農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
「家庭菜園作業中にクッツキムシが服や手袋にくっついてウザい」
「そういやクッツキムシって正式名称なんていうんだろう?」
「どんな種類があるんだろう?」
「畑や庭でクッツキムシの被害にあわない対策を知りたい」

今回の記事では、以下のことがわかります
- クッツキムシ(ヒッツキムシ)の正式名称や種類
- お外作業でのクッツキムシ対策
この記事を書いている私、しばさくは、家庭菜園歴7年目突入中の、現役農家妻です。
クッツキムシ(ヒッツキムシ)は、とても生育が旺盛な雑草たちです。
生育範囲を広げるために、実に「くっつく仕組み」を備えた賢い植物、それがクッツキムシです。
人間の衣服や動物の毛皮等にくっついて、遠くまで運んでもらおうとしています。
「いやいや、君たちの思惑通りにはなりません!」
今回の記事では、クッツキムシの種類や、家庭菜園・庭・畑・藪で作業するときのクッツキムシ対策をご紹介しますね。
もくじ
【ウザい】クッツキムシの種類まとめ【よく見かけるやつ】
クッツキムシ(ヒッツキムシと呼ぶ地域もあるそうです)と一言にいっても、種類があるのです。
よく見かける代表的なクッツキムシの系統がこちら
- オナモミ系(実に鉤がとげとげのようについてるもの)
- センダングサ系(実に逆さとげがあるもの)
- ヌスビトハギ系(実の表面にすごく細かい鉤が生えているもの)

他にもいろんな種類があるようです。
参考↓
https://www.nacsj.or.jp/archive/2014/08/1280/
どれも実にしかけがあって、人間の衣服や動物の毛や皮、鳥の羽毛等にくっついて、生育範囲を広げようともくろんでいます。
これらの雑草たちをすべてひっくるめて、私たちはクッツキムシやヒッツキムシと呼んでいるのです。
いずれにしろ、こいつらが衣服につくとめっちゃ鬱陶しいですよね?
でも、家庭菜園や庭で作業していると、そこまで気を使ってられません。
「なるべくくっつくのを阻止したい!」
わかります、私もそうです。
そんなあなたのため、次のセクションでは、クッツキムシ対策をご紹介しますね。
【家庭菜園作業】クッツキムシ対策3つ【庭・畑・藪での行動】
気づくと服や手袋にくっついている厄介者:クッツキムシ
「トゲトゲタイプはチクチク肌を刺すから、家庭菜園作業に集中できない!」
「庭や畑、藪でよく見かけるクッツキムシがくっつかないようにする方法はないの?」
わたくし農家妻しばさくが秋~冬にかけてしているクッツキムシ対策をご紹介します。
クッツキムシ対策①作業着を変える
クッツキムシ類がくっつきにくい素材の作業着を身にまといましょう。
ワークマン的な作業着やさんでおいている、ガチ系の作業着は素材的にくっつきにくい者が多いです。
ヤッケ等のナイロン製のシャバシャバした素材はくっつきません。
靴は長靴にしましょう。
間違ってもウールの靴下&サンダルで藪に入らないでください。
出てきたときには靴下にはクッツキムシが大量についている可能性が激高です。
手袋にも気をつけましょう。
軍手は論外です。(めっちゃくっつきます)
私が愛用しているタフレッドのように、掌部分はグリップ素材で手の甲部分が布で出来ているような手袋は、グリップは無事ですが布部分にクッツキムシがめっちゃくっつくます。
私が今まで試した手袋で、クッツキムシの被害が全くなかったものは、テムレスだけでした。
クッツキムシ対策②鎌や鋏を携帯
クッツキムシ類が生えている場所に立ち入りたいときに鎌や刈り込み鋏を携帯しているととても便利です。
作業着がくっつかない素材だったとしても、そのままクッツキムシに体当たりしたら服の中にクッツキムシが侵入することがあります。
素肌にイガイガはめっちゃ不快感ですよ。(経験者)
枯草であっても、草むらに入るときは鎌等で道を切り開きながら進むことをお勧めします。
また、鎌で枯草を薙ぎ払ったときに、クッツキムシや枯れ葉等が目に入ることもあります。
クッツキムシのようなイガイガ素材が目に当たると、とても痛いです。
ヘタすると病院行きになるかも…
防塵グラスや花粉対策メガネをかけていると、目のケガを予防できますよ。
クッツキムシ対策③早めの駆除
畑や庭にクッツキムシ系の雑草を蔓延らせない工夫も必要です。
生えているのを見つけたら、引っこ抜きましょう。
鎌や鋏で切ってしまってもOKですが、クッツキムシ系の雑草は生育旺盛です。
切った部分から脇芽がでて、花を咲かせ実を付けます。
できれば根っこから抜く方が、後々の手間が省けます。
もし引っこ抜くのが難しい場合は、実をつけさせないように気をつけましょう。
クッツキムシ類はすべて実・種です。
花が咲き実がつくまでに、その花芽の部分だけでも取り除いておくと、実や種が増えるのを少なくすることが出来るはずです。
それでもくっついたやつは…
どれだけ対策していても、やっぱり人間の隙をついてくっつくのがクッツキムシです。
もしクッツキムシをみつけたら、取るの面倒ですよね?
それがカンタンにとれる方法があるのです。
テレレッテレー♪「ウェットティッシュ~」(ドラえもん風)
ウェットティッシュで服についたクッツキムシをふくと、みるみるとれるそうです。
お試しください。
参考記事↓
https://yukawanet.com/archives/hittukimusi20201105.html
まとめ
クッツキムシ(ヒッツキムシ)は、オナモミ系、センダングサ系、ヌスビトハギ系などいろんな種類のある、生育旺盛な雑草たちの相称です。
クッツキムシ対策は①衣服を変える②作業時は鎌や鋏を携帯する③生えていたら早めに引っこ抜く
あなたの家庭菜園ライフが充実しますように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。