農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
今回の記事では、以下のことがわかります
この記事を書いている私、しばさくは、家庭菜園歴7年目突入中の、現役農家妻です。
生姜は我が家の家庭菜園で毎年作っています。
そして初心者でも秋に立派な生姜が収穫できることは、めずらしくありません。
「っていうか生姜の収穫ってどうするの?」
「収穫したあとの生姜はどう保存するの?」
「たくさんとれたけど、使い道が…」
そんなお悩みのため、今回の記事では私が毎年やってる収穫方法・保存のコツ・大量消費レシピを、初心者でも分かりやすくご紹介しますね。
もくじ
【超簡単】生姜の収穫方法【ちょっとしんどい】
家庭菜園での生姜の収穫方法は、次の3ステップでOK
①生姜を掘る
②生姜を洗う
③生姜を乾かす
「なにこれ、超簡単じゃん」
そうなんです、超簡単なんです。
これだけカンタンだと、家庭菜園初心者でもハードル低いですよね。
では順番に見ていきましょう
①生姜を掘る
生姜が植わっている周りの土を、スコップなどで掘り起こし、葉っぱを持って引き上げます。
重たいので腰を痛めないように気を付けてください。
引っこ抜いた生姜は、葉っぱを切り落とします。
②生姜を洗う
土がたくさんついているので、生姜を水洗いします。
洗うための道具は、カメノコタワシやスポンジでOKです
生姜は凸凹がおおくて、小さな隙間に土や小石が挟まっていることが多いです。
つま楊枝なんかをつかうと取れやすいです
③生姜を乾かす
干しざる等で生姜を乾かします
天気の日だと、半日で結構乾きます
といった具合で生姜の収穫は超簡単です。
しかし、一つ注意事項があります。
立派に成長した生姜は、重い。
一株二株ぐらいならたいしたことはありませんが、たくさん植えている場合は足腰にキます。
ぶっちゃけ、長時間の収穫作業はしんどいです。
収穫した生姜を運ぶのも、重たくなったコンテナやカゴを運ぶのは重労働です。
腰痛や膝痛、筋肉痛等には十分ご注意ください。
【春まで】生姜の長期保存
せっかく収穫した生姜、長く楽しみたいですよね。
うまく保存できれば春までもって、翌年に植える種イモにも応用できます。
「そんなこと、家庭菜園初心者にできるのかしら?」
生姜はコツさえおさえれば、家庭菜園でも収穫後翌春まで長期保存できます。
そのコツとは、温度&湿度です。
- 温度は15度
- 湿度は90%
これを守れば翌春まで保存がきくのです。
「でも…どこにどうやって保存すればいいの?」
プロの農家さんだと、自分の保存庫を持っていたり、または農協で一括管理していることが多いです。
でも、個人の家庭菜園ユーザにはそんな大そうな施設は用意できませんよね?
大丈夫です。
私たちの身近なもの、「畑」や「発泡スチロール箱」を活用すれば長期保存ができます。
「畑」で保存3ステップ
①畑の空いた場所に深めの穴をほります。
②穴に藁やもみ殻をしきます、生姜をのせます。
③そのうえから藁やもみ殻をかぶせて、雨よけにブルーシート等をかけます
保存したい生姜が、直接土に当たらないように、そして空気の層を作って外気に触れないようにします。
こうすることで、冬の寒い季節に凍りにくくなって春までもつのです
「発泡スチロール箱」で保存3ステップ
①発泡スチロール箱にもみ殻と生姜を入れます
②発泡スチロール箱を密閉します
③冷暗所においときます
もみ殻がない場合は、新聞紙を軽く湿らせて生姜を包み、発泡スチロール箱に入れるとOKです。
発泡スチロール箱が保温&保湿をしてくれるので、長期間の保存ができます。
そして気を付けたいのが、「長期保存する生姜は収穫時洗わない」ということ。
長期間保存する生姜は、掘り起こしたときに別に分けておいて、洗わないように気を付けてください。
【大量消費】生姜を使ったカンタンレシピ【シロップ&佃煮】
生姜って、薬味のイメージが強いですよね?
家庭菜園で育てると、初心者でも上手くいけば大きな生姜がたくさん収穫できたりします。
それはうれしいことなのですが…
薬味以外の使い方が分からない!なんてことになります。
(私もそうでした)
でも、せっかく育て収穫した生姜、すべて美味しくいただきたい!
そんなお悩みを解決!
私:農家妻しばさくおススメ!生姜大量消費料理をご紹介します。
ジンジャーシロップ&生姜の佃煮
シロップ用に使った生姜を、捨てずに無駄なく佃煮へと変身させます。
ジンジャーシロップ作り方【カンタン3ステップ】
①生姜をよく洗って皮をむき、スライサーでスライスします
②鍋にスライスした生姜と、同量の砂糖を入れ混ぜて(生姜の重さを先に測っておくと便利です)、数時間置きます
(数時間後には生姜の水分が出てきて砂糖と溶けて、イイ感じになります)
③②の鍋を火にかけ、沸騰したら弱火で30分煮ます
そしてシロップが温かいうちに、中に入っている生姜スライスを取り出しておきましょう。
このスライスを使って、生姜の佃煮を作ります。
「え、シロップ作った生姜だと、甘すぎやしないか?」
大丈夫です、甘辛い佃煮ができますよ
生姜の佃煮作り方【カンタン3ステップ】
①ジンジャーシロップで使った生姜スライスを別鍋に入れる
②鍋に水、めんつゆ、醤油をブレンドした液をひたひたぐらい入れる
(ブレンド液はあなたのお好みに調整してください)
③鍋を煮詰めて汁を飛ばし、最後に鰹節とごまを入れ混ぜる
シロップづくりで生姜はすでに甘いので、佃煮の味付けに砂糖は一切使いません。
こうすることで、ご飯によくあう甘辛い佃煮に仕上がるのです。
(甘い佃煮が苦手という場合は、佃煮調理前に生姜スライスを軽く水洗いして絞ると甘味が和らぎます。)
どちらも私が毎年作っているレシピです。
私が作るときはいつも、生姜1キロぐらいをシロップ&佃煮に調理しています。
こうすると、使う砂糖も1キロのやつを一袋入れるって感じで分かりやすくて便利です。
作ったシロップや佃煮は、たくさん作りすぎても大丈夫。
冷凍保存ができます。
シロップは空きペットボトルで、佃煮はジッパー袋に入れてると冷凍保存の時にも便利ですよ。
家庭菜園で育てた生姜を、自分で調理して頂く。
これ以上の贅沢はありませんよね?
ぜひチャレンジしてみてください。
まとめ
生姜の収穫は①掘る②洗う③乾かす、重いけどカンタンです
生姜は土の中や発泡スチロール箱を使うと長期保存できます
生姜の大量消費メニューは「ジンジャーシロップ」&「生姜の佃煮」
無駄なくおいしくたくさん生姜を食べられます。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。