農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
「野イチゴとヘビイチゴの違いが分からない」
「野イチゴとヘビイチゴの見分け方を知りたい」
「野イチゴとヘビイチゴは食べられるの?」
今回の記事では、以下のことがわかります
- 野イチゴとヘビイチゴの違い
- 野イチゴとヘビイチゴの見分け方
- 野イチゴもヘビイチゴも食べられる
この記事を書いている私しばさくは、田舎暮らし歴8年目の現役農家妻です。
お茶の木や草むらによく見かける赤い実
全て野イチゴと思っていませんか?
中にはヘビイチゴが混じっているんです。
「ぱっと見、同じやん」
そう思ったそこのあなた。
実は違いがあるのです。
今回の記事では、田舎暮らしではおなじみ「野イチゴ」と「ヘビイチゴ」についてご紹介します。
【田舎暮らし】野イチゴとヘビイチゴの違い

野イチゴとヘビイチゴ。
ぱっと見だと、どれがが野イチゴで、ヘビイチゴなのかわかりませんんよね。
それもそのはず。
野イチゴもヘビイチゴも、同じバラ科の植物です。
パッと見たら一見同じで分かりにくいのもうなずけます。
その中でも、一般的な野イチゴは「キイチゴ属」に分類されていて、茎や
葉っぱに棘がある低木のような見た目が特徴的です。
キイチゴ属の代表的なものとしては「ラズベリー」「ブラックベリー」があります。
代表的な野イチゴの中には「クサイチゴ」や「クマイチゴ」、「フユイチゴ」等があります。
そしてヘビイチゴは同じバラ科でも「キジムシロ族」に分類され、野イチゴとは違い地面を張って伸びていくタイプです。
ヘビイチゴも野イチゴも、どちらも藪の中や木の根元に生息しているので、ぱっと見ただけでは見分けがつきにくいのもわかります。
「これはヘビイチゴかな」
と藪の中に手を突っ込んで、茎の棘に刺さって
「野イチゴやーん」
ってなったことのある田舎暮らし民は多いはず(私です)。
「ぱっと見て同じようなら、どうやって野イチゴとヘビイチゴを見分けるの?」
詳しくは次のセクションでご紹介します。
【田舎暮らし】野イチゴとヘビイチゴの見分け方

「ヘビイチゴかと思ってちぎったら棘にやられた、野イチゴやん」
そんなことにならないためにも、野イチゴとヘビイチゴの違いをご紹介します。
先にも少し触れましたが、野イチゴかヘビイチゴかを見分ける一番簡単な方法は「棘」です。
葉っぱや茎を見て、棘がなければヘビイチゴです。
棘があったら野イチゴです。
次に見分けやすい箇所は、伸び方です。
地面を這うように伸びていて、成長の仕方が一般のイチゴのように細いツルではびこっているのがヘビイチゴです。
対して野イチゴは、低木のように茎がしっかりしています。
「藪になってて茎がよく見えない」
そんな時のために、実の見分け方もご紹介します。
野イチゴの実は、プリンとしていてみずみずしいのが特徴です。
対してヘビイチゴは光沢がなくパサパサした見た目です。
実の色は、野イチゴよりヘビイチゴの方が赤みが濃いです。
さてさて、野イチゴとヘビイチゴの違いを理解して次にする行動と言えば「食べる」ですよね。
「野イチゴ食べたかったのに、ヘビイチゴんやん。食べられないよ」
と思ってるそこのあなた。
それ、間違っています。
野イチゴだけじゃなく、ヘビイチゴも食べられますよ。
詳しくは次セクションで。
【田舎暮らし】野イチゴとヘビイチゴは食べられる!触感や味は?

結論から言いますと、野イチゴもヘビイチゴも食べられます。
野イチゴは甘酸っぱくて野草を感じる味なのに対し、ヘビイチゴは全く味がありません。
触感は、野イチゴはプチプチとしているのに対し、ヘビイチゴはスポンジのような触感でスカスカです。
しかし両方食べられます。
この記事を執筆するにあたり、実際に両方食べました。
確かにヘビイチゴは美味しくありませんでした(笑)
田舎暮らし民は、草むしりやお茶摘みの時に美味しそうな野イチゴを見つけては「ひょいぱく」しています(私です)。
ヘビイチゴは実はキレイなのですが、いかんせん美味しくないので田舎暮らし民でも好んで食べません。
それでももし、あえて食べるとするなら、焼酎漬けやジャム等に加工するのがいいでしょう。
まとめ
野イチゴとヘビイチゴはぱっと見て分かりにくいですが、茎のとげや伸び方、実の色つや等に違いがあり、見分けることができます。
野イチゴもヘビイチゴも食べられますが、ヘビイチゴはおいしくありません。
あなたの田舎暮らしライフのお役に立ちますように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。