あなたは、こんなことありませんか?

家庭菜園を始めるなら秋が良いと聞いたので、野菜を植えたい。
でも、何を植えていいかわからない
なるべく手軽で早く収穫できるものがいい
虫なんかにも強いものがいい
手軽さを考えてプランターで栽培したいけど、どのサイズがいいかわからない
失敗しないコツも知りたい
今回の記事では、以下のことがわかります
- 初心者でも失敗しにくいプランター秋植え野菜がわかる
- 初心者でも扱いやすいプランターがわかる
- 初めての野菜作りで失敗しにくいコツがわかる
この記事を書いている私、しばさくは、家庭菜園歴7年目突入中の、現役農家妻です。
私が家庭菜園で初めて何かを植えてみたのも秋でした
当時いろいろ教えてくれた近所のおばさんから、失敗しにくい野菜をいろいろ教わりました。
今回の記事では、その中から選りすぐりをご紹介します。
もくじ
【プランター家庭菜園】初心者の秋植え野菜は葉物で決まり【5選】

初心者でも始めやすく失敗しにくい秋植え野菜は、ずばり「葉物野菜」です
オススメはこちら
リーフレタス
ホウレンソウ
春菊
小松菜
水菜
理由
- 発芽率が高い
- 間引きながらベビーリーフでも楽しめる
- 収穫までの期間が短い
それぞれの栽培ポイント
リーフレタス

よくある玉になるレタスよりも、ひらひらしたリーフレタスの方が初心者には育てやすいです。
上手く玉にする必要もないし、収穫期間も短いからです。
種からでも、苗からでも育てることは可能ですが、ベビーリーフとしても楽しむために種から栽培をおススメします。
植える時期
9月~10月初旬(中間地)
寒冷地は8月ごろ、暖地は9月中
植え方
1㎝の深さの溝を作って、そこに1㎝間隔で種を入れて土を軽くかぶせて、優しく水をかけます。
プランターの幅が広いなら、何列か作ってもOK
その際の列の幅は約10㎝にしましょう
ホウレンソウ

暑さに弱く寒さに強い作物なので、秋植えが最適です。
種から育てます。
間引き菜はベビーリーフとして食べられます。
最近は生食できるサラダホウレンソウもありますよ。
植える時期
9~10月(中間地)
寒冷地は8月中旬~10月上旬、暖地は9月中旬から11月上旬
植え方
1㎝の深さの溝を作って、そこに1㎝間隔で種を入れて土を軽くかぶせて、優しく水をかけます。
プランターの幅が広いなら、何列か作ってもOK
その際の列の幅は約10㎝にしましょう
春菊

冬のお鍋に欠かせない春菊
キク科の作物なので、虫に強いのが特徴です
種から、苗から、どちらでもOKですが、ベビーリーフを楽しむためにも種から植えてみましょう
植える時期
8月下旬~10月(中間地)
寒冷地は8月、暖地は9月~10月
植え方
1㎝の深さの溝を作って、そこに1㎝間隔で種を入れて土を軽くかぶせて、優しく水をかけます。
プランターの幅が広いなら、何列か作ってもOK
その際の列の幅は約10㎝にしましょう
小松菜

小松菜は1年通じて栽培できますが、暖かい季節は虫にやられやすいです。
虫の勢いが弱まる秋植えがおススメです
種から育てましょう
植える時期
基本的にいつでも植えてOKです
あまり寒いと生育が悪くなるので、11月上旬までに種を蒔くといいです
植え方
1㎝の深さの溝を作って、そこに1㎝間隔で種を入れて土を軽くかぶせて、優しく水をかけます。
プランターの幅が広いなら、何列か作ってもOK
その際の列の幅は約10㎝にしましょう
水菜

小松菜と並んで比較的簡単に育つ水菜は、実はアブラナ科植物です。
日本古来の野菜で、京都では「京菜」というそうです。
種から育てます。
植える時期
春以降秋までいつ植えても育ちます。
秋植えの締め切りは
中間地:10月中旬
寒冷地:9月上旬
暖地:10月末
植え方
1㎝の深さの溝を作って、そこに1㎝間隔で種を入れて土を軽くかぶせて、優しく水をかけます。
プランターの幅が広いなら、何列か作ってもOK
その際の列の幅は約10㎝にしましょう
<補足>プランターの種まきのポイントと、地域(中間地・寒冷地・暖地)



【初心者必見】初めてのプランター選び【小さめが良い】

家庭菜園初心者の秋植え野菜のおススメプランターは
- 小さいもの~標準まで
- プラスチック製
理由
葉物野菜は根はりが少ないので浅く小さくても大丈夫です
土が少なくて済むので小さなもので5リットル~、多くても15リットルぐらいが扱いやすいです。
土の量が少ないと、コストも抑えられます
あまり土が多いとプランターが重くなって移動させるときに苦労します
そして、あまり大きいと収納場所にも困ります
まずは小さめから初めて、続けられるようなら徐々にいろんな大きさのものを揃えていくと良いですよ
プラスチックは安くて軽いのでオススメです
安価で軽く初心者でも手をだしやすいでしょう
プランターで葉物野菜を育てる注意事項

土

ホームセンター等で売られている「培養土」で大丈夫です。
園芸コーナーにはいろんな種類の土が売られていますので、迷うと思います。
基本的に、「培養土」であればOK
培養土は適切な肥料も含まれているので、初心者にはうってつけです。
値段の違いは、例えば土の粒子の細かさや、肥料の量の違いがあげられます。
プランターに入れる土は粒子が粗くても問題ないので、あまり気にせず好きなモノを選んでください
よくわからないときは「野菜の土」と書かれているモノを選ぶといいです。
水

プランター栽培の最大の特徴は、水の管理
地植え作物は、自分で根っこを伸ばして水を探して確保しますが、プランターはそれができません
人間が水を調節してあげないといけません
水やりのタイミングは、土の表面が乾いたら。
表面が乾いていると、プランター内も水が不足しているサインです
ここでたっぷり水を与えます
自動給水等の便利グッズもたくさん手回ってるので、上手に活用すると楽できます
間引き

プランターでの葉物野菜の種まきは、ばら蒔きか筋蒔きです
そうすると当然、発芽したら作物同士が込み合ってきて、生育の邪魔になります
しっかり育つように、本葉が数枚出たら間引きを始めましょう
最初は「せっかく発芽したのにもったいない」と思うでしょう
しかし、それは野菜の成長のための大事な作業です
間引いた小さな野菜は、ベビーリーフとして食べることで、もったいない気持ちが軽減します
間引きを続けて、最終の株間は3~4㎝にします。
そこから成長を見守り、市販で売られているような雰囲気になったら収穫時です。
防虫

アブラナ科の小松菜や水菜はアオムシ等の害虫がつきやすいです
せっかく芽が出てません大きくしていても、ひとたびアオムシがつくと全滅してしまうことも珍しくありません。
予防法は、種まき直後に防虫ネットや不織布等でプランターをすっぽり覆う
これで物理的に無視の侵入を防ぎます
隙間がないように覆うのがポイントです
防虫ネットや不織布の種類によっては、覆ったまま上から水をあげられるものもあるので、そんなのを使うとより楽にプランター栽培が楽しめます
まとめ
家庭菜園初心者は、成長や収穫までの期間が短い葉物野菜がおススメです
プランター栽培の要「水の管理」をある程度クリアできれば、比較的イージーモードで育つはずです。
とはいえ、作物は生き物です。
日々観察して様子をみましょう
手間と時間をかけて育てた野菜は、おいしさが違いますよ
最後までご覧くださり、ありがとうございました。