農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
収穫用の腰カゴ欲しい
腰カゴを探しているけど、良いのとなかなか出会えない
腰カゴを手作りしてみたい
今回の記事では、以下のことがわかります
PPバンド腰カゴの作り方
腰カゴ作りの注意点
この記事を書いている私しばさくは、家庭菜園歴9年目の、ハンドメイド好き現役農家妻です。
腰カゴは野菜の収穫に便利なアイテムです
しかし、なかなか気に入った大きさのものに出会えなくて悩むことも。
そんな時は、自分で作るという選択肢があります。
今回の記事では、PPバンドを使って作るプラカゴを応用した、腰カゴの作り方を写真を交えてご紹介します。
もくじ
【家庭菜園】腰カゴ作りの材料と道具【PPバンドプラカゴ】
まずは材料です
◎PPバンド
(好きな色でOK、1色でも作れるけど2色以上あると模様が綺麗に出ます)
◎針金
(太さは1〜1.5ミリが扱いやすい、長さはカゴの周囲の5周分ぐらい)
◎腰紐
(長さは2メートルぐらい、幅1cm程度だと作業しやすい、私はマイカセン使用)
次にあると便利な道具です
長い定規(メジャーでも可)
ハサミ
洗濯バサミ
養生テープ(マスキングテープ)
ペンチ
材料と道具を揃えて、じゃぁ早速腰カゴ作りに取り掛かろう!
とはやる気持ちはわかりますが、少々お待ちください。
まずは、カゴを作るための設計図を考えましょう。
【家庭菜園】腰カゴ作り準備;サイズを決めて材料を切る【PPバンドプラカゴ】
まずはどんな大きさのカゴを作るかを考えます。
とはいえ難しく考える必要はありません。
立方体を作るイメージで次の3つを決めます。
- 底面縦(cm)
- 底面横cm)
- カゴの高さ(cm)
長さを決めるときは、1.5cmの倍数だとキリが良いです。(PPバンドの幅が1.5cmだから)
次に、上で決めたサイズに合わせて、PPバンドと針金を切っていきます。
計算式は次のとおりです。
PPバンド
底面縦軸用:〈長さ〉カゴの高さ+底面縦+カゴの高さ+30cm、〈本数〉底面横÷1.5cm
底面横軸用:〈長さ〉カゴの高さ+底面横+カゴの高さ+30cm、〈本数〉底面縦÷1.5cm
側面用:〈長さ〉底面の周囲の長さ+15cm、〈本数〉カゴの高さ÷1.5cm
※縁補強用に、側面用の長さのPPバンドを2本ほど余分に切っておくと良いです。
針金
底面の周囲×4〜5周分
想像しやすいように、私が今回作るカゴの完成予想図から計算しましょう。
今回オーダーのあったカゴの大きさイメージは
- 底面縦:21cm
- 底面横:21cm
- カゴの高さ:30cm
ここからPPバンドを切るための長さと本数を計算式に当てはめたら
底面縦軸用:
〈長さ〉カゴの高さ+底面縦+カゴの高さ+30cm
30cm+21cm+30cm+30cm=111cm
〈本数〉底面横÷1.5cm
21cm÷1.5cm=14本
底面横軸用:
〈長さ〉カゴの高さ+底面横+カゴの高さ+30cm
30cm+21cm+30cm+30cm=111cm
〈本数〉底面縦÷1.5cm
21cm÷1.5cm=14本
側面用:
〈長さ〉底面の周囲の長さ+15cm
21cm+21cm+21cm+21cm+15cm=99cm
〈本数〉カゴの高さ÷1.5cm
30cm÷1.5cm=20本
プラス縁補強用に2本
この計算式をもとに、PPバンドをひたすら切ります。
その時に、長い定規やメジャーがあると便利です。
PPバンドの色の使い分けですが、2色で編む場合は底面用と側面用の色を分けると良いでしょう。
3色使う場合は、底面縦軸、底面横軸、側面と色分けしたらカラフルです。
注意事項ですが、PPバンドを切るとすごくクルクルしています。
しっかり伸ばしてから編むと作業しやすいです。
時間に余裕があるなら、切ったPPバンドを吊るしておくと重力で伸びてきます。
私は余裕を持って2週間〜1ヶ月ほど吊るしています。
【家庭菜園】腰カゴ作り①底を編む【PPバンドプラカゴ】
PPバンドが切れたら、次はいよいよ編んでいきます。
作業前に、底面で使うPPバンドを真ん中に折り目をつけておくことで、底面を編み上げた後はみ出てるPPバンドの長さを均一にする目安になります。
まずは底面横軸用をなるべく隙間なく縦に並べていきます。
先につけた折り目がまっすぐになるようにすると後々楽です。
並べたら両端を養生テープやマスキングテープで止めておくと作業がしやすくなります。
並べた横軸用PPバンドの真ん中がどこかわかるようにします。
次に縦軸用PPバンドを横軸PPバンドに互い違いに差し込んで編みます。
PPバンドの折り目が、横軸用PPバンドの真ん中に来るようにします。
並んだ折り目に沿って差し込み、2本目は1本目とは逆に互い違いに差し込みます。
次に3本目、4本目…と順に編み込んでいき、その都度隙間が出ないようペンチで詰めていきます。
底面が編み上がったら、はみ出ているPPバンドを直角に立ち上げます
【家庭菜園】腰カゴ作り②側面を編む【PPバンドプラカゴ】
底面が編み上がったら、次は側面を編み込みます。
直角に立ち上げた底面PPバンドに、側面用PPバンドを互い違いに編み込みましょう。
編み進めていくと、側面PPバンドは安定しないので浮いてきます。
場所を固定するため、洗濯バサミを使うと便利です。
1本目編んだら次は2本目上に編み込みますが、その際も底面を編む時と同様に、1本目とは互い違いに編み込みます。
二本目以降の編みはじめは、下の段とずらして始めるとキレイに編み上げることができます。
編み進めながら、隙間ができないように上下左右詰めていきます。
側面用に切ったPPバンドを全て編んだら、上にはみ出ている部分を縁ぎりぎりで数カ所手前に折って洗濯バサミで止めておきます
【家庭菜園】腰カゴ作り③縁の処理【PPバンドプラカゴ】
側面を希望の高さまで編み込んだら、次は縁の処理です。
まずは、縁に針金を仕込みます。
縁に沿って、前もって切ってあった針金を添わせます。
洗濯バサミをうまく使って、針金が落ちないように仮固定します。
針金を仕込んだら、次は縁にはみ出ているPPバンドの端を全て折り曲げて、カゴに差し込んでいきます。
編み込みによって、側面外側に差し込むのと、内側に差し込むのとが互い違いになっていると思いますが、全て差し込みましょう。
差し込む時、PPバンドの端の角が引っかかることがよくありますので、とういうときはハサミで角をカットしておくとスムーズにさしこめます。
最後まで差し込んで端がはみ出る場合は、切りのいいところでカットします。
全て差し込んだら、縁の補強です。
縁補強用に切っておいたPPバンドを編み込んで縁処理は完了です。
【家庭菜園】腰カゴ作り④腰紐装着【PPバンドプラカゴ】
縁処理が終わったら、最後に腰紐を仕込みます。
縁外側に、腰紐を通します。
これで腰カゴは完成です。お疲れ様でした。
まとめ
腰カゴは、PPバンドで自分で編めます。
自作することで、市販品よりも安く、そして自分の好きな大きさや色合いにできるので、おススメです。
ただし、あくまでも独学なので、これが正解とは言い切れません。
正しい作り方をお知りになりたい場合は、本を読むことをお勧めします。
この記事があなたのお役に立ちますように。最後までご覧いただきありがとうございました。