
どうも、農家妻しばさくです。
ご覧いただきありがとうございます。
春本番、家庭菜園シーズンも本番です。
これから野菜を育てるとなったら
苗を購入することも増えるでしょう。
園芸ショップでたくさん並んでいる苗を見て
「え、どれを選んだらいいの?」
ってなったことありませんか?
せっかく買うなら、良い苗が欲しい
というか、良い苗を植える方が、その後の成長が良く
お世話や管理も楽ちんなのをご存知でしょうか
ならなおのこと
良い苗を選びたいものです。
良い苗の条件は以下の通り
・葉っぱが厚くしっかりしていて、程よい緑色
・節間がつまっていて全体がどっしり
・虫食いや病気、葉っぱの変色がない
・苗の大きさとポットの大きさがバランス良い

葉っぱの色が濃過ぎると、それは肥料が多い可能性が高いです。
肥料が多いと虫がつきやすくなると言われていますし、病気にもなりやすいです。
人間で言う「メタボ」な苗です
節間は、茎の葉っぱと葉っぱの間のことです。
ここが短いと良いとされています。
節間が長く、ひょろっと背が高い「徒長lした苗は育てにくいです(経験則)
苗のうちの病気は、後々の成長に悪影響なので、避けたいところです
苗とポットの大きさのバランスが悪い、例えば極端にポットが小さいと、根鉢(苗の根っこ部分)がギッチギチなことがよくあります。
そんな苗を植え育てると、根っこの伸びが悪くなりやすく、結果あまり成長しないことにも。
以上が良い苗の選び方なのですが、とはいえ、たまたま購入した苗が「良くない苗」な場合もあるでしょう。
よくない苗は全く育たないのか?というと、そんなことはありません。
少し育てにくい、手がかかることもありますが、よくない苗でもある程度は育ちます。
しかし、よくない苗で心配なのは「養分を吸う力が弱い」可能性があることです。

例えば、根っこがグルグルにギッチギチに巻いてしまっている「老化苗」
根っこがこのように窮屈だと、根っこから養分を吸うのが困難になっていることがよくあります。
そんな時の対策は、主に二つ
①新しい根っこを伸ばさせる

根鉢の古い根っこ部分をひとまわりほど切り落として土に戻し、新しい根っこが生えるように促す荒療治です
②液肥を葉面散布

根っこからうまく養分を吸収できなさげなときは、葉っぱから吸収させると即効性もあり良いです。
実は植物は、根っこからだけじゃなく、葉っぱや茎から養分もある程度吸収できるのです。
老化した苗で根っこがやばい時、葉っぱから養分を吸収させることで、肥料切れを防ぐことが可能です。
養分があれば植物は大きく育つことができるので、葉面散布おすすめです。
とはいえ
良い苗をゲットできるに越したことはありません。
園芸ショップでの苗選びは慎重に。

この記事があなたの家庭菜園のお役に立ちますように。
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