農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
- 冬野菜を決める時期が知りたい
- 冬野菜栽培の準備を知りたい
- オススメ冬野菜知りたい
今回の記事では、以下のことがわかります
8月にその年に育てる冬野菜を決める理由と、オススメ野菜
この記事を書いている私しばさくは、家庭菜園歴9年目の現役農家妻です。
まだまだ暑い日が続く8月。
夏野菜も最盛期で、とても冬のことをなど考えられる気分にはならないでしょう。
しかし!
この暑い8月だからこそ、冬野菜のことを考えていただきたいのです!
というわけで今回の記事では、8月は冬野菜について考える理由やオススメ冬野菜について深掘りしました。
特に家庭菜園初心者は、失敗回避のヒントになること請け合いです。
では早速見ていきましょう。
もくじ
【家庭菜園初心者】8月はその年に植える冬野菜を決める大事な月!理由も【真夏】
冒頭にも触れましたが、8月はその年に植え育てる冬野菜を何にするかを決める大事な時期です
理由は次の二つです。
理由①多くの野菜が8〜9月に種まきできるから
冬野菜の多くが、真夏の8月から準備を開始できます。
例えばキャベツや白菜は、8月下旬から種まき育苗を開始します(温暖地や中間地)
直まきで育てる野菜も、9月上旬には種まきしておく方が良いです。
冬野菜は文字通り冬に収穫を迎える野菜ですが、寒い季節になると生育がゆっくりになります。
遅く種まきすると育ちに影響するのです。(経験談)
種まきできる期間の、なるべく早めの時期から始めることで良い感じの大きさの冬野菜を楽しみやすくなるでしょう。
理由②早めに決めておくと後手になりにくい
8月に何を植えるか決めておくことで、畑の準備も捗ります。
8月や9月はまだまだ雑草が多い季節なので、畑づくりに体力を要します。
また、台風シーズンも重なるので、思ったように畑づくりが捗らないことにも。
家庭菜園や農作業は作業が遅れて後手になると、失敗しやすくなります。
暑い時期冬のことは考えにくいですが、早め早めの計画が冬野菜を美味しく食べるコツです
【家庭菜園初心者】8月にしておくべき冬野菜の準備3つ
次に、冬野菜のためにしておくべき、8月の準備を3つご紹介します。
これを知っておくことで、後手を防ぐ大きな武器となるでしょう。
準備①植える場所を考える
野菜作りに場所は必須です。
畑や花壇であれば、どこを冬野菜に充てるか考えます。
何か育てている途中の場所でもかまいませんが、その植物・作物がいつまでそこに植わっているのか、いつまで収穫するのか、いつ終わらせるのか等も考えながら場所決めします。
プランター栽培も同様に、何か植わっているならいつまで栽培するのかをざっくり決めます。
冬野菜は日当たりが良い方がよく育つので、プランターの置き場所も考えましょう。
準備②可能な限り畑を作る
畑づくりを早めにできるのであれば、しておきましょう。
何も植わっていない場所や、育てていたものが枯れて放置している場所を冬野菜に充てるのであれば、畑づくりを進めやすいです。
プランター栽培の場合は、培養土を早めに準備しておく等もオススメです。
とはいえ、8月はまだまだ夏真っ盛り。熱中症には気をつけて、出来るだけ涼しい時間帯や曇りの日に畑づくりを進めると体が楽です。
熱中症対策はこのHPの情報がためになります。
熱中症の予防・対策↓
https://www.netsuzero.jp/learning/le02
準備③どの冬野菜を育てるか決める
植える場所確保や畑づくり並行して、どの冬野菜を植えるかを決めていきましょう。
どんな冬野菜があるかは、次でご紹介します。
【家庭菜園初心者】オススメ冬野菜まとめ
ここからは、冬野菜を項目ごとに3つにまとめてみました
あなたがピンとくる野菜は、ありますか?
冬野菜まとめ①定番冬野菜【外せない!】
- ダイコン
- ブロッコリー
- かぶ
- キャベツ
- にんじん
- ハクサイ
家庭菜園初心者には、ダイコンがオススメです。
ぶっちゃけ、ダイコンはよほどの土じゃない限り収穫まで安心して持っていけます。
また、スプラウト(発芽したての芽)や間引き菜も楽しめる上に種代も安めなのでコスパ抜群です。
注意したい野菜はキャベツとハクサイです。
アオムシめっちゃつくので、育てるなら寒くなるまで防虫ネット必須です。
冬野菜まとめ②冬にオススメ野菜【葉物、花芽】
葉物野菜
ほうれん草、コマツナ、レタス、春菊、チンゲンサイ
虫がつきにくいのは、ほうれん草、春菊、レタスです。
コマツナやチンゲンサイは高確率でアオムシがつきます。
防虫ネットを設置するか、春菊やレタスなどのキク科作物と混植(コンパニオンプランツ)することでアオムシ防除になりやすいです。
(とはいえ全くアオムシがつかないわけじゃありません。経験則。)
花芽を食べる野菜
ナバナ、紅菜苔、アスパラ菜、ノラボウ菜
家庭菜園初心者におすすめは、ナバナや紅菜苔(コウサイタイ)です。
種まきの時期と適切な肥料や水さえちゃんとすれば、多少アオムシがついてもちゃんと収穫まで持っていけます。
生育途中でアオムシがついでも、株がしっかりと大きく育てられればOKです。
冬野菜まとめ③変わり種、番外編
変わり種
タァツァイ、子持ちタカナ
特に子持ちタカナは美味です。
番外編
玉ねぎ育苗
育苗経験がある、育苗に興味がある、もしくは玉ねぎ苗を安く手に入れたい場合は、ぜひ玉ねぎ育苗にチャレンジして欲しいです。
玉ねぎは11月あたりに苗が出回りますが(温暖地や中間地)、100本で800円程度かかります。
タネから育苗することで苗代がかなり安く上がります。
デメリットとしては、育苗に2ヶ月以上かかるので、お世話が続かないと枯らしてしまう危険性があるということです。
日々の水やり、適度な間引き、程よい追肥をすることで立派な苗を作ることは可能です。
まとめ
8月は早めにその年の冬野菜を決めることが大切です。
あなたの育てたい冬野菜は何でしょう?
この記事があなたの家庭菜園助けになれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。