きも兼ねて葉っぱを楽しみましょう
たくさんできた大根は切り干し大根に加工すると大量消費できます
家庭菜園初心者の登竜門と言っても過言ではない大根栽培
大根を育てて、家庭菜園の楽しさをぜひ味わってください
自分で作る野菜は、本当に美味しいですよ
最後までご覧くださり、ありがとうございました。