農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
「家庭菜園でアブに噛まれたらどうしよう」
「もしも噛まれたときのために対処法が知りたい」
「絶対にアブには噛まれたくないから予防法が知りたい」
今回の記事では、以下のことがわかります
- 人を噛むアブの種類や出現場所
- アブに噛まれたときの対処方法
- アブに噛まれないための予防方法
この記事を書いている私しばさくは、家庭菜園歴8年目の現役農家妻です。
夏の毒虫といえば、アブです。
噛まれたらめっちゃ腫れるし痛いしで、寄ってきてほしくない毒虫のひとつ。
しかし、家庭菜園初心者だと作業に夢中で刺されたことにも気づかないなんてこともあります(かつての私です)。
気づけばパンパンに腫れあがっていた…なんてことにも(泣)
そうならないためにも、今回の記事ではアブに噛まれたときの対処法や予防法をご紹介します。
あなたやあなたの大切な人、そして育ててる野菜のためにも、覚えていて損は無い内容です。
では、見ていきましょう。
もくじ
【家庭菜園初心者】アブには人を噛む種類がいる

実は、一言でアブといっても、人を噛む種類とそうでない種類がいるのをご存じでしょうか?
アブはハエの仲間で、日本には約100種類ものアブがいるといわれています。
その中でも人を噛むアブは10種類程度です。
人を噛むアブの有名どころで注意が必要なのは、アカウシアブとイヨシロオビアブです。
アカウシアブ

アカウシアブは体長3㎝程度とアブにしては大き目です。
そして、その色味やフォルムから、スズメバチと見間違えやすい毒虫です。
ハチは近づいてきたら動かない方が刺されにくいですが、困ったことにこのアカウシアブはじっとしていると逆に噛まれます。
スズメバチとの見分け方は、頭部の形状(アブはハエっぽいです)、人間にやたら寄ってくるか(ハチは人間を襲う前に威嚇行動してきます)、飛ぶスピードが早いか(蜂は刺激しなければそこまで急激に襲ってきません)ですが、家庭菜園初心者には見分けがつきにくいでしょう。
イヨシロオビアブ
アカウシアブとはちがって体長1センチ程度と小さく、ぱっと見ハエと間違いやすいアブです。
イヨシロオビアブは人を狙って吸血してくる厄介なアブです。
小さいので気づいたら噛まれていたということがよくあります。
地域によっては大量に噛まれて死亡したケースもあるのだとか。
「そんな怖いアブが家庭菜園や畑にいっぱいいたらおちおち野菜を育ててられない」
という意見もあるでしょう。
大丈夫、アブはどこにでもいるわけではありません。
アブの生息地域は、清流が流れている付近が多いのです。
なので人が多い都会や、皮が近くに無い場所では、あまりお目にかからないかもしれません。
「いやいや、うちの近く川があってアブよくみかける」
という家庭菜園初心者さんのために、次セクションではもしも噛まれたときの対処法をまとめてみました。
噛まれないにこしたことはありませんが、緊急処置のためにも知っておく方が良い情報です。
続けてみていきましょう。
【家庭菜園初心者】アブに噛まれた!対処法まとめ

ここからは、アブに噛まれてしまったときの対処法をまとめてみました。
アブは噛まれた部分を放置すると、後で壮絶に後悔するぐらいパンパンに腫れあがって熱を持ち、痒みや痛みに襲われることも多いです。
と言っても対処は難しいことはありません。
家庭菜園初心者さんや、アブに不慣れなあなたにもわかりやすく3ステップでご紹介します。
ステップ①傷口から毒を出す
アブは人間の皮膚を噛みちぎって出血させて血を吸う昆虫です。
なので噛まれたらチクっと痛みを感じることが多いです。
噛まれたことに気づけたら、すぐに患部を指で絞って毒を出しましょう。
この処置をするだけで、腫れあがり方に差が出ます。
自分で絞り出すのが苦手な人、難しい場合に重宝します↓
ステップ②洗う
ステップ①で毒を出したら、噛まれた箇所を流水で洗うとより良いです。
洗った後氷や保冷剤で噛まれた部分を冷やすと腫れにくいとされています。
ステップ③薬を塗る
アブに噛まれると、どれだけ毒を出して洗い流しても痒みに襲われます。
ステップ②まで終えたら、早めに薬を塗りましょう。
抗ヒスタミン・ステロイド軟膏が良いです。
抗ヒスタミンはかゆみを抑える成分、ステロイドは加えて炎症も抑えてくれます。
市販のモノであればそこまでステロイドもきつくないので、アブに刺されたときの常備薬として持っておくとかなり重宝します。
「でも、家庭菜園作業していると噛まれたことに気づけない」
「そもそも噛まれたくない」
といった意見もあるでしょう。
わかります、そもそもアブになんて噛まれたくないですよね。
そんな家庭菜園初心者さんむけに、次セクションではアブに噛まれないための予防法をご紹介します。
安全な家庭菜園、楽しい野菜作りのためにも、見ていきましょう。
【家庭菜園初心者】アブに噛まれたくない!予防法まとめ

ここからは、アブに噛まれないための予防法をまとめてみました。
取り入れられるものから、試してみてください。
予防法①虫よけスプレー
予防法でまず思い浮かぶのが、虫よけスプレーでしょう。
市販もされているので手軽だし一番カンタンなアブ予防法です。
今はいろんな種類が売られているので、あなたに合ったものをドラッグストアやネット等で探してみてください。
ちなみに私のおすすめはコレです。
予防法②自家製虫よけを作る
「市販の虫よけはなんかむせるし気持ち悪くなるから嫌だな」
そんなあなた、虫よけスプレーは自家製できるのをご存じですか?
材料は①ハッカ油②無水エタノール③水。
番号順にスプレーボトルに入れて混ぜるだけです。
アブはハッカのにおいが苦手なようで、寄ってこなくなります。
ハッカ油はアロマにも使うものなので、アレルギーがなければ子供にも安全に使えます。
ハッカ油スプレーなんてものもあります。自作がめんどい方にお勧めです。
予防法③線香
夏の家庭菜園には欠かせない蚊取り線香。
この線香にアブよけのモノがあるのをご存じですか?
パワー森林香
アブよせ付けない線香(金鳥)
極太虫よけ線香(アース)
時期や作業場所によって線香を変えることで、アブだけじゃなくいろんな毒虫から身を守れますよ。
予防法④作業着を工夫する
これは家庭菜園ユーザーであれば常識かもしれませんが、夏の家庭菜園での薄着は危険です。
長袖・長ズボン、腕抜き、帽子は必須です。
しかし暑い季節、重装備で畑にいたら暑くて耐えられないという意見も良く分かります。
熱中症にはご注意のうえ、保冷剤や飲み物で工夫しながらアブに備えてください。
今は作業着に扇風機がついてるものもあります。
農家の知り合いの多くが愛用してますが、かなり涼しいらしいですよ。
予防法⑤動く・離れる
アブが寄ってきたと思ったら、たとえ家庭菜園作業でイイ感じでも、一旦その場から離れましょう。
アブは人間の体温等を感じて寄ってきますので、なるべくその場でじっとせずに腕をぶらぶらさせたり、少し動き回ったりして、アブが吸血するスキを与えないようにすると良いです。
数匹であれば、動いている間に諦めてどこかへ行くことが多いです。
気になるもの、やりやすいものから取り入れてみてください。
まとめ
アブは人間を襲うアブとそうでないものがいて、人を噛むアブは皮膚を食い破って血を吸います。
アブに噛まれて放置するとかなり腫れて痛く・かゆくもなるので、もし噛まれたら①患部を絞る②洗う③薬を塗る、と対処してください。
アブに噛まれないためにも①虫よけスプレーを使う②自家製虫よけを作って使う③線香を利用する④作業着工夫する⑤動く、等予防してください。
あなたの家庭菜園作業が安全に行われますように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。