
どうも、農家妻しばさくです。
ご覧いただきありがとうございます。
光屈性とは
植物が光の方向へ伸びる性質のことです。

例えば
半日陰に植えた野菜が
太陽を求めて茎を曲げながら斜めに伸びたりしているのを見たことがありませんか?
それです

光に向かって伸びる仕組みの正体は
植物ホルモン「オーキシン」
オーキシンは植物の伸長に関係している物質なのですが
このオーキシン、植物の先端部分で作られて
徐々に体内を移動していきます。
そしてその移動の特徴の一つに
「光を避けて移動する」
というのがあります
光が一方向から不自然に当たった植物は
光が当たっていない側に多くオーキシンが移動し
それゆえに光が当たっていない側が多く伸長するので
まるで光に向かって曲がりくねりながら伸びているような現象をおこすのです
このような屈性現象は
光以外にもあります
例えば「重力」

植物は重力を感知する能力があって
この重力に従ったりまたは逆らったりする屈性を
重力屈性、屈地性といいます
他には「接触」

植物は接触の刺激によって伸長する性質があります。
これを接触屈性といいます
主にツルで見られる性質です
どの屈性であっても関わっているとされているのが
オーキシンです

ただ
詳細はあまり明らかになっていません。
これからの研究に期待ですね
この記事があなたの家庭菜園のお役に立ちますように。
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