農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
「竹ぼうきの作り方を知りたい」
「田舎暮らしの自作品(DIY)を知りたい」
「田舎暮らしの様子を知りたい」
今回の記事では、以下のことがわかります
- 竹ぼうきを自作するときの材料や作り方
- 竹ぼうきを自作するメリット・デメリット
この記事を書いている私しばさくは、田舎暮らし7年目の現役農家妻です。
私事ですが先日、愛用のホウキが壊れました。
田舎暮らしゆえに、買い物の頻度が月1と決めているので、しばらく入手できない。
でも、ホウキが欲しい。
困った私は、身近にあるものでホウキを自作することにしました。
そのあるものとは、田舎暮らしには切っても切り離せない「竹」です。
今回の記事では、田舎に身近な存在「竹」でホウキを自作したレポと、作ってみて分かったメリットやデメリットをご紹介します。
もくじ
【田舎暮らし】竹ぼうきって自作できる?材料や作り方は?

結論から言いますと、竹ぼうきは自作できます。
作る工程は3ステップです。
①材料準備
材料はもちろん、竹です。
パーツとしては
- 柄の部分:竹の幹
実際に竹を握ってみて、ホウキとして使うのに手ごろな太さで、必要な長さをを切り取ります。
長さは作りたい大きさによって変わりますが、目安としては1メートルまでがホウキとして使いやすいです。
- ホウキ部分:竹の笹部分
竹の幹から伸びている枝葉部分がホウキのパーツになります。
希望の大きさにするため30~60㎝の長さにカットして使います。
そしてこの材料である竹は、あらかじめ伐採して軽く乾燥させておく方が作業しやすいです。
乾燥の目安は、葉っぱがカサカサになって手でしごいたら落ちる程度です。
あとは巻き付けるときに固定する針金と、枝をカットするための枝切りばさみやのこぎり。
針金を固定するペンチもあると便利です。
②柄にホウキパーツを巻き付けて固定
柄にホウキパーツを巻き付けます。
まず30㎝程度に切ったパーツを柄の先端に軽く巻き付けて針金で固定します。
次にその上から長いパーツを巻き付け、3か所針金で固定します。
③隙間にホウキパーツを埋めていく
針金で固定するだけだと、どうしても隙間ができ、ぐらぐらして不安定。
なので、残りのホウキパーツを差し込んで隙間を埋めます。
安定したら長さやフォルムを整えて完成です。
ここまでざっくり説明しましたが、文字だけじゃぁあまりピンとこないかもしれません。。
次セクションでは、実際に私が作った竹ぼうきの作業工程をお披露目します。
【田舎暮らし】竹ぼうき自分で作ってみた【初挑戦】

ここからは私が以前作った竹ぼうきの作業模様を画像を交えてご紹介します。
画像はピンタレストを張り付けていますが、こちらのアカウントは私しばさく個人のもので作業した時にアップした画像を張り付けています。
まずは竹を準備。
今回は冬のうちに伐採していた竹と、1週間ほど前に邪魔なので切った竹を使用。
竹から枝部分をすべて切り落とします。
切り落とした枝は、そのままでは大きすぎるため、長さ30㎝~60㎝の小枝にします。
長さに幅があるのは、1回目の巻き付けには短めのものを、2回目の巻き付けには長いものを使うからです。
最終的には切りそろえるので、大きすぎなければ結構適当でも大丈夫です。
この小枝がホウキのパーツになるので、なるべくたくさん作っておきます。
じゃないと、隙間を埋めるときに無くなったりします(経験談)。
柄の部分となる竹の幹は、握ってしっくりくる太さ部分を探します。
そして、1メートル程度の長さに切ります。
長くても後でのこぎりで切ればいいので、今はざっくりで大丈夫。
パーツが揃ったら、組み立て開始です。
まずホウキパーツの短めのものを、柄の先端10㎝部分を中心にぐるっと一周添えます。
手で握ってホウキパーツをおさえながら、針金で固定。
隙間に細めのパーツを差し込みます。
次に、長めのホウキパーツを、さっき巻き付けた上に添えていきます。
イイ感じのホウキっぽくなったら針金で3か所固定します。
この時点では、たくさん隙間があるので、余ったホウキパーツを差し込んでいきます。
ホウキ全体がぐらぐらしなくなったら、OK.
全体的にみて、長すぎるところをカットします。
実際に掃いてみて、柄の長さ具合を確認。
長い場合はのこぎりで切手調整できます。
完成です。
今回は3本作りました。
掃き心地はまずまずです。
【田舎暮らし】自作竹ぼうきのメリット・デメリット

最後に自作竹ぼうきのメリットやデメリットをご紹介します。
自作メリット①安上がり
自分で作ると安上がりです。
ホウキ代節約になります。
しっかりした竹ぼうきではホームセンターだと1本1000円~2000円程度しますので、その分浮いたお金で欲しいものを買うこともできます。
自作メリット②エコ
自作竹ホウキの材料は、竹林に生えている竹です。
自然由来の材料を使って作るので環境にも優しく、エコと言えるでしょう。
自作メリット③竹の有効活用
田舎暮らしをしていると、山野管理として竹は定期的に伐採しなければいけません。
伐採した竹は、家庭菜園の支柱に使う意外特に活用場所もありません。
捨てられ土に還るだけの竹を使うという意味で、竹の有効活用と言えるでしょう。
自作のデメリット①めんどくさい
ぶっちゃけ、竹ぼうきづくりはめんどくさいです。
DIYや日曜大工、手仕事が好きな人じゃないと、やってられないと感じるでしょう。
自作のデメリット②時間がかかる
竹ホウキを1本作るのに、慣れてなければ2時間ぐらいかかります。
初挑戦の私で、3本作るのに4時間ぐらいかかりました。
忙しい人には向きません。
自作のデメリット③素人作りなので不格好
竹職人でもないぎり、売られているモノのようなきれいな出来あがりは期待しない方が良いでしょう。
私は「広い面積を豪快に掃き掃除できれば見た目は関係ない」というスタンスで作ったので、多少不格好でも平気ですが(笑)
不格好でも味があっていい!と感じる人や、手作りにこだわりたい人には向いているかもしれません。
まとめ
竹ホウキは自作できます。
伐採して乾燥させた竹と針金さえあれば、結構誰でも作れると感じました。
作る工程で重要な部分は「ホウキパーツを多めに作る」「針金で止める」「隙間を埋める」の3点です。
自作竹ホウキのメリットは安上がりでエコ、デメリットは時間がかかってめんどくさいことです。
総合的に見て、自分で作ったホウキは、田舎暮らしっぽくて私は気に入ってます。
あなたの田舎暮らし生活の参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。